2021年最新【検索エンジン完全ガイド】日本版シェア・ランキング

SEO対策相談所の藤吉です。今日は、日本の検索エンジンのランキング・シェアについてご紹介したいと思います。SEO対策を担当する、Webマーケティング担当者やSEO担当者さんはこの検索エンジンシェアについて常に動向を知っておく必要があります。

なぜならばSEO対策を行う目的は検索エンジン最適化を行う事が目的ではなく、検索エンジンからのアクセス・トラフィック流入数を最大化することだと思います。もちろん、Googleが圧倒的な王者であることは2021年2月現在でも変わりはありません。それでもYahoo!やBing、その他検索エンジンの検索ユーザーがどれくらいの数いるのか?

そして、彼らがどれくらいアクティブなのか?これを理解し把握することは非常に重要です。それは何故か、10万PV100万PVといったアクセス・トラフィックの数よりも1件の問い合わせ、契約、お申込みと言ったCV(コンバージョン)が大事だからです。

SEO対策相談所では、これからSEO対策で集客したい。お問い合わせを増やしたい、お店への来店を増やしたいという中小企業様、個人事業主様に最適なSEO対策、Webマーケティングをご提供しております。企業様ごとの経営環境や、マーケットに応じた、ご予算や対策を柔軟にご提案しておりますのでSEO対策のご相談やご質問はお気軽にコメント、チャット、メールにてお受付しております。

目次

日本の検索エンジンシェア:2021年2月

PC・パソコン・デスクトップの検索エンジンシェア:2021年2月

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2019年10月から2020年2月現在までのPC・パソコン・デスクトップの検索エンジンシェアです。非常に興味深いのが、Google(グーグル)検索エンジンのシェアの遷移です。2020年4月から2020年12月までは約80%近い圧倒的な強者だったのが、2021年1月にかけ73%と一気にシェアを落としています。マーケティングで言うとシェアの7割を獲得すれば強者の戦略が取れると言われていますが。ここまで圧倒的過ぎる検索エンジン市場のシェアを持っていたGoogleだけに、2021年2月には72%とまで落ち込んでいる点が非常に興味深いです。

この落ち込みは、Google離れなのか?それともコロナ禍に置いて、検索エンジンユーザーが増加しYahoo!やBingが伸びたのか?どちらにしても、Googleの圧倒的な強者のポジションが揺らいでいる事は間違いありません。

PC・パソコン・デスクトップの検索エンジンシェアランキング:2021年2月

  • 1位:Google
  • 2位:Yahoo!
  • 3位:bing
  • 4位:Baidu
  • 5位:Ask
  • 6位:Jeeves
  • 7位:Babylon
  • 8位:Naver
  • 9位:DuckDuckGo
  • 10位:MSN
  • 11位:Haosou
  • 12位:Conduit
  • 13位:YANDEX RU
  • 14位:Norton
  • 15位:Safe
  • 16位:Search
  • 17位:Daum AOL
  • 18位:SweetIM
  • 19位:AVG Search
  • 20位:Other

Yahoo!(ヤフー)が3%の伸び!?

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Yahoo!(ヤフー)が2020年12月から2021年2月にかけ、Googleのシェアダウンした分を奪う形で3%のシェアの伸びを見せています。

Bing(ビング)も3%の伸び!?

2020年4月には5%しかシェアを持たなかったBing(ビング)ですが。2021年1月には約12%のシェアとYahoo!に追随するところまで伸ばしており、2020年12月から2021年1月にかけてはYahoo!と同じく3%ものシェア拡大を見せています。

Bingがシェアを伸ばしている背景には、Windows10への移行、WindowsユーザーのデフォルトWEBブラウザがBing検索エンジンを採用しているEdge(エッジ)であるためです。個人的には、即効でブラウザを変更しました。検索エンジンの精度が、、、Microsoftさんを持ってしても、最高の検索エンジンを作るのは非常に難しいのでしょう。勿論、Googleさんの知財・特許でクリアできない、使えない技術があるためというのもあるのでしょう。

スマホ(スマートフォン)・モバイルの検索エンジンシェア:2021年2月

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2019年10月から2020年2月現在までのスマホ(スマートフォン)・モバイルの検索エンジンシェアです。これが現在の実際のリアルな検索エンジンシェアと見て良いでしょう。Google 75%、Yahoo! 25%とこの2大検索エンジンだけで検索エンジンシェアを占めているというのが現状です。

iPhoneのios、Xperia(エクスペリア)などに代表されるAndroid(アンドロイド)という2大OSのブラウザアプリは、デフォルトでGoogle検索エンジンに設定されているため圧倒的にGoogleが強いのが現状です。とはいえ、【#Apple検索エンジンの布石】でもご紹介しましたが。appleがGoogleに変わる検索エンジンを開発しており、既に知財・特許取得など水面下では確実にシェア奪回に動いており今後の動向が気になるところです。

スマホ(スマートフォン)・モバイルの検索エンジンシェアランキング:2021年2月

  • 1位:Google
  • 2位:Yahoo!
  • 3位:bing
  • 4位:Baidu
  • 5位:DuckDuckGo
  • 6位:Naver
  • 7位:Other

スマホ(スマートフォン)・モバイルのブラウザシェア:2021年2月

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Apple検索エンジンの動向にSEO対策相談所が注視している理由は、Apple・safariサファリブラウザのシェアが2021年2月現在でも60%を超えるからです。そして、Appleにはいまだに日本でも売れ続けているiPhoneという最強のブランドを持っているからなのです。

もし、Apple検索エンジンがGoogle検索エンジンに匹敵する。もしくは同等のレベル以上の検索エンジンを開発しリリースしたら当然iPhoneのデフォルトブラウザは、safariサファリブラウザですから使い続けるでしょう。勿論、Googleは無料のGoogleドライブや、スプレッドシート、ドキュメントなど各種優れたツールを提供していますが。それが検索エンジンを使い続ける、高いスイッチコスト・障壁となる事はありません。

つまりAppleが魅力的な検索エンジンをリリースすれば、確実にGoogleのモバイル・スマホ検索エンジンシェアの牙城は崩れる可能性があるのです。こうなればSEO対策の方向性や、対策の方法も大きく変わるでしょう。今後の動きに注視する必要があるのはこのためです。

タブレット端末の検索エンジンシェア:2021年2月

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2019年10月から2020年2月現在までのタブレット端末の検索エンジンシェアです。タブレット端末の検索エンジンシェアもほぼほぼ、モバイル・スマホの検索エンジンシェアと同程度でGoogle71%、Yahoo!25%でシェアを占めている状況です。

タブレット端末の検索エンジンシェアランキング:2021年2月

  • 1位:Google
  • 2位:Yahoo!
  • 3位:bing
  • 4位:Baidu
  • 5位:DuckDuckGo
  • 6位:Ask
  • 7位:Jeeves
  • 8位:Naver
  • 9位:YANDEX RU
  • Other

年齢別の検索エンジンシェア(男女別・性別含む)

ここまでで検索エンジンシェア、スマホ・モバイルブラウザシェアをご紹介しました。SEO対策する上で、自社のターゲットユーザー、ターゲットキーワードがどのようなユーザー層を対象にしているか。ペルソナ、カスタマージャーニーは既に作られていると思います。

もちろん、Google検索エンジンだけを対象にSEO対策をするのは間違っていませんが。ターゲットとする顧客、ユーザーがどの検索エンジンを使っていて、どれくらいの時間スマホを使うのか?どのようなメディアを見るのか?という行動を知る、探究することはSEO対策というよりもWebマーケティングコンテンツSEOコンテンツマーケティングにおいては非常に大事な作業です。

日本国内の年齢別、男女別(性別)のGoogle検索エンジンおよびYahoo検索エンジンの利用シェアデータになります。

年齢別のGoogle検索エンジン利用者シェア(男女別・性別含む)

年齢20代30代40代50代60代以上
Google:男性(%)14.21415.29.610.7
Google:女性(%)9.48.88.6

年齢別のYahoo!検索エンジン利用者シェア(男女別・性別含む)

年齢20代30代40代50代60代以上
Yahoo:男性(%)6.66.612.912.212.2
Yahoo性(%)5.85.813.210.512.3

参照:ネット検索で Google を使う人、Yahoo! を使う人の特徴を分析してみた| 株式会社ヴァリューズ

上記の参照記事で紹介されていたデータで特徴的だったのが、検索エンジン、インターネットのヘビーユーザーほどGoogle検索エンジンを好んで使っており。情報収集はSNS(Twitter、Facebook)を使うという点です。

そして、特に男性検索ユーザーにそれが多いのもまた特徴的でした。SEO対策、コンテンツSEOコンテンツマーケティングを実施する上では、このようにターゲットユーザー、顧客の嗜好、利用行動、可処分時間、所得の行方などを調査するのはコンテンツや企画を作る上でも非常に効果的です。

年代別・日本の検索エンジンシェア

日本国内の年代別検索エンジン利用シェア推移の比較データをまとめてみました。ここから何かSEO対策のヒントが得られるわけではありませんが。検索エンジンは、Google、Yahoo!、Bingだけではないという事を念頭に出来るだけGoogle検索エンジン以外の検索エンジンについても、出来る対策があれば怠らないという考えが非常に重要です。

PC・パソコン・デスクトップの検索エンジンシェア

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DateGoogleYahoo!bingBaiduAsk JeevesBabylonNaverDuckDuckGoMSNHaosouConduitYANDEX RUNorton Safe SearchDaumAOLSweetIMAVG SearchOther
200975.9522.011.170.150.1700.0200.21000.01000.02000.29
201078.7718.61.930.310.1700.1100.02000.0100.010.02000.05
201170.8526.652.040.140.100.1200.01000.0100.020.0200.040.02
201270.1826.612.50.160.050.270.03000.010.090.0100.020.010.0400.02
201364.9330.693.280.310.20.240.030.0100.040.10.010.010.020.010.050.010.05
201463.8531.383.970.270.1800.030.0200.070.020.010.020.010.040.010.020.09
201563.431.324.590.230.1700.030.050.010.0600.020.040.010.010.010.010.05
201664.427.956.990.310.0500.040.060.010.0400.040.010.010.01000.04
201765.9425.247.920.370.0200.040.10.220.0300.050.010.020000.04
201871.3820.397.390.350.0100.050.120.130.0300.040.030.030000.03
201976.4615.667.150.25000.030.160.120.0200.050.030.010000.04
202077.6113.8480.2000.020.150.020.0100.050.030.010000.05
202173.3214.2311.90.17000.020.220.010.0100.040.030.010000.05

タブレット端末の検索エンジンシェア

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DateGoogleYahoo!bingBaiduDuckDuckGoAsk JeevesNaverYANDEX RUOther
201269.4929.1810.2100.010.030.010.06
201358.5339.081.990.220.010.080.020.010.06
201457.2740.681.550.330.050.050.010.010.05
201557.1140.481.910.350.080.020.010.010.03
201664.6532.881.810.50.090.010.020.010.03
201766.0731.431.920.410.1200.020.020.02
201867.8229.492.10.330.200.020.010.02
201968.1629.112.010.310.3600.020.030.02
202069.9826.832.690.130.2900.010.030.03
202171.9924.563.010.050.300.010.030.03
2009000000000
2010000000000
2011000000000

スマホ(スマートフォン)・モバイルの検索エンジンシェア

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DateGoogleYahoo!bingBaiduDuckDuckGoNaverOther
200984.2615.50.090.07000.08
201089.0210.70.140.0500.050.04
201181.8218.010.090.0200.040.02
201279.0820.760.080.0400.030.02
201365.0534.580.230.0900.010.05
201457.8641.380.580.110.010.010.05
201557.2741.990.510.170.010.020.02
201665.2234.140.210.340.020.040.04
201769.5329.610.110.590.040.070.04
201872.5326.420.280.510.080.10.08
201973.9625.160.30.330.130.040.09
202075.324.070.230.170.120.030.08
202175.5123.980.190.10.140.020.05

どの検索エンジンにSEO対策・最適化するか?

検索エンジン最適化(SEO対策)は、イコールでGoogle検索エンジン対策と捉えられます。それは正解ですが。結果を最大化させるという観点から言えば、不正解というのがSEO対策相談所が考える検索エンジン最適化です。

なぜGoogle検索エンジン対策だけじゃない?

Google検索エンジン最適化だけで良いじゃない!?と思われる方多いです。実際に、SEO対策のプロでも皆そう考えます。皆、そう考えるという事は皆さん他の検索エンジン対策はやっていないのでは?と考えその他の検索エンジン対策もバッチリ行うのが理想的です。

競合他社との競争が少ない!?ライバル少ない!?

なぜなら他社が荒らしていない市場であり、対策していない市場です。それらの検索エンジン上位表示、上位化のポイントを押さえれば沢山のキーワードでランキング上位に行けると思えばやらない手はありません。

もちろん、Google検索エンジンに比べれば利用者は少ないでしょう。とはいえ、ゼロではないのです。少ないながらもユーザーがいる市場です。無視するのは勿体ありません。そして、何よりも競合他社は見向きもしない検索エンジン市場ですから対策し放題なわけです。

検索ユーザー・顧客が違う!?

Google検索エンジン対策以外も手を抜かない理由の1つに、検索ユーザー・顧客の客層が違うという点が挙げられます。まずGoogleを使う検索ユーザーが、百戦錬磨のヘビーユーザーだとすればYahoo!、Bing、Baidu、DuckDuckGoと言った検索エンジンを使うユーザーは、浅識非才(せんしきひさい)のというと大変失礼ですが。ITリテラシーも乏しく、検索エンジンを使い倒すような事もなく情報収集もそこまでしないユーザーさんが多いように思います。勿論、これらの検索エンジンを使う検索ユーザーの全てという訳ではありません。

つまり、Googleは釣り場で言えば擦れまくった荒れたポイントで、その他はまだまだ通いがいのある釣り場と言えます。※かなりの極論ですが。ユーザー層の違いとしての例えです。

ですので、商材、サービス、お店によっては非常にうまくハマれば非常に高いCVR(コンバージョン率)を出せる可能性もあるわけです。

とはいえGoogle検索エンジン対策は必須!

Google検索エンジン対策以外もとご説明しながらですが。Google検索エンジン対策、最適化はWebマーケティングをする上では必須です。コンテンツマーケティングコンテンツSEOのフィールドのメインはGoogleだと思ってください。これはモバイル・スマホのSEO対策も同様にです。今後、SEO対策相談所ではGoogle検索エンジン対策・SEO対策についてこれから始める初心者向けの初歩的な対策からSEO対策用語集などまでまとめていきます。

またコンテンツSEOコンテンツマーケティングで壁に当たったときにどうするのか?ECサイトや通販サイトの売上を上げるためのSEO対策戦略の具体的なヒントと言った上級者向けのSEO対策ノウハウまでご紹介します。

今のSEO業者に満足していない。SEO対策に不満がある。SEO対策を相談できる、任せれるSEO会社を探しているという方はお気軽にコメントもしくはチャット・メールからSEO対策相談下さい。

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