低品質な被リンク(バックリンク)/外部リンクとは?

「低品被リンク外部リンクってどんなもの?」

「低品被リンクはどんな影響が出るの?」

サイト運用を行うにあたって、低品被リンクはなるべく避けるべきものになります。この記事では、外部リンクについての基本的情報、SEOに重要な理由などについてご紹介致します。

また、低品、悪影響な被リンクとは一体どんなものなのかをしっかり把握しておくことで、サイト運用に役立たせることも出来ます。低品被リンク外部リンクがどう言ったものか内容をしっかりと頭に入れ、SEO対策検索エンジンからの評価をより得られるようにしていきましょう。

目次

被リンク・外部リンクとは?

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SEO対策コンテンツSEOを行う際、必ず聞くのがこの被リンク外部リンクという言葉になります。この外部リンク・被リンクは、外部のサイトから自社サイトに向けられたリンクの事を指します。この外部リンクは、サイトの人気や評価を図る指標としてGoogle検索エンジン検索順位・ランキングを決めるアルゴリズムに取り入れている重要な要素となっています。

この外部リンクパフォーマンスをもとに検索エンジンはサイト評価を行い、検索順位のランク付けを行っています。良被リンクを集めるためには、良コンテンツを制作することがSEOにおいても非常に重要となり、検索上位表示のためにも欠かすことが出来ません。

バックリンクとは?

バックリンクとは、主にSEOで用いられる用語になります。名称が異なるだけで、被リンク外部リンクと意味合いは変わりません。バックリンクがWebページへ与える影響はリンクジュースと呼ばれることもあります。他サイトからのバックリンクを多数得ることは検索エンジンの評価を高めることに繋がります。

さらに、自社サイトから他サイトへのバックリンクを設置するという事が、その外部サイトが重要だという評価することになります。こうしたWebサイト間で流動する評価が、リンクジュースと呼ばれるものになります。

SEOになぜ被リンク・外部リンクが重要なのか?

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被リンクSEO効果的」「SEO対策に有効な被リンク」など、SEO対策についての情報の中には必ずこの被リンクがあります。SEOに重要という内容は非常に多くありますが、何がどうなってSEO効果的なのか、その根本はしっかり理解できているでしょうか?ここでは、SEOになぜ被リンクが重要なのか、その理由の中で特に大切な3つのポイントをご紹介致します。

上位表示されやすくなる

検索エンジン被リンクを獲得したサイトの評価し、被リンクを受けたページの検索ランキングを上げます。検索エンジンは、この被リンクユーザーからの投票とみなしており、被リンクを獲得しているページまたドメインは、すなわちユーザーにとって有益なページであると考えているため、検索順位がアップしていきます。これを「ページランク」といい、Googleアルゴリズムでの中でも非常に大切な項目になっています。
※実際にはもっと複雑なアルゴリズム検索順位が決められ順位変動します。

ドメインパワー向上

ドメインパワーとは、検索エンジンから見たページの信頼性・評価の事です。このドメインパワーは検索エンジンがランキングを決定するうえでの評価項目の一つになっています。検索エンジンからの評価が上がるのは、被リンクを獲得したページのみという訳ではありません。

トップページ、カテゴリページなど、内部リンクで繋がっている全ての評価が向上します。もちろん直接被リンクを獲得したページの検索ランキングは非常に上がりやすくなりますが、それ以外のページでも検索ランキングが上がりやすくなっていきます。被リンクを獲得することで、サイト全体の評価を上げることを「ドメインパワーが強くなる」と言います。

クローラビリティの向上

クローラビリティとは、簡単に言えばクローラーがサイト内を巡回しやすいようにすることです。クローラビリティを向上させるという事は、クローラーがサイト内をうまく巡回してくれるのでSEO対策にも繋がります。ページに被リンクが増えると、クローラがページを訪れる回数も自然に増えていきます。

つまり、クローラビリティが向上するという事になります。クローラビリティが向上すれば、ページ情報の更新の際、検索エンジンがそのページの評価を更新するスピードも格段に上がります。

悪影響のある被リンクとは?

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サイトの運用を続けていくと、被リンクの獲得する数は増えていきます。しかし、その全てが良被リンクであるとは限りません。「被リンクが多ければ評価は上がる」というお話を先ほどしましたが、悪被リンクは逆に評価を落とし、最悪の場合手動ペナルティを課せられるという事もあります。

被リンクをしっかりと見極め、低品被リンク、不要な被リンクはリンクの否認ツールを正しく利用することが出来るようになれば検索エンジンからの評価を最適化することが可能になるでしょう。

被リンクはサイトの評価を上げる一方、こうした悪なモノばかりが増えるとその悪影響は計り知れません。そのためにも、ここでしっかりと悪影響のある低品被リンクについてしっかりと理解を深め、正しいSEO対策被リンク対策を行えるようにしておきましょう。

リンク集系サイトからの被リンク

リンク集系サイトとは、サイト名やURL、画像バナーからのリンクのみが羅列しているサイトです。こうしたコンテンツ力に乏しいリンク集からの被リンクはなるべく否認した方がいいでしょう。

過去には被リンクが検索ランキングの評価基準に大きく影響を及ぼしていた時期もありました。その時代にはこうしたリンク集サイトは非常に多く存在していましたが、検索エンジンにペンギンアップデートが実装されてからは、こうしたリンク集系サイトからの被リンク効果はありません。効果がないどころか悪影響も。

また、リンク集系サイトに似たリンクを目的としたサイトなどもあります。過剰なリンク交換や相互リンクを検索結果の順位に悪影響を及ぼす確率が非常に高くなります。サイトによっては、あえてこうしたリンク集ページを設けて便利なサイトやサイトを紹介しているといったこともあります。

このような被リンクが貼られているメインコンテンツではないサイトの場合、否認する必要はありません。「リンク集ページだから悪だ」と即座に判断するのではなく、しっかりと見極めて適切に対応するようにしましょう。

アダルト系サイトからの被リンク

成人向けのアダルト系サイトは多くの方が否認しているのではないでしょうか。しかし、アダルト系サイトの全てが悪という訳ではありません。確かにあまりいい印象を持つことは出来ないでしょう。ですが、そのサイトがスパム行為などをしていなければ、普通のサイトと同等の扱いになります。

被リンクを張っている成人向けサイトが低品サイトでなければ、検索エンジンからの評価はプラスになります。自社のサイトにアダルト要素がないにもかかわらず、こうしたサイトにリンクが貼られてしまうと多くの方が不安になるでしょう。しかし、関連性のないサイトからの被リンク効果がないと言われていますが、否認まですることはありません。

あくまでも、関連性の高いサイトからの被リンク効果が高いという事で、関連性の薄いサイトからの被リンクは評価を下げることにはなりません。ですが、やはり中には非常に悪なサイトがあるというのも事実です。

被リンクの元サイトが高品なものである場合はそのままでも構わないでしょう。しかし、低品なもの、少しでも疑わしいものなどは否認する方がいいでしょう。悪な成人向けサイトの被リンクを放置していると高いリスクが発生するため、判断基準は厳しくしておくようにして下さい。

自動生成されたコンテンツを含むサイトからの被リンク

自動生成コンテンツとは、プログラムなどによって自動的に作成されたの事を指します。Googleは、プログラムを用いることで自動生成コンテンツを認識することが出来ます。その中でも特に悪コンテンツユーザーにとって価値がないと判断され、Google手動ペナルティの対象になります。

自動生成されたコンテンツで特に有名なのが「ワードサラダ」です。このワードサラダとは、文法やキーワードをランダムに組み合わせることで生まれた意味のない文章の事です。一見すると充実したコンテンツのように見えるものですが、実際読んでみると内容を理解することは全くできません。

ワードサラダはユーザーに何の利益も与えないコンテンツで、また、文法すら適当でキーワードのみを詰め込んだものもあるため、こうしたものは全て否認してください。サイトのランキングを上位にあげようとしている場合、「被リンク数を増やすことによって順位が上がる」と考えている方も多くいるでしょう。

しかし大切なのは関連性の高いサイト、コンテンツが充実しているサイトなどからの自然な被リンクが貼られることです。ページからの被リンクは増やす意味はありません。自動生成されたコンテンツを含むサイトからの被リンク獲得は効果がないだけでなく、悪影響を及ぼすという事をしっかりと頭に入れておいてください。

コンテンツ内容が薄いサイトからの被リンク

インデックスされたページが少ない、コンテンツ内容が薄い、または、全くないサイトからの被リンクは可能な限り否認しましょう。少し前までは、コンテンツファームと呼ばれる、コンテンツよりも量に重点を置いたサイトが上位に表示されるという傾向にありました。

ですが、その後のパンダアップデートによってユーザーに対して価値のないコンテンツのみのサイトは、ランキング上位から排除されるようになりました。サイトの運用歴が長いほど、被リンクの数も増えていきます。そのため、コンテンツ内容が薄いサイトからの被リンクが張られる可能性も高まってしまうでしょう。

他サイトの内容を引用しただけのサイト、文章量が少なくコンテンツがほとんどないサイトだけでなく、ディレクトリ階層が深いページからの被リンクが張られているサイトも注意してください。例えばそのサイトを「site:ドメイン」で検索した際に、インデックス数が少ない場合は、意図的に被リンクを張っている可能性が高くなります。

Googleは、過去に内容が薄いコンテンツに対して大規模なペナルティを与えたことがあります。コンテンツ内容の薄いサイトからの被リンクをそのままにしてしまうと、自社サイトに大きな悪影響を与えてしまいますので、必ず注意深くチェックするようにしておきましょう。

存在しないページ、サイトからの被リンク

被リンクが張られたサイトのURLを確認すると、実はもうすでにページが存在していないなんてこともあります。ですが、削除済みのページや404エラーなどの表示がされるページからの被リンク自体が検索エンジンへの悪影響を与えるという事はありません。

ですが、エラーなどでサイト自体が低品だった場合、評価が下がるという可能性は大きくなります。例えば、先ほどお話ししたようなコンテンツの薄いサイトなど、ユーザーの利益にならないサイトなどは低評価に繋がります。存在しないサイト元ページが低品な場合は、否認することをオススメします。

また、サイト自体が見つからない場合なども否認対象としておきましょう。サーチコンソールなどで被リンクを確認すると、中には存在しないページやサイトからの被リンクが残っていることがあるでしょう。

元のページやサイトが削除されている場合は、リンクレポートから消されていますが、消されるまで時間はかかるでしょう。また、存在しないサイトやページが復活し、より悪なものとなるという事も十分考えられますので、こういった場合も想定し否認するようにしておきましょう。

警告が表示されるサイトの被リンク

サイトを開こうとした際にセキュリティソフトが反応してしまうという場合、そのサイトは危険なコンテンツを含んでいるという事があるでしょう。例えば個人情報を盗まれるフィッシングサイトに繋がったり、ウイルスが組まれているサイトに繋がるという事もあり得ます。こうした警告が表示されるサイトからの被リンクは否認するようにして下さい。多く見かける警告は以下の3パターンがあります。

「この接続ではプライバシーが保護されません」

安全性が確保されていないサイトにアクセスする際に表示されます。この場合、アクセスする側に原因がある場合もありますが、サイト側がセキュリティ証明書のを切らせてしまっているということもあります。セキュリティ証明書が更新されていないサイトは、外部からかいざんされる可能性もありますので、被リンクは放置しないようにして下さい。

「偽のサイトにアクセスしようとしています」

GoogleのChromeによる警告として、このような表示がされることがあります。危険なサイトにアクセスしようとしている際に表示され、フィッシング詐欺サイトなどの可能性が高いサイトから守ってくれます。個人情報を盗まれてしまうかもしれないため、リスクを回避するためにも否認するようにして下さい。

セキュリティソフトによる警告

パソコンにセキュリティソフトを入れている場合、危険なコンテンツを含む可能性のあるサイトにアクセスしそうなユーザーに対して警告を出してくれます。フィッシング詐欺サイト、プライバシーエラー表示されるサイト、ウイルス検知の場合にも表示されます。セキュリティソフトの制度によっては同じサイトでも警告が出る場合と出ない場合があります。悪サイト発見率を高めることになるため、セキュリティソフトは妥協せずに選ぶようにしましょう。

フィッシング詐欺サイトからの被リンク

被リンクサイトの中には、ごく稀ではありますが、フィッシング詐欺サイトが紛れていることがあります。フィッシング詐欺サイトは、ぱっと見るとアンケートなどに応えることでiPhoneの最新機種が当たるように見えます。ですが、その指示通りに進めていくと、個人情報の入力画面に切り替わり、詐欺サイトやウイルスがインストールされているサイトへの誘導されてしまいます。

むやみにクリックしてしまったり、個人情報などを入力しなければ特に害はありませんので、フィッシング詐欺サイトを見つけた時は即座に否認するようにして下さい。

フィッシング詐欺などのスパム行為は、当然ながらペナルティの対象となります。被リンクを放置してしまうと、Google手動ペナルティを受けているサイトから被リンクが張られているとなる可能性がありますので、特に気を付けるようにして下さい。

投稿機能を利用した被リンク

サイト運用者が張った被リンクではなく、外部ユーザーによって張られた被リンクは否認する方がいいでしょう。外部ユーザーにより、全く関連のないサイトから被リンクが張られる可能性があるためです。よく見るのは、ブログやまとめサイトなどのコメント機能を利用した被リンクです。

例えば、有名人のブログではないのに大量のコメントが書かれていたり、ブログとは何ら関係のないサイトへの被リンクがほとんどといった場合があります。これはコメントスパムという行為に該当し、ほとんど効果はありません。それどころか、内容によっては被リンクと認識されてしまい、低評価に繋がってしまいます。

スレッド系サイトや掲示板サイトの書き込みによる被リンクなども、否認候補としておくといいでしょう。こちらもコメント機能と同様に、関連性のないサイトからの被リンクが張られることがあるため危険です。こうした倍、サイト内では誹謗中傷などが多くある場合もあるでしょう。

誹謗中傷と共に被リンクを張ることで、被リンク先の評判を著しく落とすことがあります。書き込み内容がスレッドと関係があるのか、逆SEO目的な被リンクかどうかをしっかりと確認することが重要となります。

SEOを意識しすぎて貼られた被リンク

SEO対策として被リンク効果的とされていますが、意識しすぎた結果として検索ユーザーに対して好ましくない被リンクとなっているという事も少なくありません。よく見るのは、キーワードを詰め込みすぎた被リンクが張られているサイトになります。その結果アンカーテキストが不自然になってしまうため、ユーザーの利便性を低下させることになります。

不自然な文章が書かれているサイトをユーザー検索エンジンは評価しませんので、否認することをオススメします。また、1ページ内で大量に被リンクを張っている、同じアンカーテキストで同じとび先の被リンクを大量に張っているといったページやサイトもあるでしょう。しかし、これは非常に不自然です。

検索結果のランキング表示を意図的に行っていると捉えられてしまうでしょう。悪SEO業者が作成したサテライトサイトでよく見る手法です。少しでも不自然な被リンクが張られている場合は特に注意するようにして下さい。

現在はあまりありませんが、フッターやサイドバーなどのサイトのほとんどのページに表示される部分に被リンクが張られているサイトも注意してください。被リンクによるSEO効果が非常に強かった時によく利用された手法になりますが、今現在はこの方法はランキング表示の低下に繋がります。

意図して故意に隠された被リンク

意図的にユーザーから見えない部分にリンクを張ることを隠しリンクと言います。ゲーム目的、遊び感覚で隠しリンクを作成するというケースもありますが、過去に検索結果のランキング操作に利用されたことなどから、Googleのガイドライン違反とみなされてしまいます。そのため、被リンクの元サイトが隠したとしても、できれば否認する方がいいでしょう。

  • フォントカラーを背景と同じにし同化させる
  • フォントサイズを0にしてユーザーに見えないようにする
  • 。や・などの文章内で使用されている小さな文字にのみ別のURLを入れる
  • 「text-indent」に規格外数値を指定し、ブラウザ外側にリンクを表示させる
  • 「display:none」でブラウザ上のみ非表示にする
  • 「overflow」「visibility」を指定して被リンクを非表示にする
  • 画像裏側に被リンクを隠す
  • 小さな画像にリンクを張る

上記のようなものは、隠しリンクで良く使用される手法になります。このように、様々な方法で隠しリンクは張ることが可能なため、ユーザーは見つけるのがかなり困難となるでしょう。ですが、全サイトに隠しリンクがあると疑ってもその調査だけでかなりの時間と手間がかかります。そのため、アンカーテキストが被リンク元サイトで見つけられない場合に、隠しリンクがあるかどうか調べてみるといいでしょう。

Google の検索結果でのランキングを操作するためにコンテンツに隠しテキストや隠しリンクを含めることは、偽装行為と見なされることがあり、Google のウェブマスター向けガイドライン(品に関するガイドライン)への違反にあたります。

https://developers.google.com/search/docs/advanced/guidelines/hidden-text-links?hl=ja

隠しテキストがすべて偽装行為と見なされるわけではありません。たとえば、サイトで JavaScript、画像、Flash ファイルといった検索エンジンにとってアクセスしにくい技術が使用されている場合、そのようなアイテムについて説明テキストを使用するとサイトのアクセシビリティが向上することがあります。また、スクリーン リーダー、モバイル ブラウザ、プラグインなしのブラウザ、低速接続環境でアクセスする多くの人間のユーザーもそのようなコンテンツ表示できないため、その場合も説明テキストがあれば役立ちます。

https://developers.google.com/search/docs/advanced/guidelines/hidden-text-links?hl=ja

Google検索セントラル内でも、この隠しリンクについてこのような記述があります。よく読んで、しっかりと内容を把握するようにして下さい。

大量のミラーサイト(コピーサイト)からの被リンク

ミラーサイト(コピーサイト)とは、見た目、コンテンツ内容などが全くサイトの事を指します。無料ブログサービスを利用し、テンプレートを変更したのみでブログが量産され、そこから被リンクが張られることがあります。ブログだけでなく、ドメインを変えただけで見た目が全く同じサイトから被リンクが張られていることもあります。

コピー元コンテンツは様々で、被リンク先との関連性が全くないものだったり、中には被リンクコンテンツのコピーをしているといった事もあります。コピーサイトからの被リンクは、低品だけではなく検索結果のランキング操作だと認識されてしまいます。その結果、Google手動ペナルティの対象となってしまうでしょう。

中には100ドメイン以上のコピーサイトから被リンクを張られているという事もありますので、見かけた際は全て否認するようにして下さい。違うURLであっても、例えば数秒後にリダイレクトされて同じURLに飛び、URLがいくつもあるということを隠しているといった悪なサイトもあります。

コピーサイトからの被リンクは、外部から逆SEO攻撃を受けている可能性も否定できません。コピーサイト以外の方法によって低品被リンクが張られているといった事もあるため、被リンク調査はしっかりと行うようにして下さい。

ペナルティを受けているサイトからの被リンク

ペナルティを受けているサイトというのは、Google検索エンジンからガイドラインに違反していると判断されて、低評価を受けています。ペナルティを受けているサイトからの被リンクをそのままにしてしまうと、関連性があると認識されてしまい、同じように低評価を受けることがあります。

Googleからのペナルティは「手動ペナルティ」「自動ペナルティ」の2つがあります。手動ペナルティを受けているサイトは、運営者でなければ知ることは出来ません。しかし、なんらかの方法で手動ペナルティを受けていると分かったサイトからの被リンクは否認するようにしましょう。

自動ペナルティを受けている場合、「site:ドメイン名」で被リンクの元サイトを調べることで、検索エンジンにインデックスされているかどうかを判断できます。ペナルティを受けている場合、検索ランキングの低下、インデックスが削除されるなどという事があります。

ですが、新しいページなどの場合、すぐにはインデックスされていないという事もあるでしょう。1~2週間程度は、様子を見て、それでもインデックスされないといった際には自動ペナルティを受けていると判断してもいいでしょう。しっかりと調べ、自社サイトの評価を下げないようにする必要があります。

以上が悪影響のある被リンクの種類となります。特に注意深く気をつけるようにしていきましょう。また、スパムや有料リンクなどを発見した場合、それらをしっかりと報告するようにして下さい。

被リンクによる検索順位低下は、全てペナルティによるものというわけではありません。今まで評価を得ていた被リンクを無効化され、ドメインパワーが低下し順位も低下するというパターンや競合サイト、ライバルサイトが被リンク評価向上により検索順位を上げて自サイトがランキングを落とすなどということもあるため順位変動やその後の経過を注意深く監視する必要があります。

Google がこうした報告に基づいて違反に直接対処することはありませんが、検索結果を保護するスパム検出システムの改善方法を理解するうえで、皆様の報告が重要な役割を果たしています。

https://developers.google.com/search/docs/advanced/guidelines/report-spam?hl=ja

上記の内容にもあるように、スパム検出システムをより高度にしていくためには、こうした報告行為が非常に大切になります。今後のサイト運用にも大きくかかわってくる部分になりますので、しっかりと報告を行うようにして下さい。

低品質被リンクはSEOに悪影響

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上記でご紹介したような悪で低品被リンクは、SEOに大きく悪影響を及ぼしてしまいます。コンテンツを高めたサイトであっても、低品被リンクがあることでそのコンテンツの評価は大きく下がってしまうでしょう。リンク元サイトのも大きく関係してきますので、被リンクが張られた際はしっかりと確認を行い放置するようなことはしないようにして下さい。

被リンクのチェックはサイト運用を行う上で非常に重要です。定期的に自社サイトの被リンクの確認をすることで、SEOに対する悪影響というリスクを回避し、異変があった場合にすぐに対処することが可能となるでしょう。

低品質被リンクにはペナルティが課せられる

不正な方法で低品被リンクを獲得し、検索ランキングを意図的に上げようとするWebサイトペナルティを課すため、Googleは検索アルゴリズムアップデートしました。これがペンギンアップデートです。これは2012年から2016年までの間に計7回行なわれています。

このペナルティの内容は非常に厳しいもので、検索順位の下落だけではなく、最悪の場合サイトをインデックスから削除されてしまうという事もあります。また、こういったペナルティを課せられてしまうと解除するのに手間と時間が非常にかかってしまいます。

悪質と判断できない場合はどうすべき?

否認するべき悪被リンクについて多くご紹介をしましたが、実際リンク否認するかはそれぞれの判断に任されるでしょう。企業によっては、先ほどご紹介した中に否認対象ではないと考えられる被リンクが含まれているという事もあるでしょう。そのため、確実に悪被リンクであると判断するためには、知識と経験が必要不可欠となります。

ですが、少しでも疑わしいと感じるサイトの被リンクは否認する方がいいでしょう。ユーザー目線で見た時に疑ってしまうようなサイトは、被リンクに対して大きな効果があるとは考えにくくなります。サイトを見た時に怪しさを感じた場合、一般的なユーザーであればそのサイトからすぐ離脱するでしょう。こういったサイトは、ユーザーから評価されていないサイトだと考えることが出来ます。

ユーザーからの評価を得られないサイトは、当然Google検索エンジンからの評価も得ることは出来ません。否認した方がいいのかどうしようか悩んでしまうという場合、リスクの方が大きくなる可能性が十分考えられますので迷わず否認してしまうことをオススメします。

悪質で低品質な被リンクを削除・否認する方法

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海外の悪サイトからスパムリンクを張られてしまった、悪SEO業者から低品被リンクを購入してしまったなどという場合、手動ペナルティの対象となる可能性が高くなります。手動ペナルティが課される前にはGoogleから警告メッセージが送られてくるので必ず確認するようにして下さい。

もしも警告メッセージが届いていた場合、ペナルティを避けるためにしっかりと正しい対処をしなければいけません。もちろん、こうした警告メッセージが届く前に対応出来ればそれが一番ですので、必ず定期的に被リンクのチェックを行うようにしておきましょう。

サイト運営者に削除要請を行う

被リンクを発見した場合、その元サイトの運営者に向けて削除要請を行ってください。スムーズに作業をしてくれる場合もありますが、中には連絡してもそのまま放置されてしまう、また、サイトが既に存在せず連絡手段がないなんてこともあるでしょう。そのような際は、次に紹介する削除方法を行うようにして下さい。

Google Search Consoleでリンクを否認する

要請をしたにもかかわらず削除が出来なかった場合、Google Search Consoleを使いリンクを否認します。Search Consoleには、サイトについているリンクデータをダウンロードできる機能があり、Googleが認識しているリンクを簡単に確認することが出来ます。

Googleサーチコンソール リンク否認の方法と手順

不自然なリンクを探す

Googleからのメッセージの中で不自然なリンクについての指摘がある場合もありますが、そういったものがない場合などは自力で不自然なリンクを探す必要があります。運用歴が長いサイト、ページ数が多いサイトなどは、多数のリンクが設置されているためその中から不自然な被リンクを探すのは非常に時間がかかってしまいます。

そこで活用すべきなのがSearch Consoleです。サイドバー内の「検索トラフィック」→「サイトへのリンク」の順番でクリックしていきます。次に、「リンク数の最も多いリンク元」→「詳細」をクリックします。その後「最新のリンクをダウンロードする」を選ぶと、リンクデータのダウンロードが可能になります。

CSVかドキュメントのどちらかを選択できるので、ダウンロード形式を選んでください。このような手順で最新のリンクデータをダウンロードし、不自然なリンクをチェックしましょう。

不自然なリンクを削除する

発見した不自然なリンクは削除、もしくは無効化する必要があります。被リンクの元サイトの削除要請をしたのに出来ない場合など、リンク否認ツールを使う事も出来ます。このツールはGoogleが提供しているもので、否認したいリンクを記載してアップロードすることで、リンク効果を無効化することが可能になります。

再審査リクエストを行う

不自然な被リンクを削除した場合、それだけで完了という訳ではありません。Googleに、その違反箇所を改善したという事を伝える必要があります。そのために行うのが再審査リクエストです。この再審査リクエストもSearch Consoleから行うことが出来ます。

「検索トラフィック」→「手動による対策」をクリックします。その後「再審査リクエスト」をクリックしてください。ポップアップで再審査リクエストを送信するための画面が表示されます。内容を記入し、再審査をリクエストをクリックすることで完了になります。Googleは指摘した箇所が改善されているかどうかを確認し、問題がなければ手動対策は解除してもらえます。

まとめ

SEOにも重要となっている被リンクですが、ここで紹介したような低品被リンク、悪被リンクなどは評価を下げるだけではなくペナルティ対象となってしまいます。とにかく大切なのは、ユーザーにとっての高いコンテンツを制作し、関連性の高いサイトからの良被リンクを自然にもらえるような施策が大切です。

また、低品被リンクの否認を行ったからと言って必ずしも順位が上がるという訳ではありません。否認は、悪なサイトなどから自社サイトを守るための1つの手段になります。放置してしまえばサイト運用全体に大きく影響が出てしまいますので、必ず定期的にチェックするようにして下さい。

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2021年8月に実施されたリンクスパムアップデートについてまとめております。被リンクSEOについて、深く理解したいという方に是非チェック頂きたい記事となっております。

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