記事作成代行に外注する際に、失敗は避けたい、良質な記事を作成して欲しい！
記事作成を外注する、しないを別としてコンテンツSEOに取り組む企業であれば誰もが同じことを考えていると思います。良いライターさんを見つけたい、今回こそは良い記事を書いてくれるライターであってほしい。そう願うだけでは確実に行き当たりばったりで、不確実要素の高すぎる方法となります。
では具体的に、失敗しない、良いライターさんを見分けるためにどのようにしてライティングスキルを確認すれば良いのか？外注する際の具体的なチェック方法をSEO対策相談所の塚田が紹介します。
見極め方や選択のポイント、会社か個人、どちらに依頼するのかでも変わってくるでしょう。どんなジャンルの記事をどのようなライターに頼むのか、専門性は必要か、こんなライターには気をつけよう！までご紹介いたします。
目次
コンテンツマーケティング・コンテンツSEOは手段です！
いきなりタイトルから大きく脱線しますが。かなり見落としがち、忘れがちな視点ですのでこちらも改めて再認識頂きたい重要なポイントです。コンテンツマーケティング、コンテンツSEOで潜在顧客、顕在顧客、見込み顧客という将来的な自社のファンであり優良顧客を見つけるのが目的だと思います。
良いライターさんを見つけて、良い記事を書いてもらうこれはあくまでも目的を達成するための手段であり、戦術です。重要なのは、目的を忘れずにそのうえでどういうライターさんが必要か？という視点を持つことです。この視点が無いと、どうしても手段が目的のようになりぶれてしまう事があるので要注意です！
こちらの記事で書いている事は、ごくごく当たり前の事です。目標達成のためには、目的を見失わない。そして、その目的をより明確にクリアにする事を書いております。WEB主客、WEB広告などWEBマーケティングに限らずですが意外と現場でのタスクに追われると忘れがち、見落としがちなのでチェックして見て下さい。
コンテンツマーケティング・コンテンツSEOは長期戦！
そしてもう１つ、コンテンツマーケティング・コンテンツSEOというのはWEB広告などのように短期戦で取り組むものではありません。勿論、実施する施策、ターゲットキーワード、目的などによりスケジュールは多少異なりますし短期目線で数値目標を追う事もありますが。それでも最低でも半年～1年という期間で腰を据えて取り組む必要があります。
その理由について、ココでは詳しく解説は省略しますが。以下のような理由から、やって終わりではなくやり続けて最適解に近づける必要があります。
- SEO対策の効果が出るまでの期間
- 同業他社、競合が多い
- 仮説、効果検証、改善を繰り返し行う事でよりパフォーマンスを上げる
それを踏まえて、目先のターゲットキーワードでの1ページ目、上位表示という事でSEOを理解しているライターだから、大手オウンドメディアで責任者をしていたライターだから等と言った本当かどうかも怪しい実績を信じて本質的にチェックすべきスキル、経験、コミュニケーション能力、適応能力、自社との相性などを無視して突き進んで失敗されるというケースが非常に多いです。
良いライターの見極め方・チェック方法
質が高く繊細な仕事をしてくれるライターに出会えればコミュニケーションもスムーズになるので短期間で高いクオリティの記事が期待できるでしょう。タイムロスも少なくなるはずなので、フィーリングの合うライターを見極めるのはとても重要になるでしょう。このライターさんを選ぶ、チェックする工程がいかに重要な工程かというのはコンテンツSEOに真剣に取り組めば取り組むほど痛いほど理解できます。
良い記事を書くライターさんでも、コミュニケーションが取れない。連絡が取れない。これでは遅々として、SEOへの良い効果は表れません。現れないどころか、ストレスと更新頻度も落ちたオウンドメディアは順位低下し社内のモチベーションも大きく低下します。最悪の場合は、プロジェクト自体が停滞し頓挫なんてことも・・・。
逆に、経験は浅く、スキルも多少粗削りであっても真剣さ、仕事へ取り組む誠実さ、連絡・レスポンスの早さなどなど。人間性としても高い素質を持つ方を見つければ、間違いなくコンテンツマーケティング・コンテンツSEOも飛躍的な成長に繋がるキッカケとなります。
コミュニケーション能力とレスポンスの早さ
記事作成代行へ外注する場合や、個人のライターさんへ発注するなど色んなケースがあると思います。そこでチェックしてほしいのが、ライティングスキルや経験よりもとにかく大切なのが、コミュニケーションが取れること。そして、連絡のレスポンスの速さではないでしょうか。
コンテンツマーケティング・コンテンツSEOは、スピード感が非常に重要です。特に、トレンドや流行などに左右される業界であれば尚の事ですが。オーダー時に行うイメージの擦り合わせや、納品後の修正など、レスポンスがよければ良いほど仕上げまでの時間が短くなり、お互いストレスなく進めることができます。
そして、その逆の連絡のやり取りが上手くできない。返ってくる返事は、意図とずれた内容で再度説明が必要などという事があります。ライターに連絡が取れる時間帯を確認しておくとスムーズかもしれません。また、記事作成途中で内容の指示を出したり、キーワードの盛り込み方の変更などといったイレギュラーな場合もあります。
こういったときに、早いレスポンスが期待できるかどうかも重要な項目となるでしょう。コミュニケーションが円滑にできない、レスポンスが遅いという事は、その分記事の完成までにも時間がかかってしまうという事です。ある程度のレスポンスの遅さは問題ありませんが、一日以上時間が過ぎるほどレスポンスの返信がなければ、こういったライターは特に信用しない方がいいと言えます。
他にも注意頂きたいのが、コンテンツマーケティング・コンテンツSEOの経験がない企業様やあまり記事作成などの経験が無いという場合には出来るだけ密に連絡が取れ、コミュニケーションが取れるライターさんへオーダーした方が失敗も減らせますし、自分自身の経験にも繋がります。ディレクションの経験が無いと、どこでミスが起きやすいか？どこをチェックすべきかの勘所も分かりづらい為、コミュニケーションを密にすることでこれを大きく解消する事が出来ます。
ライティング力をテストしよう
ココでようやくですが、ライティングスキルをチェックします。まずは基本的なライティング力を把握することが肝心です。この部分が曖昧なままでは、どんな記事を作成できるのか、どの程度の期間で完了するのかといったことが分からず、計画を立てた業務を遂行することが出来ません。そこで基本的なライティング力の3つのポイントをご紹介致します。基本中の基本ですので、まずはこの3つがどの程度出来ているかを知るところから始めましょう。
ターゲットやキーワードは把握しているか
記事作成する際に特に大切なキーワード、狙うべきターゲットはしっかりと伝わっていますか？ライターは、自社がどんなキーワードによる記事を求めているのか、どんなターゲット層に向けたものを欲しているのかを理解できていますか？
まずはここが相違なく同じ方向を向いていなければ、どれだけライターのスキルが高くても望むものはできません。作成した記事をしっかりと読み、キーワードの使い方はどうか、ターゲット層を意識したつくりになっているかどうかを良く見極めて下さい。
言葉の使い方や言い回しは適切か
記事の中で使われる言葉は適切ですか？言い回しがおかしかったり、語尾が統一されていないといった部分はありませんか？言葉ひとつとっても、記事全体で見た時に小さな違和感を感じることがあります。このような違和感は、ユーザーは非常に敏感に感じ取ります。そうなると、離脱率が上がってしまったりする場合もあるでしょう。文章の作りはもちろんの事、正しい言葉を使っているか、理解しにくい言い回しになっていないかという部分はよく確認してください。
納期に対する意識はどうか
ライターによってはこの納期を全く守らないという方もいます。基本的にはありえないことではありますが、絶対にないとは言えないのが現状です。例えば記事の内容の変更、もt利己見たい見出しの追加など、依頼側と受注側でしっかりと連絡を取り合っている中での納期遅れというのは問題にはなりませんが、こうした事もないままでただただ納期を過ぎるという事は、信頼をおけるライターとは言えないでしょう。ライティングスキルも重要ですが、こうした基本的なマナーなどもしっかりと見極める必要があります。
過去のライティング実績
過去の記事を読むだけでは、イメージ通りの記事になるという確実な判断はしにくいかもしれません。しかし、過去の記事とともに、その記事に対する目的やリクエストに応えるためにどんなことをしたか、苦手なジャンルや得意なジャンルとともに提示してもらうと、依頼しやすくなるかもしれません。
また、過去の記事がどのくらいあるのか、どんな企業のどんな記事を作成したかによって、これまでの経験値がどの程度なのかという事を判断する一つの材料にもなります。
専門知識の必要性
作成する記事の内容によっては、専門的知識や経験、体験などを持つライターを記事作成して欲しいという場合もあるでしょう。仮に例えライターにこうした専門的知識がなくても、記事作成だけで考えれば検索しながらでも作成を行う事は可能です。
しかし、これでは他の記事との差別化やオリジナリティを出すことはできないでしょう。個人の経験した話や体験した感想などのリアルな声を記事の中に盛り込むことで、他とは違った記事の作成を行うことが出来るようになります。
文章力や表現力
文章を書き上げる能力、一つ一つの内容に対する表現力はどうですか？記事のボリュームなどはもちろん大切ですが、読みやすさや面白みがないとユーザーは惹かれません。同じ文章やテーマで記事作成していても、個性やセンスと言ったもので全く違う者になるのがライティングです。こればかりは、経験でどうこうなるものではありません。
そして、ライターにとって最も大切なのが「ユーザーが見やすい記事を作成する」という点です。この基本が出来ていなければ質の高い記事は期待できません。また、ライターによって言い回しの癖や使う文章に個性があるので、イメージに合うライターを探し出すことができれば、クオリティの高い記事に仕上がるでしょう。
環境の確認
個人のライターの場合、生活環境や稼働時間を把握することで、依頼できる量や連絡が取れる時間帯などが分かってきます。納期にはどれくらいの期間が必要なのかといった計画も上手く組み立てることが出来るようになるでしょう。お互いが無理なく作業を進めるためにも、実はこうした事もとても大切なことになります。ライターの環境を知っておくとやりとりもスムーズでコミュニケーションが取りやすいと思います。
外注先は個人なのか会社なのか
外注先の会社にライターが多数いるか、個人でやっているのかで、オーダーできる質や量が変わります。記事のクオリティを保ち量産したい場合は、複数のライターが同時にライティング作業をすることになるので会社に依頼しましょう。そこまでの量が必要ではなく、ライターと直にやりとりしたい時は個人ライターに依頼することも選択肢の一つです。
記事作成を依頼するにはどちらが自社に合っているか、最善の方法を選択する必要があります。そのためにも、まずは両方の特徴などを知ることが肝心です。情報がなければ正しい選択はできません。下記の記事では業者・個人ライターのメリットやデメリットを詳しくご紹介していますので、ぜひご参考ください。
○○なライターに要注意！
記事作成を外注する際には、基本的にライターと直接顔を見ることなく依頼を行うということがほとんどではないでしょうか。そのため、上記でお話ししたようにライターを見極めるための情報は必要不可欠です。しかし時には変わったライターに当たってしまい困ることもあるでしょう。ここでは注意すべきライターの特徴をご紹介致します。
コピペで納品
参考記事や同じようなジャンルのテーマを丸々コピペする人がいるようです。ときには海外サイトを日本語訳して、そのままコピペなんてこともあるでしょう。海外の記事を日本語訳して作成するとこ自体は悪いことではありませんが、翻訳そのままでは日本語がおかしかったり、話のつじつまが合わないなんてことも十分あり得ます。こうした部分をしっかり修正し、依頼した記事の内容に合うよう正しく作成しつつ理解しやすい文章に変えてくれるライターであれば何ら不安に思うことはないでしょう。
しかし、ここで問題になるのが、先ほどお話しした「海外サイトを日本語訳して、そのままコピペ」という点です。これではSEO対策も無視していることになるので、少しおかしいな？と感じることがあればそのままにせずしっかりチェックを行うようにして下さい。記事の内容をコピペで作成するライターにあたってしまうと、その後の修正やチェックなどで多くの時間を費やさなければいけなくなり、非常に手間もコストもかかります。
修正ができない
納品後の手直しの依頼にレスポンスがなく、納品して終わりにしてしまうライターがいるようです。納品後の直しはライターの仕事ではないとするか、自社修正するか、依頼前の確認も必要かもしれません。また、納期を修正込みとするかどうかという点も事前に決めておくといいでしょう。スケジュール管理もしやすくなりますし、配信計画もスムーズに進めることが出来ます。もしもライターが修正に応じてくれなかったり、その後の連絡が途絶えてしまったといったトラブルが起きた際の解決策なども事前にしっかりとまとめておくと安心です。
例えライターが修正に対応してくれたとしても、コミュニケーションがうまく取れずこちらの要望を理解できないようであれば何度も繰り返し修正を行ってもらうことになったり、希望する内容に近づけることが出来ないなんてことも起こってしまいます。こうした事がないように、依頼前に必ずライターのコミュニケーションスキルや依頼内容の理解度などは良くチェックしておくようにして下さい。
連絡が取れない
なかなか連絡が取れないライターだと、納期に間に合わなかったり、修正ができなかったり、ストレスになることが多いかもしれません。当たり前かもしれませんが、連絡はまめに取れるライターと仕事をする方が良いでしょう。外注依頼の場合、こうした連絡のやり取りというのは非常に重要なポイントとなります。記事の全半でも話しした通り、レスポンスが遅かったりするライターだと、納期に間に合わない・記事の配信計画が大幅に遅れるという事にも繋がります。
しかし、連絡が取れない=注意すべきライターという訳でもありません。そのためにも先ほどお話ししたライターの環境確認は必須です。この時間は連絡が出来ない、この時間帯は作業が出来ないという部分をしっかりこちらが把握しておけば、連絡が取れずイライラするという事もないでしょう。こちらからの連絡に対するレスポンスが一日以上経つようであればそれは要注意ですが、事前に環境確認を行いその話内容を照らし合わせた結果、「今は連絡が取れない時だ」という状況を理解できるようであれば安心できます。
まとめ
記事作成を外注するときの注意点や気をつけた方が良いライターの選び方のご紹介でした。クオリティの高い記事を作るには双方のやり方次第になるかもしれません。フィーリングの合うライターを探してみましょう。そのためにもまずは事前の準備や情報収集が肝心です。どんなライターなのかをよく見極め、大きな失敗のない記事作成代行などへの外注依頼が行えるようにして下さい。
