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オウンドメディアの作り方|ゼロから立ち上げて成果を出す手順

2021-07-19更新 2026-05-073分で読める
オウンドメディアの作り方|ゼロから立ち上げて成果を出す手順
目次

オウンドメディア構築の基本的な考え方

オウンドメディアとは、企業が自社で保有・運営するメディアのことです。ブログ型のWebサイトが一般的で、SEOを活用して検索流入を獲得し、見込み客の獲得やブランディングにつなげる目的で運営されます。

オウンドメディアを「とりあえず始める」と失敗しやすいのは、目的・ターゲット・運用体制を決めずにスタートしてしまうケースです。ゼロから立ち上げて成果を出すためには、設計段階で戦略を固めることが重要です。

立ち上げ前に決めること

項目 決めるべき内容 判断のポイント
目的 リード獲得・採用・ブランディング・ECへの送客など ビジネスのどの課題をオウンドメディアで解決するか
ターゲット 業界・役職・課題・検討段階 ペルソナを1〜2名設定し、検索行動を想定する
KGI/KPI 月間PV・CV数・問い合わせ数など 目的から逆算して数値目標を設定する
運用体制 誰が・月何本・どの工程を担当するか 内製か外注か、編集長の有無、レビュー体制
予算 初期構築費・月額運用費・記事制作費 最低6か月の運用費を確保してスタートする

オウンドメディア構築の手順

ステップ1:コンセプトとカテゴリを設計する

メディアのテーマを絞り、カテゴリ構成を設計します。テーマが広すぎると専門性が薄まり、狭すぎるとネタが枯渇します。

  • テーマの絞り方:自社の専門性が活きる × ターゲットの検索需要がある領域
  • カテゴリ設計:3〜6カテゴリに分類し、各カテゴリに10本以上の記事ネタがあるか確認する
  • ピラーページ戦略:各カテゴリに核となる総合記事(ピラーページ)を1本設定する

ステップ2:サイトを構築する

中小企業のオウンドメディアにはWordPressが最も実績のある選択肢です。

構成要素 推奨設定
CMS WordPress(シェアNo.1、SEOプラグインが充実)
テーマ SEO対応の有料テーマ(SWELL・JIN:R・Cocoonなど)
SEOプラグイン Rank Math または Yoast SEO
サーバー エックスサーバー・ConoHa WINGなど(表示速度が速いもの)
ドメイン コーポレートサイトのサブディレクトリ(/blog/)が SEO上有利

ステップ3:キーワード設計とコンテンツ計画を作る

初期段階で50〜100本分のキーワードリストを作成し、カテゴリ・優先度・ステータスを管理するスプレッドシートを用意します。

  • 各カテゴリに10〜20本のキーワードを割り当て
  • 検索ボリューム100〜1,000のロングテールKWを中心に選定
  • カスタマージャーニーの各段階(認知・興味・比較・行動)に対応するKWを配置

ステップ4:記事を制作・公開する

初月は5〜10本を目標に、以下の制作フローで運用します。

  1. キーワード選定と検索意図の分析(30分)
  2. 構成案の作成と承認(1時間)
  3. 執筆(3〜5時間)
  4. 校正・レビュー(1時間)
  5. WordPress入稿・公開(30分)

ステップ5:効果測定と改善を回す

公開3か月後からSearch ConsoleとGA4でパフォーマンスを確認し、PDCAサイクルを回します。

  • 月次レビュー:流入数・順位変動・CV数の確認
  • リライト:順位が伸びない記事の情報追加・構成改善
  • 新規記事:検索需要のあるキーワードで継続的に追加
  • 導線改善:記事からCVページへの遷移率を確認・改善

オウンドメディアの運用コスト目安

項目 内製の場合 外注の場合
初期構築 5万〜20万円 30万〜100万円
記事制作(月4本) 人件費のみ 12万〜40万円/月
サーバー・ドメイン 月1,000〜3,000円 同左
SEOツール 月0〜5万円 コンサル費に含む場合が多い

まとめ

オウンドメディアの構築は、目的・ターゲット・運用体制を設計してからスタートすることが成功の前提です。WordPressでサイトを構築し、キーワード設計に基づいた記事を継続的に公開しながら、3か月後から効果測定・リライトのサイクルを回しましょう。