ホームページを作成したいけど、実際どうやって作ればいいのか分からず悩んでいる方も少なくないでしょう。ホームページの作成をホームページ制作会社へ外注したり、フリーランスのウェブデザイナーに依頼し作成した場合、ベストなタイミングでの更新が難しくなったり成果を出すことが難しくなってしまうでしょう。
だけど作り方が分からない…。そんな時に頼りになるのがホームページ作成のツールです。最近だと、ノーコードでホームページを作れるなんて言いますが。HTMLで自作のホームページを作成する事ももちろん可能ではありますが、スキルや知識がないと時間も手間もかかり大変難しい作業になります。
企業によってはWEBデザインやWebマーケティング担当者を専任ではなく他業務と併行しホームページ作成を任せられるという事もあるでしょう。そんな時は時短出来て、尚且つ見栄えもそれなりに良いホームページを作れる有効的なツールの活用が必須になります。
最初からホームページ作成ツールを使用して作っておけば、後から面倒な移行作業などをする必要もありません。この記事では、無料版・有料版それぞれ厳選した20のツールをご紹介致します。
ホームページ作成のツールとは何か?どんなメリット・デメリットがあるかなどを併せてご紹介致しますので、今現在ホームページ作成を検討しているという方はぜひご覧ください。
目次
- 1 ホームページ作成方法は?
- 2 ホームページ作成ツールとは?
- 3 ホームページ作成前の注意点
- 4 ホームページ作成ツール・無料オススメ20選
- 4.1 Word Press(ワードプレス):世界一のCMSツール
- 4.2 ペライチ
- 4.3 Wix(ウィックス):世界で1億ユーザー突破のホームページ作成ツール
- 4.4 Weebly(ウィーブリー):サンフランシスコ発の無料ウェブサイトビルダー
- 4.5 Jimdo(ジンドゥー):ドイツ・ハンブルグ発、KDDIウェブコミュニケーションズが協業パートナー
- 4.6 Crayon(クレヨン):スマホで編集できるホームページ作成ツール
- 4.7 Googleサイト
- 4.8 STUDIO(スタジオ):ノーコードでWebサイトを作成できるツール
- 4.9 STORES(ストアーズ):アンジャッシュ児嶋さん出演のTVCMでお馴染み
- 4.10 Ameba Ownd (アメーバ オウンド) :お洒落で直観的に作れるホームページ作成ツール
- 4.11 BASE(ベイス):香取慎吾さんのTVCMでお馴染みのネットショップサイト作成ツール
- 4.12 Square(スクエア):無料からでも利用できるホームページ作成ツール
- 4.13 IM Creator(アイム・クリエイター) :ポートフォリオサイト作成ツールとしても利用される
- 4.14 SITE123:簡単・シンプルを売りにしているホームページ作成ツール
- 4.15 Shopify(ショッピファイ):人気・注目度急拡大のECサイト構築ツール
- 4.16 BlueGriffon(ブルーグリフォン):簡単で分かりやすい操作性のホームページ作成ツール
- 4.17 Webnode(ウェブノード):豊富なテンプレートデザインがあるホームページ作成ツール
- 4.18 CLOUD LINE(クラウドライン)
- 4.19 忍者ホームページ
- 4.20 FC2ホームページ
- 5 ホームページ作成ツール・有料オススメ20選
- 6 ツール活用のメリット
- 7 ツール活用のデメリット
- 8 ホームページ作成ツールの選び方
- 9 本格的なWeb集客のためにはワードプレスがオススメ!
- 10 まとめ
ホームページ作成方法は?
ホームページ作成は、大きく分けて3つの方法があり、この記事でご紹介する「ツールを使用した方法」は、その中の1つになります。 3つの方法をそれぞれ詳しくご紹介致します。 スキル、知識、費用面など自社の状況に合わせて最適な作成方法を選ぶ必要があるので、メリットやデメリット、特徴などをしっかりと頭に入れておきましょう。
HTMLコードなどで作成
HTMLやCSSなどのコードを使用してホームページを作成することが出来ます。
しかし、近年ではコーディング不要でホームページ作成が可能なツールが増加傾向にあるため、新しくホームページを立ち上げる際にHTMLコードを使って行うという方は少なくなってきました。ですが、Webサイト作成ツールのカスタマイズをを行う時に、コーディング知識が必要になってくるという場面もあります。そのため、知識を身につけたいという方が行う方法と言えます。
HTMLコード 使用のホームページ作成・メリット | カスタマイズが自由に行える・独自デザインのページの生成が可能 |
HTMLコード 使用のホームページ作成・デメリット | 知識やスキルが必要で習得するまでに時間がかかる・不具合が起こった場合、即座に対応できる人が限られてしまう・完成まで時間がかかる |
ホームページ作成・制作会社に依頼
プロの ホームページ制作会社に委託し、ホームページ作成を行ってもらうという方法もあります。自社の人員を使用しないため、他業務への影響がなく、クオリティの高いホームページ作成が可能となっています。制作会社によって、「検索順位を上げる」「問い合わせが増える」といったようなデザインを設計してくれることもあります。スキルや知識が豊富なプロに依頼するため、大きな安心感があるでしょう。
ホームページ制作会社に依頼・メリット | 自社の社員の手間と時間をかける必要がない・難易度の高いデザインも可能 |
ホームページ制作 会社に依頼・デメリット | コスト負担・イメージとは違ったデザインに仕上がることもある |
ホームページ作成ツールの活用
最後に、この記事で詳しくご紹介する方法がホームページ作成ツールを使用した作成方法です。ツールは無料版・有料版がありコードの知識がなくても簡単にホームページの作成が可能となっています。無料で使えるものも多くあるため、お試しで作成してみたいという方には特にオススメの方法と言えるでしょう。
ですが、機能によっては望むデザインに出来なかったり、先ほどお話ししたようにカスタマイズするためにHTMLなどのコードに対する知識が必要となる場合もあります。そのため、自社に合わせた最適なツールを選ぶ必要があるでしょう。ここでは無料版・有料版に分けてそれぞれ20のツールをご紹介しています。それぞれの特徴などをしっかりと比較し、一番マッチするツールをぜひ見つけて下さい。
ツール使用によるホームページ作成・メリット | コーディング知識が不要・短時間で作成できる |
ツール使用によるホームページ作成・デメリット | カスタマイズに限界がある |
ツールを使用したホームページ作成に対するメリットやデメリットは他にも多くありますので、後程無料版と有料版それぞれの内容を詳しくご紹介致します。しっかりと把握し、どのツールなら自社に合っているのか、デメリットをカバーするためにはどうすべきかなどをよく思考していきましょう。
ホームページ作成ツールとは?
先ほどお話ししたように、本来ホームページはHTMLコードを使用して作成を行います。しかし、初心者の方や知識などがない場合、「HTMLって一体何?」となってしまいます。ホームページ作成ソフトはある程度テンプレート化されており、そこにリンクや画像を貼り付けることで簡単に好みのホームページを作成することが可能となっています。
ホームページ作成ツールは、「外注する予算はないから自分で作成したい」「作成したけど素人っぽさが抜けない」「格好いいホームページを自力で作成したい!」と悩んでいる方にぜひ活用してほしいものとなっています。操作方法や無料範囲で活用できる範囲というのはツールによって大きく異なっていますので、それぞれの特徴をしっかりと把握することが大切です。
ホームページ作成ツールで可能な事・機能とは?
ほとんどのホームページ作成ツールではこういった操作が可能となります。ボタンなどの操作で行い、見たままの状態でホームページを作成することが出来ます。ホームページ作成ツールによって異なる機能をよく把握し洗い出すことが必要です。
容量が無制限のものもあれば、500MB、2GBなど容量が決まっているものもあります。こうしたホームページ作成ツールの機能と共に、ホームページの制作を行う方のスキルなどもしっかりと考慮しておきましょう。
ホームページ作成前の注意点
ホームページを作成する前に、特に注意すべき項目というものがあります。事前に準備を徹底的に行っておけば、後々の余計な手間を省くことにも繋がります。場合によっては最初から作り直さなければいけないという事もあるかもしれません。公開後の修正が難しいという場合もあります。ホームページを作成する前に、まずはしっかりと見つめ直し、注意点の内容をよく理解しておきましょう。
「ホームページを持つ意味・目的」を明確にする
とにかくまずはホームページを作成する事の目的、ターゲット層など、様々な意味をしっかりと明確にしておく必要があります。ホームページを作成することで、どんな結果を手に入れたいのかを考えましょう。集客を増やしたいのか、売り上げを伸ばしたいのか、知名度を上げたいのかなど、企業によりその大きな目的は異なるでしょう。
そこをしっかりと明確にしておく必要があります。しっかりとゴールを決めることで、ユーザーにとっての有益な情報を効率的に発信することが可能になります。なぜホームページを持つのか?どんな目的のためのホームページなのかここをまずは一番最初に明確にさせておいてください。
ホームページの意味をしっかりと把握しておかなければ、制作するためのツール選びにも影響が出てしまいます。必要な機能や容量などは、ツールにより大きく異なります。「ホームページを持つ意味・目的」を明確にしなければ、自社の方向性を見極め、ツールの選択、作業工程を間違えてしまうでしょう。作成する前に、自社がホームページを持つ意味・目的をはっきりと見えるようにしておきましょう。
デザインに力を入れてもコンバージョン率は上がらない
販売や問い合わせに力を入れる場合、特に内容の作り込みに重点を置く必要があります。しかし、デザインにばかり力を入れてもコンバージョン率を上げることはできません。商品そのもののデザインは売り上げに大きく影響を及ぼしますが、ホームページデザインは特に必要がないと言えます。
多くのユーザーは「ホームページのデザインが好きだから商品を買おう」という考えにはなりません。購入に至る判断基準は値段が安いことや品ぞろえが豊富などといった点となるでしょう。そのため、ユーザーのニーズをしっかりと捉え、それに見合った情報を発信することが重要となります。
ホームページを作成する際はビジュアル面を優先しがちになりますが、デザインが良くてもコンバージョン率をアップすることに繋げることはできないでしょう。コンバージョン獲得が目的のホームページを作成する場合は、最初から内容に力を入れることで遠回りせずに成果を出すことが可能となります。
制作予算・ランニングコストを理解する
ホームページを作成するための制作予算などははっきりしていますか?ツールでは無料版と有料版があり、機能などに大きな幅が生じます。ホームページ制作の予算というのは相場というものは基本的にはありません。先ほどお話しした「ホームページを持つ意味・目的」で明確化したゴールによって必要な費用は異なります。
集客のためのホームページであれば、ただ制作するだけではなく集める仕組みを取り入れる必要があります。名刺代わりのホームページであれば3~5ページ程度でも問題はないかもしれません。このように、目的により制作費用は変わります。また、ホームページは制作だけの費用のみという訳ではありません。
例えばどこかに依頼を行うのであればメンテナンス費用、ツールの月額費用なども発生してくるでしょう。途中でプラグインなどを活用する場合にも、追加で費用が発生する事もあります。場合によっては無料で活用できるものも多くありますが、目的によって必要な機能は変わりますので、全てを無料でということは難しいでしょう。作成してから「コストがネックになってしまう」という事がないように、作成前にこういった費用面もしっかりと考えておく必要があります。
抜け漏れのない構築
ホームページを制作する際には、どんなページが必要なのか、ユーザーが求めている情報は一体どんなものなのかを明確にしておかなければいけません。制作に入る前に、こうした部分をしっかりと準備を行っておきましょう。ここが疎かになってしまうと、後から「あのページが必要だった」「このページは必要がなかったかもしれない」などといった問題が生じることがあります。途中で追加などを行う場合、余計な手間やコストが掛かってしまうでしょう。
ホームページの構築を行う場合、細かな部分までしっかりと考え整理しておく必要があります。また、ページや情報などの他に、URLの正規化やSSL対応といった様々な設定についても事前に確認しておくようにして下さい。自社のホームページの方向性、正しい設定をよく考え、抜けや漏れのない完璧な構築を準備しておきましょう。
ドメインやフォルダ、ファイル名は一度決めたら変更しない
ホームページの作成で大切なのは、ドメイン、フォルダ、ファイルの名前の決め方で、一度公開したものは変更しないようにして下さい。これらはURLとして使われますが、後々の変更は難しいという事を覚えておいて下さい。技術的な面で言えば変更は十分可能となっています。しかし、検索エンジンには最初に登録した文字列での登録がされます。そのため、公開した後に変更を行うとGoogleなどでたどり着けなくなってしまうでしょう。
もちろん、検索窓に直接URLの入力やブックマークなどがあればたどり着けますが、検索エンジンからのアクセスは望めなくなってしまいます。また、例えば企業の名刺やチラシなどにもURLなどを記載していることもあるでしょう。もしも公開した後に変更を行った場合、こうした部分もすべて変えなければいけなくなります。手間も時間もかかりますし、かなり面倒な作業となってしまいますので、最初に十分考慮した上でドメイン名やファイル名を決定するようにして下さい。
ホームページ作成ツール・無料オススメ20選
ホームページ作成ツールの無料版オススメ20選をここでご紹介致します。無料版ではありますが、途中から有料版に移行できるものなどもあるため、その時の状況などにより最適なコースを選べるようになっています。
無料版は「ちょっとお試しでホームページを作成してみたい」「知識やスキルはないから難しいことはできないけどホームぺージが欲しい」という方にオススメです。ここでご紹介する20ツールを内容をしっかりと比較し、マッチするものをぜひ選び出してください。
Word Press(ワードプレス):世界一のCMSツール
WordPressは個人のブログから企業のホームページまで、幅広いサイト作成が出来ます。世界中で活用されており、今ではCMSの中でNo.1のシェアを誇っています。公式サポートがないというデメリットがありますが、多くの方が愛用しているためコミュニティや情報交換の場が非常に多く、ちょっとしたトラブルや疑問点などは検索すればすぐに解決することも出来ます。
シンプルな作りのため、プラグインを活用して差別化を図ることが出来るでしょう。欲しい機能を自分自身で見極めて追加していく仕様となっており、拡張性が高く管理のしやすいツールの代表と言えます。プラグインの他にもテーマが豊富にあり、自由に組み合わせを行う事が可能となっています。
これらは世界中のデザイナーやプログラマーが作成しており、無料版や有料版など無数に存在しています。はじめてWebサイトを作成する初心者の方はもちろん、中級者、上級者と幅広いレベルの方にオススメできます。
ペライチ
日本企業が運営しているペライチは、2020年3月の時点で登録者数が20万人以上という人気のホームページ作成ツールとなっています。無料版から有料版へのステップアップもあり、様々な方が活用しています。
ペライチという名前の通り、1ページで完結するようなシンプルなホームぺージ作成に向いているため、ホームページ作成が初めての方やちょっとしたランディングページを作成したいという方には特にオススメです。逆に、複数のページを用意したホームページを求めている方には不向きとなるでしょう。
ペライチではおよそ60種類以上のテンプレートがあり、無料のプランでも30種類以上の豊富なテンプレートが用意されています。また、実はペライチで検索をかけると「悪質」「怪しい」といったサジェストが出てくるため、初めての方は不安になってしまうかもしれません。
しかし、全く怪しいツールではないので安心してください。これには理由があり、規約違反やスパム、詐欺などの誘導を目的としたページを取り締まる「詐欺不正ユーザー撲滅員会」というものを設置しました。それに関する検索数が増えたために、結果としてこういったサジェストが表示されてしまうようになったのです。そのため、サービス自体が悪質という訳では決してありませんので、安心してください。
Wix(ウィックス):世界で1億ユーザー突破のホームページ作成ツール
世界190か国、1億6,000万人以上のユーザーに利用されています。Webデザイナーやイラストレーター、ミュージシャンやヘアサロン、飲食店など、個人や企業、ジャンル問わずサービスの提供を行っています。最大の特徴は、ドラッグ&ドロップでホームページが作れるという点になります。
特別なプログラミング知識、またネット周りの知識などがない初心者でも簡単にホームページ作成が出来るようになっているため、初めてホームページを作成するという方にオススメです。ロゴデザインを作成できる「Wixロゴメーカー」、SEO対策の「Wix SEO Wiz」、顧客管理や仕事の流れを自動化することで業務効率アップを狙える「Ascend by Wix」など、商品の販売、宣伝を効率的に行うための機能がおよそ100種類以上備わっています。
また、ネットショップを簡単に開業することが出来る「Wix ストア」というものもあるため、ネットショップの開業を考えている方にはぴったりのツールとなるでしょう。世界で第6位の利用率を誇るWixは、コーディング知識がない初心者のための優しいツールと言えます。
Weebly(ウィーブリー):サンフランシスコ発の無料ウェブサイトビルダー
Wixやペライチと同じように、知識のない方でも簡単にホームページ作成ができるツールとして知られています。もちろん専門知識を豊富に持っているプロの方も利用しており、幅広いレベルのユーザーを抱えています。特にデザイン性の高いテンプレートが豊富にあり、おしゃれなホームページ作成が可能となっています。
Weeblyは無料コース有料コースがありますが、どちらもSEO対策を実施してくれるため利用ユーザーの評価も高くなっています。ネットショップ向けのテンプレートや機能がかなり充実しており、独自アプリもあるため外出先などでもデータの更新や管理、顧客対応なども気軽に行うことが出来ます。
デメリットとなる部分として上げられるのが、サポートが日本語非対応となっています。日本での知名度はあまり高くないため、問題やトラブルなどがあった際に検索した場合、十分な情報を見つけられないという事があります。ですが、直感的な操作でのホームページ作成が可能ですので、英語のサポートに抵抗がなくお洒落なホームページを作成したい方には特にマッチするでしょう。
Jimdo(ジンドゥー):ドイツ・ハンブルグ発、KDDIウェブコミュニケーションズが協業パートナー
企業が独自開発してするクラウドタイプのCMSの中では凡用性が高く、プログラミングなどの知識がなくてもホームページ作成が可能となっています。一般的なCMSの他に、質問に答えていくだけで半自動的にホームページが出来る「ジンドゥーAIビルダー」という機能が備わっており、これがJimdoの大きな特徴と言えるでしょう。
「ジンドゥーAIビルダー」によるページの構築数に限りはありますが、コーディングなどが一切不要のため初めてホームページ作成をするという場合には非常に助かります。世界で170万人以上のユーザーが利用しており、これまでに世界で累計1,500万以上、日本でも100万サイト以上が制作されています。
日本語対応もしていますので、安心して利用することが出来るでしょう。大規模のサイトには少し向かないというデメリットもあります。ページ数が増えるほどに管理画面が重くなり、アクセスが増えると速度も落ちてしまうという傾向にあるため、中小レベルのホームページ作成に向いています。
Crayon(クレヨン):スマホで編集できるホームページ作成ツール
パソコンでの編集もできますが、スマートフォンだけでの編集可能な点が大きな特徴となります。文章を考え、画像の準備を行えばパーツを組み合わせていくだけで簡単にWebサイトを作成することが可能です。「パソコンがないけどホームページを作りたい」「スマホで簡単に操作できるツールが使いたい」「まとまった時間が取れない」という方には特にオススメのツールと言えるでしょう。
簡単に作ることや知識などがなくても作成が可能という点だけではなく、スマホをメインとして編集などを行う場合には一番最適なツールです。月額有料コースなどもあるため、まずは無料コースで流れを掴み、運用に慣れてきてから有料コースに移行する事も可能です。無料コースはページの公開数が3ページですが、優良コースでは最大300ページまで公開することが出来ます。状況に合わせて適切なコースを選択していきましょう。
Googleサイト
その名の通り、Googleが提供しているホームページ制作サービスです。「Google Workspace」サービスの1コンテンツとして2008年から提供されており、利用は個人でも企業でも可能となっています。もちろんこれもコーディングなどの知識は特に必要がありません。また、YouTubeやGoogleマップとの密な連携が可能なため、Googleのサービスに慣れている方であればかなり早い段階で理解することも出来ます。
デメリットとしてあげるなら、デザイン性が他よりも劣るという点になるでしょう。そのため、対外的サイトの作成ではなく、社内wikiのような組織のポータルサイトとしての活用が多いという傾向にあります。もちろん顧客用のサイトの作成も不可能ではありません。しかし、やはりデザイン的な観点から言うと、チームや企業内の情報ポータルを手軽に作成したいという方にオススメとなるホームページ作成のツールになります。
STUDIO(スタジオ):ノーコードでWebサイトを作成できるツール
コードやテンプレートに縛られることなく自由なホームページの作成が可能なツールになっています。facebookやGoogleのアカウントで利用することが出来ます。自在にデザインを作ることが出来るため、「好みのホームページ構築が出来る」という事が魅力的なツールとして人気が高くなっています。基本的にホームページ作成ツールとは、決まったテンプレートや用意されたパーツをドラッグ&ドロップで配置するものが多いため、STUDIOはオリジナリティの高いサイトが作成できます。
「ホームページの知識がない」「スキルが無いから自分でデザインが作れるかどうか分からない」と不安に思う方も多いかもしれませんが、直感的操作でデザイン作成が出来るため、コード知識も必要ありません。無料プランと有料プランがあるため、公開できるページに大きな違いがあります。PROプラン以下では投稿可能な記事数が5件までとなっているため、動的コンテンツの運用には向いていないでしょう。そのため状況に応じてプラン変更を行う必要があります。
STORES(ストアーズ):アンジャッシュ児嶋さん出演のTVCMでお馴染み
豊富なテンプレートが用意されており、コーディング知識がなくても安心しておしゃれなホームページの作成が可能となります。無料プランと有料プランがありますが、無料プランであっても「顧客管理機能」が使えるというのも大きな魅力の1つとなっています。初めて商品を購入した顧客とリピート客の分類を行ったり、過去の購入情報やストアとのやり取りなどを蓄積することが可能です。
無料でECサイトの作成が出来、決済手数料もネットショップ開設サービスの中で最安値となっているので、「ネットショップ開設をしたいけど、あまりコストをかけたくない」という方に特にオススメです。無料プランであっても容量は無制限のため、有料プランに移行せずとも長く長期的な運用をそのままで行うことが出来るでしょう。
Ameba Ownd (アメーバ オウンド) :お洒落で直観的に作れるホームページ作成ツール
「アメブロ」で知られるサイバーエージェントが運営しているホームページ作成ツールです。次にご紹介する「BASE」と連携しており、BASEの機能限定でネットショップ販売機能もあります。デザイン性が高く、個人ブログ、メディア、写真・ポートフォリオなどのテンプレートが用意されています。他ツールに比べれば数は多くはありませんが、様々なテーマでお洒落なホームページを作成することが出来ます。
さらに、無料プランであっても独自ドメイン設定が出来るというのも大きな魅力でしょう。多くのツールでは独自ドメインの設定は有料プランのみ対応という場合が多いため、無料でツールを使いつつ自社ドメインでページを作成したいという方に一番マッチするツールと言えます。また無料でも容量は無制限のため、安心して長期的な活用をすることが出来ます。
BASE(ベイス):香取慎吾さんのTVCMでお馴染みのネットショップサイト作成ツール
ネットショップ作成ツールとして知名度の高いBASEは、決済機能やお洒落なテンプレート、さらには決済機能も搭載されています。登録も利用料も無料で、ネットショップをスムーズかつスピーディに作成することが可能となります。今現在、ECサイトの立ち上げを行う場合真っ先に候補に挙がるツールと言っても過言ではありません。商品が売れるまでは一切の費用が掛からず、独自ドメイン設定、Googleアナリティクス設定なども無料で利用することが出来ます。
商品が売れた場合、販売手数料として1回の総買い上げ金額の3.6%プラス40円がBASEかんたん決済手数料として掛かります。また、決算手段に代引きを選択することはできません。選べる決済方法は、コンビニ払い、銀行振込、クレジットカード決済、キャリア決済、PayPal決済、後払いの6種類となります。有料機能などを追加することも出来るため、利用の幅も大きく広げていけるでしょう。ネットでのビジネスでショップを開きたいと考えている初心者の方には特にオススメです。
Square(スクエア):無料からでも利用できるホームページ作成ツール
無料プラン、有料プランのあるショップサイト作成ツールです。無制限の商品登録、在庫管理、クーポンコード、facebook広告、Instagramの統合、SEO対策、メールや電話・チャットによるサポートなど、他にも多くの機能が無料プランで使用することが出来ます。
BASE同様に立ち上げの費用、月額料金は無料となっているため安心して作成できるでしょう。また、飲食店などの場合、接触機会を減らし業務効率化にも非常に便利なQRコードを使ったセルフオーダー機能も無料で活用することが出来ます。専門的知識やスキルなどは一切必要がなく、様々な業種、ジャンルに対応したネットショップの開設が可能となっています。
注文、商品管理、在庫数などが自動で同期されるため、店舗もネットショップも一括で管理することが出来ます。SEO対策やSNSとの連携なども無料で出来るため、集客効果を強く見込めることも出来るでしょう。初心者でどんな対策を行えばいいか分からないという方に特にオススメのツールとなっています。IM Creator
IM Creator(アイム・クリエイター) :ポートフォリオサイト作成ツールとしても利用される
累計1700万以上のWebサイトの構築実績があり、独特なデザインのテンプレートが豊富にあるホームページ作成ツールです。細かなカスタマイズをしなくても、個性的で魅力のあるサイトを作成することが可能となっています。そのため、見た目重視のおしゃれなホームページを作りたいという方に特にオススメとなっています。
他と被らないオリジナリティのある構築が可能なので、差別化を図ることも可能です。無料プランと有料プランがあり、状況に合わせて咲いてくな方を選ぶことが出来ますが、日本語未対応の点、ネット上に使い方や問題解決の情報などがあまりないという点がデメリットとして挙げられます。
英語が得意な方や英語表記に抵抗のない方、これまでホームページ作成ツールを利用したことがある方などは、導入を検討してみるといいでしょう。
SITE123:簡単・シンプルを売りにしているホームページ作成ツール
2016年より提供がスタートしたホームページ作成ツールです。ホームページを簡単に誰でも作成できるツールは数多くありますが、その中でも特に簡単さで知られているのがこのSITE123になります。他ツールのようにドラッグ&ドロップで編集するのではなく、定型テンプレートを選びパーツの並び替えを行うだけでホームページの作成が可能となります。
無料プランであっても公開ページ数に制限がないのも大きな魅力と言えるでしょう。独自ドメインは有料版のみの機能となっており、無料プランでは使う事は出来ません。テンプレートは100以上の種類があり、お好みのデザインを選択することが出来ます。ホームページの作成や維持にあまり時間をかけられないという方に特にオススメです。
統合済のSEO対策や24時間365日利用可能なカスタマーサポートなどの機能も充実しています。無料プランでは、シンプルな構築に適しているため初めてホームページの作成を行う方にはマッチすると言えるでしょう。
Shopify(ショッピファイ):人気・注目度急拡大のECサイト構築ツール
175か国以上で利用されており、そのホームページの数は100万ショップ以上となる世か最大規模のECサイト作成ツールとなっています。テンプレートからデザインを選択することが可能で、決済機能の付いたホームページを簡単に作成することが出来ます。
また、3,000種類以上の専用連携アプリが提供されています。例えば「登録した商品画像やサイト外観を変える」「訪問者に合わせ広告表示や顧客データのレポーティング」などという多くの用途アプリがあり、拡張性が高いという大きな魅力があります。
無料プランではなく、無料のお試し期間がありますので、ちょっと試してみたいという方にオススメです。どのコースでも容量は無制限となっているため、好みのショップを作成することが出来ます。商品登録数にも制限などはないため、長く続ければ続けるほど充実したショップへ成長させることが出来るでしょう。実店舗のオンライン化にも向いているツールと言えます。
BlueGriffon(ブルーグリフォン):簡単で分かりやすい操作性のホームページ作成ツール
オープンソースのホームページ作成ツールです。ワープロソフトで文字入力するようにほぼ見た目通りの作成や編集が可能になっています。文字入力するとその通りに表示され、自動的にHTMLコードが生成されるようになっています。そのため、特別な知識がなくても想像通りのホームページを作成することが出来るでしょう。
動画や音声の読み込みも可能です。日本語にも対応しているため初心者でも安心してツールを活用することが出来ます。画像の加工などには専用ソフトが必要となりますが、難しい操作などはないため初めて使うという方でも好きなようにカスタマイズすることが出来るでしょう。
2,500の無料テンプレートがあり、好みのデザインを選択することが出来ます。「ワープロ感覚でホームページ作成が出来る」という他ツールにはない個性的な特徴があり、初めてでも簡単に作成できるため知識のない方にオススメのツールと言えます。
Webnode(ウェブノード):豊富なテンプレートデザインがあるホームページ作成ツール
用意されたテンプレートを選びホームページの作成が出来ます。そのためHTMLやCSSの知識がない方でも安心して利用することが可能となっています。世界で3,000万人以上のユーザーを抱えており、作成したページは自動的にSEO対策を行ってくれるため検索エンジンからの評価も得やすくなるというメリットがあります。
また、ホームページやブログのみではなく、ECサイトの構築も可能なためジャンル問わず様々なページの作成が可能となるというのも大きな特徴と言えるでしょう。デメリットとしては、テンプレートを選び編集をしていくだけなので、他サイトと似たような形になってしまい、オリジナリティに欠けるという点です。
また、サポート体制は有料プランが優先されているため、無料プランでは満足いくサポートが受けられないという事もあるでしょう。ですが、モバイル対応デザインにも自動的に対応してくれるため、現代に合わせたホームページ作成が可能となっています。
CLOUD LINE(クラウドライン)
300以上のテンプレートがあり、好みのデザインをカスタマイズすることが出来ます。大きな特徴としては、編集を行った際に「前のデザインが良かったな」と思ったら以前のデザインに戻すことが出来ます。そのため、様々なカスタマイズがしやすく、その中で一番気に入ったデザインを作り上げることが出来ます。
保存も自動的に行ってくれるため、保存し忘れるという心配もありません。スライドシュー機能を活用すれば見栄えのいい魅力的なホームページも作成できます。
また、無料素材との連携がされており、必要な画像を即座にダウンロードっして挿入する事も可能です。そのため、素材探しの手間も省くことが出来るでしょう。SEO対策ツールもあり、キーワード出現率の確認なども簡単に行うことが出来ます。サポートが繋がりにくいという点がありますが、簡単にホームページを作成したい初心者の方にはマッチするツールです。
忍者ホームページ
1つのIDで最大10個のホームページ作成が可能となっています。ドメインは340種類以上から選べ、もちろん独自ドメイン使用も可能です。このドメインはかなり個性的で、「masa-mune.jp(伊伊達政宗)」「sa-suke.com(猿飛佐助)」「mu-sashi.com(宮本武蔵)」などの戦国武将の名前にちなんだものや「iiyudana.net(いい湯だな)」「ikidane.com(粋だね)」「kacchaokkana.com(買っちゃおっかな)」などかなりユニークなものまであり、選ぶだけでも楽しめます。
忍者ツールズとの連携も簡単にできるため、ホームページ運営をスムーズに行うことも出来るでしょう。忍者ホームページと同じIDで利用が出来るのも大きなメリットになります。また、FTPS接続でセキュリティ面も安心できます。容量が少ない点やファイルサイズの制限、無料の場合広告バナーが表示されるなどと言ったデメリットもありますが、様々なメリットや便利な機能が豊富なため、初めてのホームページ作成や、個性が主張できるようなホームページの作成がしたいという方には特にオススメと言えるツールになります。
FC2ホームページ
無料版と有料版の2つが用意されており、容量と対応ファイルサイズに大きな違いがあります。初めてのホームページ作成などは無料版で十分な機能と容量と言えるでしょう。独自ドメイン、広告非表示、ぱしわーど制限など多くの機能が無料版でも利用することが出来ます。
価格にこだわり無料、もしくは最低予算内でホームページの作成がしたいという方やホームページの運営をしながらWEB知識をしっかりと身につけたいという方にオススメです。FTP接続にも対応しており、セキュリティ面も安心できるでしょう。FTPツールからの接続を制限することも出来ます。
サイト更新の時以外は制限をかけておくことで、第三者によって利用されるリスクを最小限まで軽減することが出来るというのも安心できる大きな特徴と言えます。コミュニティも充実しており、集客しやすい環境のため、アクセスランキングなどの目に見える結果を早い段階で実感することが出来るでしょう。
ホームページ作成ツール・有料オススメ20選
次に、 ホームページ作成ツールの有料版オススメ20選をここでご紹介致します 。無料版との大きな違いとしては、機能やサポートの充実性が大きくなるでしょう。費用が掛かる分安心できるような内容となっているものも多くあります。コース選択も可能で、安いものであれば月々の利用料金が1,000円に満たないものもあるでしょう。自社のスキルなどを加味し、どのコースを選択すべきか、どんな機能が必要かをよく考えてから最適な1つを選んでください。
ホームページビルダー
本格的なECショップ、企業の大規模なホームページなどあらゆるサイトを簡単に作成できるツールです。直感的操作が出来るため誰でも構築を行うことが出来ます。業種、テンプレートを組み合わせるだけで完成します。テンプレートはプロが作成したものが多く、レイアウトや配色を自由に変えることも出来ます。専門知識がなくてもレスポンシブ対応のHん核的なホームページを作成可能で、ジャンル問わず作成できるのも大きな特徴と言えます。
ビジネス向けパックでは、SEO対策を提案する内容なども盛り込まれておりかなり効率的な運用を行うことが出来るのも嬉しいポイントとなります。無料の電話サポートなどもありますが、3回目以降は有料となるので注意しておきましょう。ホームページ作成をしたことが無いという方や作成に不慣れな方にオススメできるツールとなっています。
シリウス
シリウスはアフェリエイトサイトに特化しており、特別な知識がなくても簡単な操作のみでホームページを作成できる有料ツールです。SEOに強いページの作成も可能なので検索エンジンからの評価を得やすくなるでしょう。定期的な更新サポートや管理が行える機能が搭載されており、初心者でも安心して利用することが出来ます。
また、ワードプレスなどの記事を一括で読むこむインポート機能も搭載されているため、かなり使い勝手のいいツールと言えます。パソコン、モバイル、タブレットに対応したページを全て同一のURLで管理することが出来るのも大きな魅力です。
練り込まれた操作画面で直感的操作が出来るため、詳しく使い方などを把握できなくても作成が出来るというのも、初心者の方には嬉しいポイントとなるでしょう。充実した文字の装飾機能やサムネイル作成機能、テーブルエディタ搭載など、多くの機能が備わっているため簡単に魅力のあるホームページが作れます。アフェリエイトサイトの作成を検討している方に一番オススメできるツールです。
あきばれホームページ
「Buddy」というマーケティングCMSを用いてホームページを作成できるサービスで、更新やホームページ運営のサポートも行ってくれます。公開後も手厚くサポートしてくれるというのは多くのツールの中でも非常に珍しい特徴と言えるでしょう。初期の構築やページデザイン、制作を低料金で行うことが出来、提供されたテンプレートに文章や画像を入れ替えるだけで簡単に作成することが出来ます。
操作に困った際はいつでもサポートセンターに連絡することが出来るのも安心できます。導入からか月間は専任のコンシェルジュが更新や公開についてサポートしてくれるため不安になることは特にないでしょう。低価格でホームページの作成を行いたいという方、営業成果に繋がるホームページを希望している方にはおススメです。初めて製作する、費用をさえたいという場合はまず候補に挙げられるツールと言えるでしょう。
ホームページV4
ホームページの作成をした後からでも簡単にレイアウトの変更やデザインの変更、ページ階層構造の変更などを行うことが出来ます。そのため、とりあえずホームページを作成してみて、その後に細かな調整を行うことが出来るため、ホームページの作成に慣れていない方には特に使いやすいツールと言えるでしょう。
画面の指示に従うウィザード形式で、デザインテーマやレイアウトを選び自由にサイトを作成することが出来ます。デザインのパターンは実に種類以上とかなり豊富にあるため、オリジナリティある構築が可能でしょう。
また、高品質な写真素材が3,000以上収録されているため素材探しに苦労することはありません。ページ単位やサイト単位でのデザインを一括変更することも出来ます。また、ページの構造を変更した場合でも、自動でリンク更新をしてくれるためリンク切れのリスクを心配する必要もなくなります。他と比べ価格も安く、手軽にホームページの作成をしてみたいという方人は特にオススメの内容となっています。
Dreamweaver(ドリームウィーバー):プロも利用するホームページ作成ツール
シンプルなコーディングエンジンを利用し、HTMLやCSSによるホームページの作成が出来る有料ツールです。あらゆるデバイスやブラウザに対応できるのが大きな特徴です。コーディングのヒントが表示され、コーディング時間の短縮を図ることが出来ます。
そのため、不慣れな方でも正しいホームページ制作が可能となるでしょう。また、テンプレートは自由なカスタマイズが可能なので、自分好みに変更することが出来ます。定期的に新しい機能が加わっていくため、常に最新の魅力あるホームページを作成することが可能となっています。
また、基本的な事から難易度の高い操作やテクニックまで全て網羅されたチュートリアルがあり、ステップ倍ステップで学んでいく事出来ます。HTMLやCSSの知識が必要になりますが、このツールを活用し差ホームページを作成しながら知識を蓄えてていくことも出来るため、効率的な作業を行うことが出来るでしょう。
MovableType(ムーバブル・タイプ)
スマートフォン対応のデザインテーマをベースにしたスピーディなカスタマイズから、完全の理事なるのサイト構築まで対応が可能な本格的CMSサービスです。企業のサイトには欠かすことのできないフォーム機能、ワークフロー機能をはじめとする便利な機能を多く搭載しています。
また、作成後のメンテナンス作業のほとんどをシステム側に任せることが出来ることが出来るため、企業や団体に限らず個人の利用者も多く存在しています。サーバーの準備や管理が必要なく、CMS本体のアップデートやセキュリティ対策、負荷対策などもすべてサービス側が行ってくれるので、システムの管理者が不在の場合でも安心して長期的な運用が可能となります。
インストールが不要でアカウント作成するだけですぐにホームページ作成が出来ます。低予算で構築したい、色々なことを任せたい、本格的サービスを利用したいという方にマッチするツールと言えます。
PAGEKit
導入件数が24,000件を突破し、今人気が高まりつつある有料ツールになります。2004年にサービスが開始されてから徐々にユーザー数を増やし続けています。初期費用が掛からないため、コスト面でもかなりメリットになるでしょう。ホームページの作成はもちろんですが、他ツールにはない掲示板などの機能も搭載されています。
ネットショップの構築に特にオススメで、商品登録数に限りなどもありません。独自ドメインを利用することも出来ますし、テンプレート数は200を超える豊富な種類があります。マニュアル不要で操作が出来ますが、細かな部分に関してはHTMLなどの知識が必要となります。
それなりに知識のある方には扱いやすいツールと言えるでしょう。料金は比較的安価なタイプになりますので、試しにやってみたいという場合は気軽に利用することが出来ます。
RCMS
標準機能が豊富な国産のCMSです。コーポレート、求人、情報配信、EC、ポータルなど、ジャンルや業種問わず多岐に渡ったホームページサイト構築や運用、管理が得意となっています。セキュリティレベルがかなり高いため、大手企業や金融機関での導入実績なども多数あります。
一般的なCMSではカスタマイズが必要な機能なども標準で備わっているため、導入や開発に対するコストを抑えることが出来ます。RCMSは株式会社ディバータが独自開発したシステムで、カスタマイズの要望や導入後のサポートなども全てにおいて対応が可能となっています。
外部のシステム会社や制作会社との連携も取りやすくなっているのも特徴でしょう。セキュリティ対策も強く施されており、こういった面からもかなり高い安心感を持つことが出来ます。充実した機能を効率的に活用し、様々なホームページ作成を行うためのツールと言えます。
a-blog CMS
名古屋に拠点を置く有限会社アップルップルが提供しているCMSで、導入実績は3,000件以上です。今注目を集めているCMSで、今後もさらに導入実績を増やしていくでしょう。充実したサポート体制やWeb制作の初心者にも扱いやすくなっており、さらにセキュリティ面での脆弱性を排除しているため安心感を持って利用することが出来ます。
あたたかみがあるデザインに統一されており、見ている側にも癒すを与えてくれるでしょう。 a-blog CMSは、運営会社自らが導入サポートを行っていたり、トラブルシューティングをビデオ通話を通して行ってくれたりといった手厚いサービスを展開しています。制作が初めての方であっても構造や作成の理解がしやすいというメリットがあります。
場合によってはワードプレスよりも効率的なホームページの作成が可能と言われているため、今現在どのCMSで作成しようか迷っている方はぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。
MOSH
25,000以上の企業や個人で利用されているMOSH。スマホで簡単にオリジナルページの作成が可能となっており、必要な機能が充実しているという大きなメリットがあります。オンラインの決済はもちろん、サービス提供に必要な基本的機能、サービスが正しく伝わるページレイアウト、業種や業態に合わせた予約機能付きページの作成が可能です。
チャットサポートがあり不安なく利用をすることも出来るでしょう。個人に限らず企業としての利用も多く、様々なジャンルのページ作成を行っています。また、「ガイアの夜明け」などのメディアでも取り上げられた実績があり、その注目度はかなり高いと言えるでしょう。
パーソナルカラースタイリスト、ギタリスト、ボディワーカー、ヨガインストラクターなど、多彩な方々が利用しているMOSHは、簡単作成やZOOM連携機能などが大きな魅力のツールとなっています。
はてなブログMedia
オウンドメディアの特化したツールで、「書くことに専念できる」というのが最大の特徴と言えます。ベンチャー企業から有名大手企業まで幅広い利用ユーザーがおり、上場クラスの企業からをかなり高い信頼を寄せられています。マニュアルのいらない簡単操作で記事の作成に集中することが出来たり、特性に合わせたデザインのテンプレートを選んだり戦略的な企画や編集力で支援を行ってくれます。
自動アップデートでコストも削減できるため、初めての作成でも安心して利用することが出来ます。さらに、オウンドメディアには欠かすことのできないSEO対策も常に最新の状況に合わせた対策を行ってくれるため、トレンドに合わせた運用を行うことが出来るでしょう。機能追加なども対応してくれるため、「書くことに専念できる」という言葉の通り、余計なことは一切考えずに情報発信に意識を集めることが出来ます。
ferret One
BtoBマーケティングに特化した有料ツールです。知識やリソース、環境に余裕がなく効率的なWebマーケティングが出来ないと悩んでいる方に特にオススメです。誰でも簡単に使えるツール群やトレーニングなどを提供しており、目標達成の計画づくりサイトの作成や更新などWebマーケティングに必要な一連の施策を施し管理してくれます。
ツールだけではなく、こうしたノウハウなども一緒に提供してくれるため初めてでも安心して利用することが出来るでしょう。CTAやフォームも簡単に設置することが出来、LPも作り放題という大きな特徴があります。「クックパッド」「ベネッセ」「キリン」など、有名な大手企業も多く導入しているため、不安に感じることもないでしょう。
コーディングが不要でサイトの製作時間も大幅に削減することが出来ます。最初に使える機能をチュートリアル形式で体験することが出来るため、悩んでいる方は数は一度試してみるといいかもしれません。
HubSpot CMS
クラウドベースのCMSで、コンテンツ制作コンバージョン率の最適化、パフォーマンス情報の確認を一元的に行う事が可能です。一番安い月額コースでは月々3,000円という比較的リーズナブルな価格帯になっているため、安心して利用することが出来るでしょう。650種類以上プラグインが利用でき、機能拡張に優れたツールと言えるでしょう。しかし、プラグインの利用をしなくても機能が充実しているため、初心者でも作成を行う事が可能となっています。
セキュリティ面ではSSL証明書、WAF、無休体制のセキュリティ監視体制が整っています。表示速度や安定性、安全面なども高く評価されているCMSで、充実した開発者向けのドキュメント、開発者コミュニティなどもあります。柔軟性と高い機能背尾を誇っており、ワードプレスからの移行なども簡単にできることから今、知名度、注目度共に急上昇しているツールの1つです。
おちゃのこさいさい
店舗向けホームページ作成が簡単にできるツールです。メニューの紹介やクーポンの発行、メールマガジンやスタッフ紹介など、店舗のホームページとして必要な機能が充実しているため、多くのショップで利用されています。スマートフォンからの更新も可能なため、手軽にホームページ作成が出来るでしょう。「おちゃのこさいさいベーシックプラン」では月750円という破格となっており、「おちゃのこさいさいアドバンスプラン」であっても月額1,500円とかなりリーズナブルな設定金額になっています。
独自ドメインはアドバンスプランのみとなっており、容量はベーシックプランが500MB、アドバンスプランは無制限となります。店舗の状況などに合わせて最適な方を選択できるため、無駄のない運用を行うことが出来るでしょう。多彩なテンプレートが揃っており、デザインが苦手という方でもおしゃれできれいなホームページの作成が出来ます。また、オリジナルデザインがいいという場合はサイトデザインプランもあるため理想通りの構築が可能となるでしょう。
とりあえずHP
とりあえずHPは、ほぼ口コミのみで21,000人以上のユーザーに利用されている人気の有料ツールです。パソコン操作が苦手な方に開発されたといっても過言ではないほど操作性が簡単で、初心者の方でも文章や画像を入力していくだけでホームページの作成が可能となっています。デザインもオシャレなものが多く、200種類以上のテンプレートから好きなものを選択することが出来ます。初期費用が5,000円程度、月額費用が2,940円という安価な価格での利用が出来、初めてでも気軽に導入することが出来るでしょう。
ホームページを作成する際、初めてでどうやって作成するのが正しいのか分からないという場合でも、すでに実績が豊富にあるため公式サイト上で紹介されているサイトを参考にすることも出来ます。飲食店やエステサロン、個人事務所、病院アド、ジャンルに縛られない様々な業種のホームページ作成が可能となっています。30日間無料体験もあるので、まずは一度試してみるのもいいでしょう。
Goope
ロリポップやカラーミーショップなどを運営しているGMOペパボ株式会社が提供しているツールです。90,000人以上の利用者がおり、日本でも最大級の有料ホームページ作成ツールと言えるでしょう。ビジネス、保育園、マッサージや飲食店など、ジャンル問わず多くのユーザーに活用されており、使い勝手の良さや操作性の簡単さから、初心者でも作っとホームページの作成をすることが出来ます。
スマホからの編集もでき、空いた時間に簡単に更新作業を行う事も可能です。通常プラン、DXプラン、ビジネスプランのどのコースでも独自ドメインの使用が出来ます。初期費用は全プラン3,000円となっており、美にネスプランでも月額費用が月3,500円と利用しやすい良心的価格となります。大手企業が提供しているホームページ作成ツールのため、安心して導入することが出来るでしょう。
FREECODE
SEOに強いと言われているFREECODEは、500社以上に選ばれている有料ツールの代表とも言える存在です。直感的操作が可能で、営業力の強化やブランディングなどに強みを持っています。1994年よりホームページ作成支援をスタートさせ、そこで培われてきたノウハウを活かした最適なホームページデザインやSEO対策が大きな特徴となっています。SEO効果を高めるコンテンツマーケティング機能、質の高いリードの獲得、ECサイトの解説など、様々なジャンルに対応しています。
専用素材サイトとも連携しているため、素材探しの手間を省き効率的なホームページ作成が可能となります。また、公式サイト上ではデモを無料公開していますので、気になる方はぜひご覧になってみて下さい。価格帯は多少高額にはなりますが、それ以上の効果を実感することが出来るでしょう。知識がなく作成に不安な方や、色々なノウハウを吸収したいという方にオススメです。
Strikingly
2012年にサービス開始となり、他のツールよりは新しいサービスになります。大きな特徴としては1ページのランディングページを作ることが出来、そこから簡単にブログ機能やECサイトなどの機能を追加できるという点に競合優位性があります。現在は日本国内よりもアメリカや東南アジア、アフリカなどで著しく成長している注目ツールの1つとなっています。サービス開始と同時にレスポンシブ対応を導入しています。
プランは4つに分かれており、無料プランもありますが機能に制限が多く、利用するのであれば有料プランを選択するといいでしょう。独自ドメインも利用することが出来ますし、年間契約すればドメイン料が無料となる特典もあります。PROプラン以上であれば機能の制限があまりないため使い勝手も良くかなりスムーズな流れでホームページの作成をすることが出来るでしょう。
BiND up
累計で19万以上のユーザーが利用しているホームページ作成ツールです。比較的低予算での作成が可能で、運用、本格的なマーケティングまでをワンステップで行うことが出来ます。セキュリティ対策、アクセス分析などの機能も充実しており、使い勝手のいいツールとして人気の高いものになります。基本コースとビジネスコースに分かれており、年間、月額コースによっても費用が異なります。
テンプレートの数は同じになりますが、容量やドメイン、取り扱っている商品に違いが生じますので、自社の状況などに合わせて最適なコースを選択しましょう。初期費用やサーバーの維持費などはかからないため、トー樽で見ると比較的安い価格での作成が可能となります。専門的な知識がなくてもホームページの作成が出来るので、ベンチャー企業や立ち上げたばかりの若い会社に特にオススメです。もちろん個人の方の利用も可能なので、候補に入れてみてはいかがでしょうか。
メディプロ
記事メディア特化型となっており、オウンドメディアやアフェリエイトサイトなどの集客を目的としたホームページの作成を行いたいという方にオススメです。SEO対策をはじめとし、回遊率を上げやすくするデザインや圧倒的ページスピードなど、多くの機能を搭載しており、その内容は非常に豊富になっています。こうした機能が豊富な分、初期費用や月額費用は他に比べやや高めの設定になっています。
ですが、本気でSEO対策を行って集客・収益化できるページの作成をしたいと考えている場合は特にオススメと言えるでしょう。管理機能も豊富にあり、記事ごとのPV数の比較グラフや記事へのコメント、問い合わせの管理、商品情報の管理など、細かな部分にまで手厚いサポートがあり非常に安心して運用することが出来ます。費用が高めというネックになる部分はありますが、その分他よりも充実した機能やサポートが魅力と言えるでしょう。
ツール活用のメリット
ホームページ作成をツールで活用して作る場合、どんなメリットが生じるかをしっかりここで把握しておきましょう。無料版ツールのメリットと有料版ツールのメリットはそれぞれ異なります。
どちらも「知識がなくてもホームページの作成が出来る」「早く簡単に作成が可能となる」といった部分は共通していますが、他にも違ったメリットが存在しています。自社のスキルと組み合わせることでよりそのメリットの部分を活かすためにも、まずはどんな内容となっているかをしっかりと知っておくことが大切です。
無料版ツール
- コストを抑えられる
- 必要なプランをプラグインで追加することが可能
- 有料サービス並みのホームページが作成可能なツールもある
無料版ツールで大きなメリットとなるのはやはりコスト削減です。初期費用、使用料などが抑えられるため他の部分にコストをかけ、魅力的なホームページの作成が可能となるでしょう。また、プラグインを追加することで自社に見合った機能を追加することも出来ます。
プラグインの中にも無料のものがあるため、上手くい怪我最小限の費用で希望通りのホームページ作成が出来るようになります。「無料」と聞くとあまり機能やデザインなどに期待できないと感じる方も多くいますが、中には有料サービス並みの機能が備わったものも多く、無料で作成したとは思えないほどのホームページ作成が可能になる場合もあるでしょう。
また、無料ツールを選択しても中にはそこから有料コースへ移行することが出来るものも多くあります。まずは無料でお試しとして使用し、ホームページの作成や運用に少し慣れてきたころステップアップするといったことも出来るので、最初はコストをかけずに無料版を活用し、後々本格的な運用に入っていくときに有料版へ移行すると、スムーズなレベルアップが出来るでしょう。
有料版ツール
- 費用に応じたサポートが付き、問題解消や疑問解決などがスムーズにできる
- 基本機能が無料ツールに比べ高性能となる
- ツールによってはプラグインの追加で機能を足すことも可能
有料版ツールは無料版ツールに比べ手厚いサポートサービスを受けることが出来ます。ツールによりサポート体制には違いがありますが、月額料金が発生するツールはそのほとんどがサポートも含まれているといったことが多くなるでしょう。無料ツールの場合、こうしたサポートが受けられないという事も少なくありません。
そのため、運用に少し不安がある方にはサポート体制が万全となっている有料版をオススメします。また、ツールでの機能追加が出来る場合もありますが、有料版は基本機能が無料版と比べ高性能になっているため、わざわざ自らプラスして機能追加をする必要があまりありません。
費用が掛かる分、サポート面やホームページ作成のための機能などは十分備わっているのが大きなメリットとなります。金額が異なる様々なコースが用意されているツールも多くありますので、まずは一番安いものから始めたり、自社に必要な機能を見極めてコースを選ぶようにすると、余計なコストをかけず効率的なホームページ作成が可能となります。
ツール活用のデメリット
ホームページ作成をツールを活用して行う場合、メリットがあればデメリットも存在します。「SEOがあまり強くない」「似通ったデザインになりがち」などという共通のデメリットの他に、無料版ならではのデメリット、有料版ならではのデメリットも存在していますので、しっかりと内容を把握しておくようにして下さい。
どんな不都合なことが起こるかを最初に知っておけば、運用途中でトラブルや問題が起きた場合にスムーズな対処が可能となります。事前に情報を知っておくという事はかなり大きなポイントとなりますので、ここでしっかりデメリットについて頭に入れておくようにしましょう。
無料版ツール
- 広告掲載が多くなる場合がある
- 独自ドメインの運用が出来ない
- サービスが終了した場合、ホームページ資産がリセットされてしまう
無料版ツールは費用が掛からない分席る機能などが限られてしまうという大きなデメリットがあります。また、広告配信が多くツールを運営している企業ロゴがホームページ上に掲載されることもあり、ブランディング面でマイナスの要素となってしまうでしょう。
さらに、独自ドメインの利用が出来ないといったケースが多く、万が一ツールの使用が終了してしまった場合、それまで培ってきたSEO効果が全てリセットされてしまうという事もあります。
ホームページの作成を行う際に、「好みのデザインをとことん追求して制作していきたい」「後々の大きく変更していきたい」「レスポンシブ対応のスマホ対応を行いたい」という場合、無料サービスではカスタマイズ性が乏しい傾向にあるため、思ったようなホームページの製作が出来ないという事も少なくはありません。
こだわりが強い場合は、無料版ではなく有料版を活用した方が理想通りのホームページを手にすることが出来るでしょう。
有料版ツール
- 初期費用や運用費用の負担が大きくなる
- プラグインでの機能追加が出来ない場合、ツールのバージョンアップを待つ必要があり、必ずしも希望の機能が掲載されるとは限らない
有料版ツールの大きなデメリットはやはりコスト面です。初期費用はもちろん、月額の利用料なども負担になる場合があります。機能などが充実している分、かかる費用も大きくなるためまずはしっかりと予算を組み立てる必要があるでしょう。ツールによって初期費用が掛からないという事もありますが、必ず毎月の費用は発生します。
その部分をしっかりと予算に組み込み、余裕を持った運用が出来るようにしっかりと準備しなければいけません。また、有料版ツールでプラグインの使用が出来ない時は、機能追加のバージョンアップまで待たなければいけなくなります。しかし、必ずしも希望の機能が追加されるという事ではありませんので、待っても意味がなかったという事もあるでしょう。
基本的に機能追加することはあまりありませんが、どうしても必要な機能が出てきた場合などにどう対処すべきかを事前に確認しておく必要があります。コストが掛かる分、機能面やサポート体制は充実していますが、ピンポイントでマイナスとなってしまう要素が出てくる可能で胃があります。
ホームページ作成ツールの選び方
ホームページ作成ツールの選び方についてご紹介致します。この記事でご紹介しているツールは無料版、有料版合わせて計40になりますが、それぞれまだまだ多くのツールが存在しています。その全てから自社にマッチするツールを見つけるのは非常に難しいでしょう。
知識などがない場合、どんな機能が必要なのかという点やデザインなどをどう比較すればいいか分からないという事もあります。ここでは、ホームページ作成ツールを選択する際、必ず重要になってくる選択基準についてのポイントをご紹介致します。
様々な要点はありますが、ここではその中でも特に大切な5つに絞ってお伝えいたしますので、自社の状況、ツールの特徴をしっかりと比較し、その中で最適なものを選択できるようにして下さい。
知識が必要か
ツール活用する場合、基本的にはこうした知識は不要となりますが、中にはカスタマイズを行うためにHTMLコードなどの知識が必要となる場合もあります。こうした知識がなくても、テンプレートとしてあるデザインなどで全て事足りるのかをしっかりと見極めておきましょう。
理想のホームページにするためには多少の知識が必要となるかもしれません。しかし、細かな設定やコードの活用はかなりのスキルが必須となります。自社のレベルをまずは再確認し、どの程度の知識を持っているのか、その知識は必要となるのかをしっかりと見極めておく必要があります。
導入コストとサービスバランス
ツールによりかかる費用は異なります。無料でも初期費用が掛かる場合、有料でも初期費用はM¥不用の場合など、「そのツールごとに異なるコストはしっかりと把握しておくようにして下さい。
あくまでもこうしたホームぺージ作成のツールは初心者や知識がない方が利用するものと理解をし、企業として本格的な運用を行う場合は、無料版であってもプラグインの追加を行ったり、最初から有料版の活用なども視野に入れて計画を立てる必要があります。コストとバランスを考慮し、正しいツール選択を行えるようにして下さい。
SEO対策
商品の販売、認知度の増加などにホームページを活用したいと考えている場合、必ず重視しなければいけないのがSEO対策です。ここが疎かになってしまっては集客はおろかアクセス数の増加を叶えることも難しくなります。SEO対策はタイトルや画像挿入、キーワードなど様々な対策があります。
SEOに対する知識や経験のない場合、何の準備もせず正しい対策を行う事は出来ません。そのため、基本的ガイドに沿ってSEO設定の可能なホームページ作成ツールを選択したり、SEO対策のみを外注するなどの方法をとるようにしましょう。
レスポンシブ対応
パソコン、タブレット、スマートフォンなどの異なるデバイスでホームページにアクセスした場合、それぞれに対応したレイアウト・サイズにしてくれるかどうかを確認してください。もしも作成したホームページがレスポンシブ対応されていない場合、例えばパソコン用のページをスマホんでみるのは明らかに見にくくなります。
そうなると、折角アクセスしてくれたユーザーもすぐに離脱してしまうでしょう。現代はこうした異なるデバイスでのアクセスは無視できません。「スマホ経由での流入や閲覧以外は必要ない!」という方以外はレスポンシブ対応してくれるツールを選択してください。
サポート体制
ツール選択するうえで重要なのがサポート体制です。問題が生じた時や何かトラブルが起きた時、また、疑問点などが発生した場合に即座に対応してくれるかどうかで、運用のスムーズさも変わってきてしまいます。サポート体制について以下の要点を確認しておきましょう。
- 電話、もしくはメールでのサポートがあるか
- 公式ページのヘルプ情報は充実しているか
- ツールの使い方などが詳しく紹介されているか
- ネットショップ・ホームページ・宣伝向けなど、目的に合わせたページごとにサポートがあるか
- 初心者でも簡単に利用で来る仕様となっているか
ホームページ作成ツールを初めて活用するという場合、使い方や機能面など初歩的な部分から不安を抱く方は多くいます。そのため、しっかりとサポート体制についての確認を行い、安心して活用できる状態を整えてくれているかをよく把握しておくようにして下さい。
本格的なWeb集客のためにはワードプレスがオススメ!
「集客を徹底的に行いたい」「知名度を上げて顧客獲得の増加を狙いたい」こんな目的を強く持っている場合、特にオススメなのがWord Press(ワードプレス)になります。ワードプレスはシンプルな作りの無料ツールですが、多彩なプラグインが豊富にあり、好みや企業の目的、方向性に合わせた様々な形にカスタマイズすることが出来ます。
もちろん多少の知識は必要となりますが、専門知識に乏しいという方やホームページの運用をしたことが無いという初心者でも簡単に操作することも出来、今世界中で活用されているNo.1のツールと言えるでしょう。ワードプレスがなぜ集客に向いているのかは、下記記事に詳しく掲載されていますのでぜひご覧ください。ここでは、特に集客の向いているというポイントを3つご紹介致します。
SEO対策が万全
ワードプレスは元の形が非常にシンプルにできています。そのため、カスタマイズ次第で企業ごとに特色の持つオリジナリティ溢れるサイトを作成することが可能です。そこで活用するのがプラグインやテーマになりますが、SEO対策に強いものを選ぶことも出来ます。
プラグインでは全体的なSEO対策を行えるものなどもあり、活用次第では初心者でもしっかりとした対策を行う事が可能となるでしょう。SEOをうまく行うことが出来れば検索エンジンからの評価が上がり、ランキング上位表示される確率も上がります。
そうすることで、多くのユーザーの目に留まる機会も増え、結果として集客や知名度の増加へと繋げることが出来るでしょう。逆に、完璧なホームページを作っても、このSEO対策がしっかりと施されていないものならランキングの上位表示は叶わなくなってしまいます。
検索エンジンに見つけてもらいやすいような対策、評価を上げやすくするための施策などを徹底的な対策を費用をかけずに行うためには、ワードプレスを駆使したホームページの作成はかなり効率的な方法と言えます。
長期的運用
集客を望む場合、短期間で一気に数を増やすという事は出来ません。どんな方法でもそうですが、Webマーケティングは長期的な施策が絶対的に必要になってきます。オウンドメディアとして、様々なコンテンツ配信を継続していく倍、その管理や更新、修正などが簡単に出来なければ非常に手間と時間がかかってしまうでしょう。
長く運用すればするほどコンテンツの数も多くなってきます。ワードプレスは管理画面も非常に簡単に出来ているため、長期的運用に非常に向いています。また、コンテンツ配信を行っていけば行くほどそれらが全て自社の資産として蓄積されていくため、長い目で見ると集客効果も徐々に大きくなっていくでしょう。
コンテンツの更新や新しい配信を滅多に行わないという場合はワードプレスの良さを発揮できないかもしれません。長期的に継続して情報の発信、コンテンツの変更や更新などを行い、常に手を加えつつ運用していくという場合は、非常にオススメできるものになります。
優れた拡張性
先ほどもお話ししたように、ワードプレスには無数のプラグインが存在しています。そのため、自由にカスタマイズしホームページの作成を行う事が可能になります。プラグインはそれぞれの機能や特徴が異なっているため、目的に合わせて最適なものを選ぶ必要があります。
SEO対策に特化したもの、セキュリティ対策に特化したもの、高速化やSNSでの拡散をしやすくするものなど、その目的なども多様にあります。こうした幅広い拡張性こそ、ワードプレスの大きな魅力と言えるでしょう。
種類が多く、どのプラグインを使用すればいいか悩んでしまうほどかもしれません。多くのプラグインを使用しすぎると、相性が悪いものがあったりして効果を存分に発揮することが出来なくなってしまうので、しっかりと選別し、本当に必要なモノだけに絞って導入する必要があります。プラグインに関しては、下記の記事で詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。
まとめ
ホームページ作成ツールをうまく活用することが出来れば、最小限のコストと労力で魅力的なホームページを作り上げることが可能になります。そのためにも、まずはホームページを作る前の注意点をしっかりと把握し、最適なツール選択を行ってください。ツールごとの特徴やメリット・デメリット、機能などは理解できていますか?
作成に入ってから「やっぱりこの ホームページ作成ツール じゃなくてあっちにすればよかった」なんてことが無いように、事前に多くの情報を集め比較し、正しく選ぶことが大切です。仮に有料ツールを選んだとしても、月に何十万円も費用が発生するという事はまずありません。
そのため、上手くホームページを運用し軌道に乗せることが出来れば、発生した費用分以上の利益を獲得する事も難しくありません。まずは運用の目的、ホームページを持つ意味を明確にし、どんなホームページにするか、どんな風に運用していくべきかをハッキリとさせておきましょう。
無料ツールの一番の魅力と言えばやはり「手軽さ」です。逆に、有料版で言えば「機能の豊富さ・サポートの充実」が大きな特徴と言えるでしょう。それぞれをしっかりと理解し、Webビジネスを大きく広げていくための準備を完璧にしておきましょう。