言葉で言っても、実際それがどんなものなのか、何をどうすればいいのか良く分からない…なんて悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
「オウンドメディアっていう言葉について実はあまり良く分かってない」
「SEO対策が必要なのはわかるけど具体的に何をすればいいのか知らない」
そんな方のために、この記事ではSEO対策相談所の大森がSEO対策に強いオウンドメディア構築について、様々な視点からご紹介致します。オウンドメディアって何なの?という超基本的な部分から、なぜ注目されているのか、SEOに強いオウンドメディアの構築はどうすればいいのか、実際の成功例はどんなものなのかなどをお伝え致します。オウンドメディアについての情報を集めつつ理解を深め、効果的で魅力のあるオウンドメディア構築を目指していきましょう。
目次
そもそもオウンドメディアって?
企業が所有するWebサイトやブログ、SNSのアカウントなどのWebメディアの事を「オウンドメディア」と呼びます。今の現代では、このWebマーケティングにおける情報の発信や顧客獲得対策になくてはならないものとなっており、規模に関わらず多くの企業で力を入れている分野になっています。ターゲットとしているユーザーに、伝えたい情報を真っすぐに届けることのできるオウンドメディア。その効果が表れるまでには時間がかかりますが、多くの顧客獲得、集客やブランディング、質の高い人材採用など幅広いシーンで活用されています。
ネット社会の現代では、業務の成功や事業拡大に欠かせないオウンドメディア。より効果的な遂行をするためにもSEO対策に特に注意しなければいけません。では、なぜオウンドメディアにSEO対策が必要なのか?どうすればうまく活用が出来るのかをご紹介致します。これから始める方はもちろん、やり始めて間もない方や今まさにオウンドメディアについて悩んでいる方もいるでしょう。多くの情報を集め、ぜひ自社のオウンドメディア運用に役立たせてください。
SEO対策が必要な理由は?
オウンドメディアの主な集客チャネルは「検索からの流入」です。検索ユーザーのアクセス数・クリック率を増やすためには、SEO対策をしっかりと行いGoogleに高く評価してもらう必要があります。評価が上がれば検索結果で上位にくることができ、結果として多くの検索ユーザーの目に留まりやすくなります。
検索上位を狙うためには、ただ単に記事コンテンツを作成し投稿すればいいという訳ではありません。もちろん定期的に新しい記事の投稿も大切ですが、その1つ1つがしっかりとSEO対策されており、質の高い魅力的な内容となっていなければ意味がないんです。
検索上位に表示されれば検索ユーザーの閲覧が自然に増え、その流れでSNSなどを通じ拡散され、またより多くの検索ユーザーに知ってもらうことが可能となります。こうしたプラスなサイクルを効率的に生み出すために必要なのがSEO対策でありオウンドメディアの構築と運用です。
オウンドメディア構築のSEO対策、記事作成時のSEO対策など、その場その状況に合わせた適切な対策を行う必要があります。後程詳しくオウンドメディアの作り方・構築方法、事例などご紹介致しますので、ぜひ多くの情報を集めて比較してみて下さい。
オウンドメディアはかなりの注目度!
オウンドメディアは、近年のコンテンツマーケティングの中心ともいえるほど注目されています。しかし、一体なぜここまで注目されるようになったのか?と思う方も多いのではないでしょうか。ここでは、オウンドメディアが今最も注目の的となっている要因3つをご紹介致します。オウンドメディアの役割や価値といった点を正しく、よく理解することで、オウンドメディアの必要性ややるべき作業なども本質的をな結果につながるよう実行できるのでしっかりと把握しておきましょう。
検索意図を満たすには?
検索意図は、検索ユーザーが調べる、ググる時のユーザーの深層心理にある検索をする目的を指します。簡単に言えば「検索の目的」を検索意図と言います。基本的にユーザーが検索を行う際は、何かしらの目的をもって行う事がほとんどでしょう。Googleなどの検索エンジンをユーザーが使用する際、検索するためのキーワードを入力しますね。「天気予報 東京」というキーワードであれば天気を知りたいという目的、「ダイエット スムージー」というキーワードでは、ダイエットスムージーのレシピなどを探している、ダイエットに効果的なスムージーを知りたいといったところでしょうか。
このように、ユーザーは自分の目的に合わせた検索を行っています。こうした検索意図を満たすために必要なのがコンテンツSEOです。ユーザーがなぜそのキーワードで検索を行ったのか、どんな目的があったのか、何を求めているのかをしっかり把握し、ニーズに合ったコンテンツを作成する必要があります。このコンテンツSEOでより多くのユーザーに見つけてもらうために重要になってくるのが、オウンドメディアの構築です。オウンドメディアの構築によるSEO対策は、検索エンジンから得る評価に非常に大きな影響を与えます。
オウンドメディアのサイトの完成後に対策を行おうとすると、場合によっては非常に大掛かりな修正をしなければいけないこともあるでしょう。かなりの手間となり時間もかかります。アクセス数の伸びもイマイチ期待できないという事もあり得ますので、オウンドメディア構築の際にしっかりとSEO対策を行う事は、結果としてユーザーの検索意図を満たすことにも繋がっていきます。この検索意図について下記の記事では、SEOスペシャリストの言葉と共に、より詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。
SNSの普及でコンテンツの質が重要視されている
近年ではSNSが目まぐるしいほどの発展を遂げていきました。そのため、見ている検索ユーザーがそのコンテンツを思わずイイネしたくなったり、拡散したくなるような質が重要視されてきています。ただ単に製品の情報を紹介しているコンテンツ、セミナー情報などのコンテンツでは、検索ユーザーからの評価は得られないでしょう。オウンドメディアでは、検索ユーザーの興味をそそるような内容の記事・コンテンツ制作が必要不可欠になってきています。
検索ユーザーの悩みや不安、疑問点などを解決できるようなコンテンツ、豆知識的な情報を盛り込んだ楽しめるコンテンツ、知りたい情報が分かりやすく掲載されているコンテンツなど、検索ユーザーの興味を惹くだけでなく、関心を高めたり安心感を与える内容を作ることが大切です。
コンテンツの質が高ければ高いほど、莫大な予算をかけて出したWEB広告よりもずっと有効的となるでしょう。コスト面はもちろんの事、コンテンツの質が重要視されてきているという点も、オウンドメディアが注目されている要因となっています。
広告の成果が低下傾向にある
ネットが普及してきた現代では、YouTubeやSNS上に多くのWEB広告が表示されています。近年ではスマホゲームなどにもWEB広告が入ってきたりしていますね。そのため、多くのユーザーに散って、ウェブ広告は「邪魔なモノ」「目障りなモノ」という認識が非常に強くなってきました。さらに、ネットリテラシーが高くなり、自分の欲しい情報は自分で検索して調べるという考えの方も多くなってきています。そのため、最近ではWEB広告の費用対効果が見合わなくなってきているという現状があります。
また競合サイト・競合他社の乱立によりWEB広告費用も高騰傾向にあり、予算をあまりかけられないような中小企業などにとっては非常に厳しいという問題もあります。しかし、オウンドメディアはこうしたお金の競争などはなく「コンテンツの質」という本質的な部分での勝負になるので、企業の規模や年数などに関係なくどんな会社でも参入できるため、今の時代に合った新しい情報発信の方法として注目を集めています。
SEOに強いオウンドメディア構築・作成前の準備は?
オウンドメディアとは何なのか、なぜSEO対策が必要なのか、なぜ注目されているのか、オウンドメディアに対する基本的なお話をさせて頂きました。次にご紹介するのが「SEO対策に強いオウンドメディアの構築」です。ここでは、構築を始める前の準備段階で、何が必要なのか、どこから手を付ければいいのかなどを詳しくご紹介致します。
目的の明確化とゴール設定
まず初めに大切なのが、「オウンドメディアを運用するための目的」「最終的なゴール」を明確にしておくことです。例えば、オウンドメディア構築の目的ですが、ここがはっきりしていなければコンテンツ・記事の作成にブレが出始めてしまったり、オウンドメディアを活用している本来の目的を見失ってしまうという事もあり得ます。
それはゴールにも言える事です。最終的な目的地を決めておかなければ、出口のないトンネルの中をただひたすら走り続けるようなものです。目指すべき場所をハッキリさせておくことで、そこまでの道のりをより鮮明に見出すことが出来るでしょう。
ペルソナ、サイトコンセプトの設定
どんな人を対象としたオウンドメディアにするかを決めておきましょう。ペルソナを設定し、その人物に沿ったサイトコンセプトを作り上げていきます。ペルソナの設定は思い込みや想像だけで作るのではなく、しっかりとした情報やデータなどを分析し、事実に基づいて行うようにしましょう。
ペルソナ設定を細かく作り込むことで、テーマやコンセプトも一貫性のあるものにできます。その結果、ユーザーのニーズに適したオウンドメディアの構築が可能となるでしょう。オウンドメディアのコンセプトは設定したペルソナが目標の行動に至ることを達成するためのものですので、UI/UXの観点からも行うようにしましょう。
集客チャネルと導線の決定
集客チャネルとは「どのような経路でアクセスをしてもらうか」という非常に重要な部分ですので、必ず明確にし計画的に行うようにしなければいけません。主な集客チャネルはSNSからと検索エンジンからの2つになります。まずはこのうちのどちらからの集客チャネルにするかを決めておきましょう。
検索エンジンからの集客チャネル | 検索エンジンからの集客チャネルを狙う場合、重要になってくるのがSEO対策です。検索結果の上位表示を狙うべく、SEO対策に力を入れアクセスを集めることに重点を置くことで、オウンドメディアの目的に達成しやすくなるでしょう。ペルソナ、カスタマージャーニーで対象ユーザーを明確にしキーワード選定を行い上位表示出来れば高い効果を得ることも可能です。 |
SNSからの集客チャネル | 検索エンジンでの集客チャネルのように、1つのコンテンツに長くアクセスを集められるわけではありません。その時その時で旬な内容にすることを意識しておきましょう。SNSの一番の特徴は特定のファンを作りやすくすることです。潜在層にもアプローチしやすくなるため、幅広い方々に情報を伝えることが可能となるでしょう。 |
KPI・KGIの設定
KPIとKGIとは、多くの企業で導入されている計測指標の事です。まず最初に決めた目標やゴール、そこに辿り着くために具体的に何をすればいいのかという分かりやすいイメージを作り上げることが可能となるでしょう。
- KGI→「Key Goal Indicator」の略称で、最終目標を定量的に示した数値になります。
- KPI→「Key Performance Indicators」の略称で、KGIに到達するまでのプロセスを定量的に評価するための数値になります。
基本的には、ひとつのKGIに対していくつかのKPIを設定し目標達成を目指していきます。この2つを明確にすることで目標や達成の方向性もはっきりしてきます。また、数値化できる指標ならば進捗管理もしやすくなるでしょう。目標値などが具体化され進捗状況も分かりやすくなるため、目標達成までの道のりが具体的に見えモチベーション維持にも繋がっていきます。
自社でインハウス化(内製)、それとも外注か?
最後に、オウンドメディアをどのように作成するかを決めていきます。自社で全て作り上げるのか、それとも外注して作成を依頼するのかを決めておきましょう。中には、一部を自社で作成し、一部を外注するという手もあります。国ここで注意するのはコスト面です。費用をかけずに作成したいというのであれば自社内製を、コストをかけても高いクオリティを望む場合は外注をするといいでしょう。下記記事では、外注した場合のメリットやデメリット、外注すべきかどうかの判断ポイントなどを詳しくご紹介したいますので、ぜひご覧ください。
SEOに強いオウンドメディア構築・作り方のポイントは?
オウンドメディアの作り方を決め、徹底した準備が完了したら、次はサイトの作成に入ります。SEOに強いオウンドメディアの構築にはこのサイト作成時にも特に注意すべきポイントがりますので、しっかり把握しておくことが大切です。構築の初期段階からSEOを意識した作り方をすることで、より検索エンジンに評価されやすいオウンドメディアに仕上がるでしょう。
CMS選び
「Contents Management System(コンテンツマネジメントシステム)」の略称で、製作に関する専門知識がなくてもWebサイトやコンテンツの構築や管理が出来るシステムです。このCMSには様々な種類があり、自社の目的にピッタリのCMSを選ぶ必要があります。
Webサイトの規模はどのくらいになるか、必要な機能は何があるかなど、様々な視点から最適なCMSを選択しましょう。数あるCMSでも特におすすめなのがWordPress(ワードプレス)です。初心者にも扱いやすく、世界中で活用されているナンバーワンのCMSです。日本でも、大手有名企業から中小企業まで幅広く支持されています。
SEO対策に関する知識がないからうまく作れるか分からない。サイト作成は初めてだから何のノウハウもなくて自信がないという方にこそぜひ活用してほしいのがこのWordPress(ワードプレス)です。下記の記事では、WordPressがなぜSEO対策に最強と言われているのか?に関する様々な情報を詳しくご紹介していますので、ぜひご参考ください。
クローラビリティの最適化
CMSの選択が完了したら、次は検索エンジンからの流入を最大化するべく、SEOを強く意識したWebサイトの構築を行っていきましょう。ここで特に重要なのが「クローラビリティの最適化」です。これはそのままユーザーービリティにも繋がる部分ですのでしっかりと意識しておいてください。クローラービリティの最適化とは、クローラーの巡回を促し、Webサイトやコンテンツページをスムーズに巡回・評価してもらうという事です。
Webサイトの規模、オウンドメディア作成の目的などによって変化はしますが、サイト階層は浅い方が分かりやすくシンプルな構造になります。クローラーが巡回しやすいサイト構造は、そのままユーザーにとっても閲覧しやすいサイトという風になります。そのため、サイト構築をする際はクローラービリティを意識し、複雑にしすぎず、分かりやすいシンプルさを頭に入れながら作成を進めていくといいでしょう。下記記事において、このクローラビリティの向上方法や様々な施策をご紹介していますのでぜひご覧ください。
XMLサイトマップ
XMLサイトマップとは、検索エンジンにサイト内の画像や動画、情報といったクロールしてほしい重要なページなどを伝えることを目的として作成されるファイルの事です。XMLサイトマップを作成し送信することで、Webサイトの情報を検索エンジンに正しく伝えることが出来るようになります。これは、直接的にSEOに関係している施策とは違ったものになりますが、先ほどお話ししたクローラビリティを高めることに繋がりますので、結果的に検索ランキングの上位表示に大きな影響を与えるとされています。
上記のようなサイトでは、このXMLサイトマップ設置がより強く推奨されています。オウンドメディアを作成した場合、この「公開して間もないWebサイト」に当てはまるので、ぜひこのXMLサイトマップの設置を行いましょう。設置するページはどこでも構いませんが、それだけでは意味がないのでしっかりとGoogleに伝えるようにして下さい。
パンくずリスト
パンくずリストとは、ユーザーがそのWebサイトの中で今どこにいるのかを伝えるための階層順の表示の事を指します。現在では、ほとんどのWebサイトでこのパンくずリストを導入していますので、オウンドメディアを作成するときも必ず取り入れるようにしておきましょう。パンくずリストのようにナビゲーションする機能がない場合、ユーザーはサイト内で迷子になってしまう事もあります。そのため、どれだけ興味のあるサイトでも理解しにくい構造であれば、そのまま離脱してしまうでしょう。
ユーザーが今のカテゴリのどんなページにいるのかを把握できるようにすれば、離脱率を下げサイト内の回遊率や滞在時間を延ばすことが出来ます。また、このパンくずリストはユーザーだけでなく、クローラーもサイト内の巡回がしやすくなるというメリットもあります。どんなサイト構造なのかを正しく伝えインデックスの促進にも繋がります。各ページのパンくずリストのリンクが重要テーマへと集約されるので、SEO効果も期待できますので、ぜひ導入しておきましょう。
リンク階層は浅く
リンク階層とは「何回のクリックで目的のコンテンツに辿り着くか」というサイト構造の事を指します。リンク階層は多すぎるとユーザーが目的のコンテンツに辿り着く前に離脱してしまいます。折角アクセスしてくれても、求めている情報までの道のりが遠ければ途中で嫌になってしまいますよね。そのため、最大でも3クリック以内でコンテンツへのアクセスが可能になるようにしておくことがベストとなります。
カテゴリーが多い場合や、どうしても階層が深くなってしまうというような場合は、上記でご紹介したパンくずリストを使う事で、少ないクリック数で目的のコンテンツに辿り着けるようになります。このように、様々な施策を組み合わせてながらユーザーにとって見やすく分かりやすいサイト構造を意識することが重要です。
グローバルナビゲーション
グローバルナビゲーションとは、サイト内の全てに共通して表示されているナビゲーションリンクの事です。基本的にページの上部、もしくは左右どちらかのカラムなど、目のつきやすい場所に設置されています。このグローバルナビゲーションは、パンくずリストと同じようにユーザー自身がどこにいるのかを示したり、Webサイトの全体像をが分かりやすくなるというメリットがあります。また、クローラービリティにも効果的になるのがこのグローバルナビゲーションです。
クローラーがサイト内を巡回する促進剤としての役割もありますし、間接的にはなりますがSEO効果も見込めます。グローバルナビゲーションには内部リンクが集まるため、検索エンジンに評価してもらいたい重要なページ、かつ、ナビゲーション出来るような比較的高い階層のページをリンクするといいでしょう。利便性や、クローラービリティの滝サイトには必須ですので、サイトを作る際はしっかりと対策を行っておくことをオススメします。
HTTPS化
URL前半部分の「http」の部分を「https」に変更する設定の事です。これを行う事でサイトが保護されますし、検索エンジンも上位表示するための評価基準としてhttps化を取り入れています。さらに、現在はこのhttps化されていないWebページの場合、「このサイトは保護されていません」という警告文が出てきます。誰しも一度や二度見たことがあるのではないでしょうか。こうした警告文は、ユーザーの離脱率に非常に大きな影響を与えてしまいます。
このhttps化は後からでも変更が可能となっています。しかし、その場合は絶対パスの変更が必要となったり、リダイレクト設定が必要となったりという手間が増えてしまうでしょう。また、設定を間違えてしまうとうまくページが表示されないというトラブルの元にもなります。そのため、あらかじめあらかじめしっかりと設定を行っておくことが大切です。
【SEOに強いオウンドメディア作り方・構築】記事作成のポイントは?
オウンドメディアサイトの作成が完了したら、次はこのオウンドメディアサイトに投稿する記事・コンテンツの作成を行います。SEOを意識して作り上げたオウンドメディアサイトに、こちらもしっかりとSEO対策を施した記事・コンテンツを投稿することで、より評価をあげることが可能となるでしょう。
魅力的な記事・コンテンツを投稿していくことで、検索ユーザーからの信頼も得ることが出来るようになります。記事作成はどのように行えばいいのか、SEOに強いオウンドメディアではどんなものを作成すべきなのかをしっかり把握しておきましょう。
オウンドメディアは独自ドメイン・自社ドメインで運用する
オウンドメディアを活用している多くの企業が独自ドメインを取得し自社サイトを立ち上げています。オウンドメディアを独自ドメインで構築や運用することで、より強力に効果を発揮できるようになるでしょう。検索エンジンは、ドメインに対して評価します。ですので、いくら良い記事・コンテンツを制作してもら独自ドメインではなく無料ブログなどで構築した場合はその無料ブログの共有ドメインに検索エンジンの評価が蓄積されます。
独自ドメインはインターネット上の住所!?
独自ドメインは、インターネット上の住所だと言えます。Googleなどの検索エンジンは、このオウンドメディアサイトを評価しそれをドメイン単位で記録し検索順位を決めます。これが独自ドメインじゃない場合には、オウンドメディアサイトで投稿した記事の評価が蓄積されない場合があります。例えば、無料ブログのアメブロなどといったブログサイトでオウンドメディアを構築された場合、ドメインは共有ドメインとなりますので他のブロガーさんが投稿した記事・コンテンツも評価対象となるため100%正当に評価を貰えない場合があります。逆にドメイン歴が長く、それが好循環する場合もあるので使い方次第では良い効果が得れる場合もありますが。
問題は、それだけではありません。共有ドメインの場合は、様々なリスクというよりも時限爆弾を抱えるような危うさがあります。1つは、ペナルティです。共有ドメインであるため他のブログが受けたペナルティをすべてのサイトが受けます。2つ目は、サービスの閉鎖や規約変更によるオウンドメディア運営の影響です。オウンドメディアは短期視点ではなく、長期視点で取り組み運用する必要がありますが。共有ドメインとなると運営元の企業のルールや、取り組みに大きく依存することになり最悪の場合はサービス閉鎖ということも可能性としてあります。
結論としては、オウンドメディアサイトでSEO対策を強化しコンテンツSEO、コンテンツマーケティングを成功させるためには必ず独自ドメインで作るようにしましょう。
会社としての資産になる
オウンドメディアは、そのまま会社の資産になります。例えば、これまでのWEB広告などでは、お金をかけている間は継続的なアクセスの流入が強く見込めました。しかし、そのWEB広告をやめたとたんにアクセスの流入も同時に止まってしまうという現象が起きてしまいます。
ですが、オウンドメディアはこうしたWEB広告とは全く異なります。検索結果からの自然流入が見込めるようになれば、ウェブ広告を止めたところでピタッと検索流入が止まることはありません。そして、検索ユーザーの流入を見込めるコンテンツという資産はどんどん蓄積されていきます。
地道にオウンドメディアの運用をし続けることで、着実に大きな資産として効果的なものへと成長していくでしょう。WEB広告は確かにアクセス流入を瞬発的で爆発的に上げるためにはとても有効的ですが、広告費を投下している期間の一時のみの効果で終わってしまいます。継続的で長期にわたったアクセス流入を促すためにも、このオウンドメディアは非常に注目されています。また集客チャネルをウェブ広告に依存しない展開を構築できるのは非常に大きな利益をもたらしてくれるでしょう。
簡潔なURL
簡潔なURLにすることは、SEO対策としても特に大切な部分になります。長ったらしいもの、意味の分からない文字の羅列などでは、ユーザーも目的のページが探しにくくなるでしょう。コンテンツのテーマに沿った内容、かつ、簡潔で短くまとめたURLにすることが重要です。こうした製作が初めてで、1つ1つのURLを考えるのが難しいと感じる場合、例えばカテゴリーページのURLを決め、コンテンツにはそのURLにプラス番号を振るという形でもいいでしょう。分かりやすさもありますし、管理もしやすくなります。
ユーザーも探しやすくなりますし、クローラビリティの向上にも役立つでしょう。もちろん、1つ1つのコンテンツのURLを決めたいという場合は、簡潔に分かりやすく設定すれば問題はありません。しかし、毎回コンテンツ制作を行うたびにURLを考えるのは意外と時間がかかります。慣れるまでは簡単に番号などで振り分けていき、ある程度まで出来るようになればURLを作るという流れが一番スムーズに進めることが出来るでしょう。
対策キーワード選定
ユーザーが検索を行う時に入力するキーワードの事です。これは、コンテンツの作成には欠かせないものとなります。Webマーケティングに携わっている方であれば、いかに大切なものであるかは多くの方が知っているでしょう。検索ボリュームやCVRの高いキーワードを選択し、より多くのユーザーに見てもらえるようにしっかりとキーワードを決めておきましょう。ユーザーがどんな悩みを持っているのか、なぜ検索を行ったのかなどをしっかりと考察し、ユーザーのニーズを先読みする能力が必要になります。
検索ボリューム | 検索ボリュームとは、特定のキーワードが何回検索されたのかをあらわす数値です。数が多ければ多いほど、それだけユーザーのニーズが高いことを示していますので、検索ボリューム数を読奥把握し、効率的なキーワードを選択するようにしましょう。 |
CVR | コンバージョン率の事です。コンバージョン率とは、コンテンツを見たユーザーが問い合わせをしたり資料請求を行うなど、何かしらの行動を起こす確率の事を指します。コンテンツを見て終わるのではなく、その先に繋がるようにすることはとても大切なので、このコンバージョン率は特に重要と言われています。 |
検索キーワードは記事制作の軸となる重要な部分です。ユーザーが何を求めているかをよく理解し、適切な情報を届けられるようにするためにもしっかりと考える事が大切です。情報を集め分析することで、リアリティのある魅力的な記事作成が可能となります。検索キーワードはSEO対策にも重要な要素ですので、特に意識を高めて選定しましょう。
検索意図を考える
記事の冒頭でご紹介した検索意図。ここでしっかりとその内容を考えておきましょう。なぜこのキーワードで検索したのか?このキーワードからどんな答えを求めているのか?など、ユーザーが本当に必要としている情報を配信するために非常に重要なのが、この検索意図をしっかりと理解する事です。キーワードを決めても、そのキーワードからは色々な情報が予想されるでしょう。その中からユーザーにピッタリの検索意図を導き出した上で、記事作成を行う必要があります。
ここで重要なのが先ほどお話しした「ペルソナ」です。ペルソナとは、サイトを作成するうえでのターゲットとする架空の人物です。このペルソナは何に悩んでいるか、どんな情報を欲しているかを理解することが大切です。そこに見合った記事作成が出来れば、おのずと多くのユーザーにって利益のあるコンテンツとなっていくでしょう。キーワードに対する考え、終える祖名に対する理解をしっかりと深め、検索意図をよく把握することが大切です。
記事の構成を作る
キーワードを選定、検索意図をしっかりと考えたら、次はそのキーワードでの流入を獲得するための記事作成を行います。しかし、すぐに記事の作成に入ってしまってはまとまりのない内容になってしまうでしょう。そのため、まずは記事の構成を作り上げることが大切です。構成とは、記事の骨組みになる重要な部分ですので、全体のバランスを見つつ分かりやすい構成を作り上げることを意識して行いましょう。下記の記事では、文章の構成について詳しくご紹介しています。構成の基本的な順番や注意点、また、Google推奨の「ピラミッド構造」についてもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
URLを正規化
オウンドメディアのコンテンツは、場合によっては重複してしまうという事もあるでしょう。検索エンジンに対しそのコンテンツがオリジナルであるかを示すことが大切になりますが、そこで必要になってくるのがURLの正規化といった最適化です。例えば「http://~~~/00001/」と「http;//www.~~~/00001/」といったページがあり、同じような内容のコンテンツの場合重複ページとみなされてしまいます。
この場合、最悪ペナルティやマイナスの評価を課せられてしまう事もあるでしょう。こうした事を防ぐため、「www.」などの有無を統一し重複しているコンテンツが生まれないよう注意する必要があります。重複コンテンツは「301リダイレクト」を活用し、オリジナルのURLへ飛ばすなどの設定が重要となります。
中にはPCとスマホのURLが異なる場合もあるかもしれません。その場合は「canonicalタグ」を記述することでオリジナルURLに統一することが出来ます。重複しないよう注意しつつ、もしも重複コンテンツが出てしまった場合はこういった対処を行い、SEOに強いオウンドメディアをしっかりと作り上げていきましょう。
- 「301リダイレクト」→URLが恒久的に変更された場合に用いられる転送処理のステータスコードの事です。「302リダイレクト」もありますが、こちらは一時的な転送の際に使用されるものですので、目的が異なります。301リダイレクトは、一時的ではなく今後URLがずっと変わる場合に使用されるリダイレクトという意味になります。
- 「canonicalタグ」→サイト内で評価される正規URLを、検索エンジンに認識させるタグの事を指します。重複したコンテンツページをひとまとめにし、正しく評価してもらうために非常に大切なタグとなります。
スマホに最適化したデザインにする
Googleは「モバイルファーストインデックス(MFI)」という方式を導入しています。スマートフォンなどのモバイルサイトを主軸に評価を行い、検索表示の順位を決めるという事です。これまでのオウンドメディアでは、PC用のSEO対策を行うだけで検索順位のランキング上位を狙うことが可能でしたが、今はユーザーの見やすさを主とする最適化が必須になってきています。実際、検索上位の際とはほとんどがモバイルサイトに最適化されているものとなっています。下記記事では「モバイルファースト」について具体的に詳しくご紹介しています。こちらの記事内容をしっかりと把握し、モバイルファーストの重要さを理解しておきましょう。
表示スピード
SEO対策において、サイトの表示速度も非常に重要な要素の1つとなっています。ページの表示が遅いとユーザーはイライラしてしまうでしょう。その結果、アクセス数の減少、サイトの離脱率の増加、さらに検索エンジンからのマイナスな評価を受けてしまいます。表示速度を改善するためには、CSSや画像ファイルの圧縮、また、シンプルなコードなどにするなど、様々な方法があります。
更に表示速度は、オウンドメディアの立ち上げ当初問題がなかったとしても、その後記事コンテンツを多く投稿することにより容量も増えていくため、徐々に速度の低下が起きるという事もあるでしょう。コンテンツが増えれば画像や動画なども多くなっていきます。必然的に速度の低下に繋がっていくため、常に表示速度はチェックしておくようにして下さい。
新しいコンテンツを作ったらそれと同時に表示速度のチェックも行うようにすると、常にスピーディなアクセスを維持することが可能となります。速度を常に気を付けていれば、ユーザーの満足度も極端に下がることはないでしょう。SEO対策としても特に重要視されていますので、ここはしっかりチェックしておくようにして下さい。
【SEOに強いオウンドメディア作り方・構築】公開記事データ分析のポイントは?
オウンドメディアで様々な記事やコンテンツは、作り上げ投稿を行ってそれで終了という訳には行きません。公開した後にしっかりとデータの分析を行い、オウンドメディアの方向性やコンテンツのユーザー満足度などをしっかりと把握しておくことが大切です。作ってそのまま放置では、その後どこを修正していけばいいか、更に集客力を強めるために何から手を付ければいいかなどを知ることが出来ないでしょう。公開記事のデータ分析を行い、よりSEOに強いオウンドメディアへ成長させていくことが大切です。
分析ツールの活用
分析することで、アクセスの多い記事や検索順位の高い記事、コンバージョンが取れている記事などを把握できるようになります。さらに、評価の高いキーワード群も見つけることが出来るでしょう。さらに、どのコンテンツがユーザーからの評価を得ているかどうかも明確に分かるようになります。
勝ち筋を見つけ出し、今以上の魅力的なオウンドメディアにするため、この分析はとても大切になります。ここで必要になるのが分析を効率的に行うためのツールです。ここでは、オウンドメディアの主要な分析ツールをご紹介致します。非常に役立つのでしっかり活用していきましょう。
GRC
インストール型のSEO検索順位チェックツールです。同種ツールの中でも最も歴史があり、多くの企業、個人で活用されています。 複数のサイトやキーワードに対し、Google、Yahoo!、Bingというつの検索エンジンの掲載順位を取得し保存することが可能です。
表とグラフにして保存してくれるため、毎日の定点観測に効率よく役立てることが出来るでしょう。PC端末に直接インストールするソフトウェアで、対応はWindowsのみとなっていますので注意してください。Macの場合、「Wine」という無料で利用できるアプリを活用することで直接GRCを利用することが出来ます。
他にも検索順位のチェックツールは多くありますが、このGRCは他と比較し非常に安価で利用できるというメリットがあります。基本的には有料となりますが、検索語数無制限の一番高額なプランであっても1年にかかる費用としては2万4,300円という金額なので非常に安く、コストを最小限に抑えた活用が出来ます。
無料版もありますが、検索語数は20個程度と少なくなります。一番安いプランでも検索語数が500個、URLは5個、1年間の利用料は5,000円未満と非常に手ごろです。契約期間は1年間になるので、オウンドメディア立ち上げ当初は十分な機能と言えるでしょう。
グーグルアナリティクス
グーグルアナリティクスは、その名の通りGoogleが提供しているアクセス解析のツールになります。有料版と無料版の2パターンありますが、無料版でも十分な機能を保有しているのでぜひ活用してみましょう。このグーグルアナリティクスは、自社サイトを訪問したユーザーの行動をデータとして見ることが出来ます。
サイトに訪問したユーザーの数はもちろんの事、どこから来たのか?デバイスは何を使用したのかなどを把握できるようになります。また、オウンドメディアに対して行った施策の成果を確認する事も可能です。例えば、facebookにリスティング広告を打った場合、そこからどのくらいの流入があったのかなどをしっかりと確認することが出来ます。
ユーザーの滞在時間、直帰率などの具体的な行動データを得ることが出来ますので、分析ツールとしては必須と言ってもいいでしょう。このデータを元に、よりユーザーの滞在時間を延ばすためにはどうすればいいのか、離脱率を下げるためにどこを強化すればいいのかという修正点も見えてきますので、上手く活用しオウンドメディアの成長に役立たせましょう。
サーチコンソール
上記のグーグルアナリティクスと同様に、Googleが提供しているサイト解析サービスです。高機能な上に無料で活用できるため、サーチコンソールはぜひとも取り入れてほしい解析ツールです。先ほど紹介したグーグルアナリティクスは主にサイト内の分析を行うためのものですが、このサーチコンソールは検索の状況などを詳しく知ることが可能となります。
具体的にはこうした上記のような項目があり、様々な視点からサイトを分析することが可能になります。サーチコンソールを活用し検索キーワードを調べると、どのキーワードで対策すべきかという部分もしっかり見えてくるでしょう。更に、グーグルアナリティクスでは見ることのできない検索エンジンにおける流入キーワードやクリック率なども把握する事もできます。パフォーマンスを向上するための分析が出来る重要な情報を多く得ることが出来るので、是非とも活用していきましょう。
分析に重要な具体的指標
オウンドメディアの分析は、今以上にサイト成長を促すためにとても重要であるという事をご説明させていただきました。ここでは、その分析をより具体的に理解できるよう重要な指標についてご紹介致します。こうした指標は、「言葉はよく聞くけどイマイチ理解できていない」という方も多いのではないでしょうか。正しく分析を行うためにも、この指標の理解は非常に重要です。しっかりと把握し、オウンドメディアの適切な分析に役立たせていきましょう。
ページ滞在時間
滞在時間とは、ユーザーがそのWebサイトを訪れ、閲覧するためにサイト内に滞在していた時間の事を指します。この滞在時間は「サイトの訪問から離脱までの時間」ではなく、「サイト訪問から離脱前のページにいた時間」という内容になります。この滞在時間は、離脱前にいたページの閲覧時間は計測することが出来ません。そのため、全ての閲覧時間を指しているわけではないという部分に注意してください。例えば、ユーザーがWebサイトを訪れても、他のページへ移動する前に離脱してしまえば、その滞在時間は0になります。
基本的に、滞在時間は多ければ多いほど良しとされ、企業サイトなどの場合は平均滞在時間は5分が目安と言われています。滞在時間が多いという事は、ユーザーの興味・関心が強いという点や、理解度が増し購入や資料請求など次のアクションに繋がりやすくなるという事があげられます。ユーザーがサイトに訪問し、5分以内で次のアクションに移るという事は考えにくいので、まずはこの5分を軸としてユーザーの滞在時間を延ばす施策などを行うといいでしょう。
直帰率と離脱率
離脱率とは、ページの閲覧回数のうち、どのくらいの割合で離脱したのかを表す値になります。一方直帰率とは、最初に訪れたページのみを閲覧し、サイトから離脱してしまう割合を指します。どちらもユーザーがサイトから離れる指標になりますが、その内容は異なりますので注意しておきましょう。この直帰率が低ければ低いほど、ユーザーの興味・関心を高めることに成功したと言えるでしょう。重要な分析指標ですのでしっかり確認を行ってください。
通常設定では、「イベント」と呼ばれるPDFのダウンロード、外部リンクへのクリックがあった場合は、例えその1ページしか閲覧されていなくても直帰にはなりません。イベント発生時のチョッキを計測したい場合は、ノンインタラクションの設定が必要になります。グーグルアナリティクスのイベント変数にノンインタラクション機能を追加することが出来ますので、必要があれば活用してみましょう。
PV
ホームページ閲覧数の事で「ページビュー」の略称です。ページごとの表示回数をしっかり把握することにより、Webサイトのどのページが注目されているのか、どのカテゴリにユーザーが集まるのかなどを知ることが可能になります。さらに、階層ごとのPV数を比較し減衰率を計測することにより、画面遷移の容易さ、コンテンツ内容の妥当性も把握することが出来るようになるでしょう。
しかし、このPVは少し注意が必要になります。例えば、1人のユーザーが同じホームページを10回訪問すれば、もちろんPVは10とカウントされます。しかし、実際には訪問者は1人ですので、閲覧数と訪問者数に差が生じます。必ずしもこの2つの数値が比例するとは限りませんので、PV数が増えたからと言ってユーザーの訪問者数が伸びているかというと、それはまた別になります。この2つの関係性は分けて考えるようにしておくといいでしょう。
UU
UUとはユニークユーザーの事です。ユニークユーザーとは特定の期間内にWebサイトを訪れたユーザーを指します。期間内での場合、1人のユーザーが何度Webサイトに訪問してきても閲覧したページ数に関係なく1UUカウントとされます。この数値は、何人のユーザーに利用されているのかという値を知ることが出来る重要な数値となりますので、しっかり確認しておきましょう。
ツールによって解析や集計方法は異なります。グーグルアナリティクスの場合、ブラウザ単位での集計となります。そのため、例え同一ユーザーが訪問したとしても、PCからのアクセスとスマートフォンからのアクセスという異なるデバイスからの流入となればカウントは2UUとなります。そのため、厳密なユーザー数が正確にカウントされるという訳ではありませんので注意してください。あくまでもざっくりとしたユーザー数を把握するための指標になります。
検索順位
検索順位とは、その名の通りGoogleなどの検索エンジンで表示される検索結果の順番の事です。この検索順位を上位に出来ると自然にPV数も増やすことが出来るでしょう。この検索順位を上げるために行うのがSEO対策です。改めてご説明すると、SEO対策とは検索順位を上げ、検索上位表示されることで多くの検索ユーザーをサイトへ誘導するというWebマーケティングの代表的手法です。
SEO対策により検索表示の順位を上げることで、オウンドメディアのPV数を増やすことが可能になります。SEO対策に強いオウンドメディアは、先ほどご紹介したように構築のポイントや構築方法、コンテンツの制作ポイントなど、様々な部分で意識してSEO対策を施す必要があります。正しく行えばその効果はしっかりと実感できますので、1つ1つ丁寧に対策をしていきましょう。
運用のポイントは?
オウンドメディアを運用していく中で、特に注意すべきポイントというものがあります。ここを把握し理解すれば、正しいオウンドメディア運用が可能になるでしょう。また、この運用のポイントを強く頭に入れておくことでより効果的で魅力的なWebサイトの構築も出来るようになっていきます。基本の中の特に注意すべき重要な部分となりますので、意識を高めオウンドメディアの運営に役立たせていきましょう。
短期間での結果を求めない
オウンドメディアを始めて間もない頃は、目に見えて実感できるような効果はあまり見込めないものと考えておきましょう。「サイトを作ったのに問い合わせや資料請求が増えない。」「商品の購入が増えないからオウンドメディアを作った意味がない気がする。」きっとわかりやすい効果がなければこんな風に考えてしまうかもしれません。しかし、ここで注意すべきなのが「オウンドメディアは早々に効果は得られない」という事です。オウンドメディアはコンテンツを徐々に増やしていくことで、より多くニューざーを取り込めるようになっていきます。その結果、閲覧者が増えサイトのファンや顧客になり徐々にアクションを起こしていきます。
オウンドメディアはこのように長期的に継続していかなければ効果は表れません。また、長く続けたからと言って急に爆発的に伸びるという事もありません。コンテンツを増やすごとに、徐々に少しづつ検索数が上がったりユーザーの閲覧数が上がったりしていきます。ゆっくりと、しかし着実に効果をあげていくのがオウンドメディアです。オウンドメディアの効果が出るまで、最低でも100記事は必要とされています。長期戦で行うことをしっかり理解し、定期的に継続したコンテンツの配信で、長く続けていくことが成功への一番のカギとなるでしょう。
求める情報にユーザーが正しく辿り着けるように
オウンドメディアのコンテンツ制作で特に意識しなければいけないのが「ユーザーにとっての分かりやすさ」です。ニーズに合った情報の提供はもちろんの事、その内容をしっかりと理解できるようなものにする必要があります。どんなオウンドメディアであっても、当然ながら企業の得意とする分野、伝えたいことを中心としたコンテンツの制作を行うでしょう。もちろん情報を得たいと考えているユーザー側にとってもメリットとなりますが、時には難しくなりすぎて理解しにくかったり、ユーザーの目線から外れてしまい本当に求めている情報からずれてしまったりという事も起こってしまいます。
オリジナリティのある情報は非常に魅力的ではありますが、それがユーザーの求めているものとマッチしなければ意味がありません。ユーザー目線を忘れずにコンテンツを作ることが重要です。そして、有益な情報、必要な情報がここにあるということをしっかりアピールしなければいけません。どれだけいい情報でも、読んでもらえなければその魅力を伝える事すらできません。とにかくユーザー目線をしっかりと意識し、素晴らしいオウンドメディアをしっかりと作り上げていきましょう。
コンテンツの軸はしっかりと
コンテンツの軸がぶれてしまうと、オウンドメディア構築の際に決めた明確な目的な設定したゴールを見失ってしまう事もあります。これは実は多くの方が陥ってしまう失敗で、コンテンツを製作していくうちに徐々に本来の目的から外れ、方向性を間違えてオウンドメディアの運用をしてしまう事があります。そうなると、最初に決めたゴールが遠のくばかりではなく、SEO対策を行っても思うような効果を得られなくなるでしょう。
このどちらも、非常に良くある例になります。作成したコンテンツの内容がオウンドメディアの軸とずれていないかしっかりと確認してください。雑多なテーマになってしまうという事も、テーマの幅を広げるという事も、どちらも決して間違いではありません。
しかし、その内容が本来のオウンドメディアと繋がりが無くなってしまったり、最初に決めた目的と違った方向性になってしまっては意味がありません。また、「あれもこれも」と欲張った結果、Webサイトの魅力が薄まってしまう事もあるでしょう。まずは最初にコンテンツの軸をしっかりと作り、そこに見合ったコンテンツ配信をしていくことを意識して行うようにしていくと、誤った方向に行くことを防ぐことが出来ます。
シェアされるようなコンテンツ制作がカギ
オウンドメディアの注目度が高まっていると記事の冒頭でご紹介致しましたが、そこでもお話をしたSNSは今非常に重要なマーケティングツールの1つとなっています。もちろんSEO対策を強化し、検索ユーザーのニーズに応えられるようなオウンドメディアの構築も非常に重要です。
しかし、昨今は検索エンジンではなくSENなどから多くの情報を得ているという方も少なくはありません。美容関係や料理のレシピ、様々な商品情報に至るまで、SNS上には多くの情報が流れています。オウンドメディアコンテンツなども、質が良く多くのユーザーのニーズに応えられるようなものであれば、こうしたSNSでシェアされる率も高くなるでしょう。
SNS上でシェアされるという事は、検索ユーザー以外のより幅広い多くの利用者に存在を知ってもらうことになります。その結果多くのユーザーとの接点を増やすことになり、そこから顧客へ繋げていくことも可能となります。今のWebマーケティングは、こうしたサイトだけに力を入れているだけでは大きな成功は成し得ないでしょう。
世界中で利用者が多くいるSNSを利用しない手はありません。しかし、コンテンツの質が低いと逆効果になりますので、シェアされるような魅力的な内容の作成を意識して行っていきましょう。
サイテーションを意識する
サイテーションとは、本来は「引用」「言及」という意味を持ちます。しかし、W絵bマーケティングにおいてのサイテーションとは、リンクなどを使用せずに他サイトの参照という意味になります。例えばある特定のお店の名前や住所などの情報が、第三者によってブログや口コミなどで書かれる事を指します。グーグルのアルゴリズムは全て公開されてはいませんが。近年はいかにユーザーの求めている検索結果を表示出来ているかという評価になっています。
キーワードとサイトの関連性はもちろんですが、ユーザーにってどんな影響があるか総体的にチェックされており、サイテーション数や質が直接SEOにも関係している傾向にあります。このサイテーションは、口コミや話題になりやすい工法などを非常に相性が良いため、そうしたオウンドメディアは積極的にサイテーションを意識していくといいでしょう。
オウンドメディアの成功事例
オウンドメディアとは何なのか、なぜ注目されているのか、オウンドメディアはどう作成すればいいのか、何に注意すべきなのかなど、一連の流れをご紹介させていただきました。次に、オウンドメディアの実際の成功事例をここでご紹介致します。様々なジャンルの成功事例を見て、自社のオウンドメディアの参考になる部分は積極的に取り入れていきましょう。
比較しながら作り上げていくことで、よりSEO効果を強めた魅力的なWebサイトの作成が可能となります。まず一番最初に決めるべきとお話しした「自社が目指すオウンドメディアのゴール、オウンドメディア作成の目的」はしっかりと明確にされていますか?そこに辿りつくように、こうした成功事例をよく見て様々なやり方を学んでいきましょう。
コンテンツSEOの成功事例
検索流入をメインとしたコンテンツSEOのオウンドメディア成功事例を2つご紹介致します。これからコンテンツSEOを強化しWebマーケティングを行う際などに非常に参考になりますので、ぜひ魅力的な施策などは自社のオウンドメディアに取り入れてみましょう。
侍エンジニア塾ブログ
プログラミングスクールを運営している株式会社侍のオウンドメディアです。プログラミングスクールの送客を送客を目的としており、そのほとんどが検索からの流入となっています。侍エンジニア塾ブログでは、月のリード数が100を超えており、月間PV数が300万以上という驚異的な数字をたたき出しています。
特に特徴的なのがSEOを意識したページ作りです。hタグをつけた段落構成や、重要なワードを何度も出すなどといった対策を行っています。傍から見れば単純なことかもしれませんが、SEO対策の基本をしっかりと行う事で、上位検索されやすいように工夫をしています。
しかし、PVなどを増やすことに注力するあまり、記事の質が落ちてしまうという問題も起きました。ユーザーから支持されない低品質な記事を配信する中で景品表示法に違反しているかのような誇大広告を行った結果大炎上してしまいます。侍エンジニア塾ブログは、SEO対策の大きな成功例ともいえますが、それと同時に、やりすぎてしまい大炎上するという失敗事例でもあります。何事もバランスをしっかり取り、ユーザー目線での運用がコンテンツSEOの大きなポイントとなるでしょう。
ferret
日本最大級のWebマーケティングメディアのferret。Webマーケティングに役立つ貴重な情報を多く配信しています。PVは半年で月間100万を達成。それ以降も徐々に数字をあげていき、PVはすでに500万以上となっています。会員登録数は、月間で4,000人以上という大人気ぶりを発揮しています。さすがはWebマーケティングメディアといったところでしょうか。数々の驚異的数字をたたき出し、今現在も人気は衰える気配がありません。
また、月のリード数も2,500件超えという数字を出しており、成長に大きく貢献しているという事が分かります。ferretの主な流入方法は検索で、SEO対策というビッグキーワードで上位表示されています。キーワードでの検索上位はもちろんですが、コンテンツ1つ1つが非常に質が高く、ユーザーが知りたい情報、求めている情報以上の成果を得られる素晴らし内容となっています。ferretはこの日本国内の数多くあるオウンドメディアでも、トップクラスの成功例と言えるでしょう。
SNSの成功例
多くのユーザーが活用しているSNS。流入が多くSNSをうまく活用している成功例をご紹介致します。コンテンツSEOとはまた違った魅力を出しつつ、多くのユーザーに存在を知ってもらう事が可能なSNSは、活用次第では非常に強力な武器となるでしょう。
FASHION HEADLINE
三越伊勢丹ホールディングスとイードの共同出資により生まれたファッションニュースメディアです。百貨店業界が年々縮小傾向にあるため、何とか元気を取り戻したいという思いから構築されました。ファッション業界のニュースはもちろんのこと、美容関連や食関連、ライフスタイルなど、様々なジャンルの情報を扱っており、多彩なコンテンツで成り立っています。SNSを中心にPVを伸ばし続け、立ち上げ後わずか2年という短いスパンで300万PVを超えました。
特に印象的なのは、三越伊勢丹関連の情報などは全体の10%を切っているというところです。中立性にこだわり情報発信をしているのが特徴的で、そういった点が多くのユーザーから評価されてきました。東コレやパリコレの現地取材や上海の展示会取材など、独自コンテンツが非常に人気を集めています。FASHION HEADLINEはSNSからの流入が多いことでも知られているメディアの1つです。シェアボタンを大きく設置したり、写真にこだわったコンテンツでシェアされやすい工夫が細かくされています。
LIG
東京上野に拠点のあるWebサイトの製作会社です。オウンドメディアの成功事例として特に有名な企業の1つです。Webサイトの制作というのは、他社との差別化が非常に難しく、どうしても営業のマンパワーに依存せざるを得ないという状況でした。そんな中でLIGは、オウンドメディアの運営していくことでファンを増やし、競合優位に立つ戦略を多く立ててきました。他企業とは違った視点での戦略は非常に効果的で、トップクラスの人気を手にすることに成功しています。
コンテンツは、Web制作に関わるテック系の記事、ビジネスや会社紹介などと言ったように統一感を持たせています。facebookの「いいね」は6万件にも上り、SNSで多くのシェアを得ています。特徴的な点は、LIGは面白ジャンルが印象的で、ライターの顔が見える配信をしているのもユーザーにとって面白みがあり親近感を感じることのできる内容となっています。
ブランディングの成功例
企業ブランディングに成功したオウンドメディアをご紹介致します。オウンドメディアは購買や採用などだけではなく、こうしたブランディングにも非常に効果的です。どのように他社との差別化を図り成功させたのかをしっかりと把握し、自社のブランディングにも是非役立たせていきましょう。
北欧、暮らしの道具店
北欧雑貨や食器を扱うECサイトの北欧、暮らしの道具店。脱モールを掲げECサイト自体をオウンドメディア化しています。facebookの「いいね」は42万人、Twitterフォロワー数は3万人と、SNSでも非常に人気を集めており、どれだけ注目されているのかが分かります。新商品の案内などのコンテンツをはじめ、収納術やお役立ち情報、さらには編集部のスタッフコラムまで、多彩な内容を配信しています。さらに、Instagramもいち早く取り入れるなど、時代の流れに合わせた施策をしっかりと行っています。
ユーザーとの長期的関係を構築する中で、取り扱う商品の購買に繋げていくことを最終目標としており、ECサイト一体化という新しくも注目度の高い運用は、オウンドメディアの大きな成功例と言えるでしょう。売り上げやPVなどの数値に左右されるのではなく、ユーザーの持つ世界観を分析し、定義を行い、常にyうーざーが必要としている情報やなどを作り続けています。ブランディングには欠かせないオリジナリティ溢れるサイト作りで、多くのユーザーをファンとして取り込むことにも成功しています。今後もさらに注目度を高めていくでしょう。
THE BAKE MAGAZINE
チーズタルト専門店として非常に人気の高いBAKEが運営しているオウンドメディアです。BAKEのビジネスモデルや今後やりたいと考えていることをコンテンツとして配信し多くの仲間を作っていくことを目的として運営されています。「お菓子のスタートアップ」という特性を生かし、スタートアップ、食、第一次産業で活躍している方々のインタビューなども非常に注目を集めています。
初回の記事では2万超えのPV数を獲得。月間では7万PVとなり、当初の予想を3倍以上も超えた結果になりました。さらに、このオウンドメディアの運営により、求人サイトに頼ることなく自社のサイト経由からの応募も増加していきました。また、求人だけではなく取材やイベントへの参加依頼なども増加し、今まで以上に認知度も格段に広がっています。BAKEのブランディングはもちろんのこと、当初の目的とされている「仲間づくり」にも大きな効果を得ることができたオウンドメディアの成功例となっています。
BtoBオウンドメディアの成功例
BtoBのオウンドメディアは非常に多くのメリットがあります。まず第一に競合が少ないというのが大きな特徴となるでしょう。さらに、オウンドメディアはそのまま営業資料にもなるため活用の幅も広がるでしょう。実際にBtoBのオウンドメディアで成功している企業はどんなオウンドメディアを運用しているのかをご紹介致します。
ソーシャルメディアラボ
ソーシャルメディアのマーケティング支援を行っている企業のオウンドメディアです。企業向けにSNSの活用方法などを配信しています。ここでは営業マンではなく、オウンドメディアの構築に投資を行う事で安定的な問い合わせ数を獲得しており、売り上げの増加にも成功しています。さらにSNSは非常に流れが早いため、深い知見や考察が必要となるコンテンツより、最新トレンドを継続してあげていくことを重視して行っています。
また、各SNSを運用している様々な事業会社へのインタビューなども行っており、独自性を強めた新鮮な情報を継続して配信し続けています。ソーシャルメディアラボの成功事例からは、コンテンツ制作をする際には外部の会社との連携も非常に重要となり、強化することで大きな効果を得られるという事が理解できるのではないでしょうか。
経営ハッカー
経営ハッカーはクラウド会計ソフトのfreeeが運営しているオウンドメディアとなります。主に中小企業経営者、個人事業主向けコンテンツを配信し続けており、「青色申告」「確定申告」などといったビッグキーワードで検索上位ランキングに君臨しています。月間万超えの人気オウンドメディアで、テキストコンテンツだけではなく高品質な動画制作なども行っており、多くのユーザーから高い支持を得ています。
経理の基本知識などを網羅的にまとめたコンテンツ配信を行っており、ユーザーのエンゲージメントも高く、見込み客をうまく販売に結びつけています。近年ではSEOだけではなく、SNSの拡散も狙い専門性の高い方へのバイネームを依頼し、独自性の強いコンテンツの製作にも力を入れています。最終的にはメディア知名度を今以上にさらに高めていき、サイト名検索を行うユーザーの増加を目指しています。
BtoCオウンドメディアの成功例
BtoCの場合、BtoBとは根本となる目的から大きく異なります。BtoBは基本的に仕事のためのものを売るというビジネスですが、BtoCの場合は違います。もちろん利益などもありますが、純粋な個人的楽しみとしての価値も十分あります。そのため、自社のオウンドメディアがBtoBではない場合、ユーザーにとっての楽しみなどを提供できるかどうかも大きなポイントとなるでしょう。
YOURMYSTAR STYLE
ハウスクリーニングなどのサービスECプラットフォームを運営しているユアマイスター株式会社。SE御対策と複数のSNSを駆使した戦略を用いており、流入数を1年で2倍にCV数を6倍にまで伸ばしました。SNSで多くのユーザーに向けて知名度を広げたことで、オウンドメディアの自然流入だけではなく社名を直接キーワードとして行う指名検索も増加し、結果としてCV数に大きな影響を与えています。
基本的にはSNSでの運用によって大きな成果を掲げているYOURMYSTAR STYLE。Instagramでは、1つの投稿に5枚以上の画像を用いており、他企業に比べその丁寧さが欲しい情報が一気に手に入るおもてなし投稿で多くのユーザーを惹きつけています。オウンドメディアでは独自性の高いコンテンツを手浮き的に配信し続けてECページへの導線の工夫、CTAはコンテンツ内容に合わせた各ページで異なる設計、文脈に合うバナー表示などユーザーは自然にユアマイスターのサービスに触れることが可能となっています。
カエライフ
レトロカーやカスタムカーの紹介、普通車を車中泊仕様にするカスタム方法や体験談、キャンプやサービスエリアグルメまで、カーライフを思い切り楽しむことが出来るような情報満載のオウンドメディアです。カーパーツ会社ならではのコアな情報を継続的に配信しています。各SNSでも情報を提供しており、ユーザーとの接点設計に成功しています。最近ではInstagramも取り組み始め、若い女性層にもタッチングポイントを拡大していきました。
さらに、カーマニアが知りたい情報を分かりやすくYouTube動画などでも配信しています。コアなファン層への継続的情報提供を続けていくことで、チャンネル登録者数は2万人以上になっています。オウンドメディアではこれまでキャンプなどに馴染みのなかった層に向けた多くのコンテンツを配信。Instagramでは女性向けコンテンツの投稿。メディアにより器用な使い分けを行い、ユーザーのすそ野を広げることに注力しています。
オウンドメディアはプロに依頼するのも1つの手!
オウンドメディア構築や運用、は綿密な構築計画や徹底した準備、SEOを意識したコンテンツ制作や内部施策など対応すべき課題は数多くあります。オウンドメディアを理想通りに作り上げるためには、企業内でこうしためでぁ構築を熟知している方がいれば心強いでしょう。
しかし、そうした人材が不足していたり、オウンドメディアに対するノウハウや知識が足りない場合は、知識を得ていても実際にやろうとした場合、「何からどう手を付ければいいか分からない」とスタート時点で躓いてしまうなんてこともあるでしょう。そんな時は、信頼できるプロに依頼するのも一つの方法となります。
オウンドメディアサイト制作を依頼するだけではなく、しっかりとSEO対策を施した記事作成、コンテンツ制作など作り上げてくれますし、その後のフォロー体制などもばっちりですので、気になる部分や疑問な点などもしっかり解決してくれるでしょう。自社でコンテンツを制作する場合でも、SEO対策を取り入れたアドバイスなどを行ってくれる業者もあります。「オウンドメディアを作りたいけどうまくできる自信がない」といった場合は、まずはこうしたプロの力を借りてみるのもいいでしょう。下記の記事では、オウンドメディア、その中でもコンテンツマーケティングを得意とする業者を紹介していますので、参考にしていただければ幸いです。
まとめ
SEOに強いオウンドメディアの構築は、ただ単にSEOを意識して作り上げればいいという訳ではありません。もちろんしっかりとSEO対策をすることも必要です。しかし、企業としての目的や明確なゴール、どんな層をターゲットにしているか、どんな情報を届けたいのかなどを明確にしておかなければいけません。様々なオウンドメディアの成功事例を参考にしつつ自力で作成するも良し、プロに依頼し魅力のあるオウンドメディアを手にするも良し、自社に最適な方法を選び、ゆっくり着実にユーザーとの距離を縮めていきましょう。
すぐに結果が出ないというもどかしい部分もありますが、会社としての資産になり、長期的なユーザー確保への大きな足掛かりとなるでしょう。オウンドメディア運用は難しくもありますが、軌道に乗れば大きな効果が得られる素晴らしい施策となります。ぜひうまく活用し、これまで以上の成果を上げていきましょう。