ホームページで集客するためにSEO対策が必要と言われたけど…
来店、予約を増やすためにSEO対策が良いと言われたけど…
SEO対策は、知れば知るほど分からない事、知っておくべきことが沢山ある事に気付きます。これは恐らく、SEO対策を専門とするプロでも同じです。という事は、独学で学習し実際にホームページにSEO対策を自分で試してみれば出来るのでは?と思った貴方!それはある意味で正解です。
自分で学習し、継続的にSEO対策に時間と労力をかけることが可能であれば出来ない事はありません。一部のジャンルでは、非常に難易度が高く努力だけでは難しい部分もありますが。
本記事では、SEO対策相談所が考えるSEO対策がなぜ必要なのか?その重要性とGoogle、Bingの検索ポリシー。いわゆるSEO対策についてのコンセプトを記事の最後にご紹介します。Googleのアルゴリズムのアップデートで、SEOはオワコンだと聞いたけど、、、。
SEO対策よりもSNSの方が良さそう。など賛否両論あるかと思いますが。この機会に、再度SEO対策への取り組みについてのヒントや気付きになりましたら幸いです。
目次
SEO対策って何?
SEO対策は「検索エンジン最適化:Search Engine Optimization」の略です。これは、無料の(「オーガニック検索(自然検索)」とも呼ばれます。)検索エンジンの検索結果で上位表示させ、Webサイトのアクセス数・トラフィックの質と量の両方を増やし、自社サービス・ブランドの露出と認知度を増やし潜在顧客や顕在顧客、見込み顧客にアプローチができます。
SEO対策は、検索ユーザーが何を目的としてキーワード検索しているのか?彼らが探している情報、目的、答え、そしてそのために彼らが使用している言葉・キーワード。そして、彼らが見たい、知りたい、聞きたいコンテンツの種類を理解する必要があります。これらのユーザーの検索意図(インテント)を知る事こそがSEO対策の胆でもあると言えます。
あまり専門的な用語や、情報からスタートすると混乱しますので本記事ではここは一旦省略しますが。SEO対策は何もテクニカルで専門的な知識とノウハウだけが必要なわけではありません。ご安心下さい。
今のGoogleやYahoo!(ヤフー)の検索エンジンは人口知能が搭載されていますので過去のSEO対策のように被リンク対策(外部対策)や、HTMLコードの最適化(内部対策)で上位表示出来るようなものではなくなりました。※勿論、外部対策、内部対策は今でも重要です。
そうです、2021年のSEO対策は検索ユーザーを知る事。そして、彼らの欲求を満たす価値ある情報、コンテンツを最大化させることにあります。それが出来れば、あなたのホームページには沢山のお客さまで賑わいアクセス数・トラフィックは途絶えないでしょう。そして、グーグルもヤフーもそんなホームページ・ウェブサイトは見逃しません。
とはいえ、SEO対策はそこまで単純で簡単なものでも無いというのも悩ましいところです。コインに裏と表があるようにSEOにも一方では、検索ユーザーの意図を知りその答えとしてコンテンツを最大化し提供するという側面があり。
もう一方では、検索エンジンのクローラーに見つけてもらいアルゴリズムに合わせ最適化させる必要があります。本記事を含め、SEO対策初心者ガイドではその両方に対しての方法を学ぶことが出来ます。長くなりますが。お付き合いください。
SEO対策とSEOの違い
SEO対策とSEOは、基本的に同じ意味で使われます。とはいえ、用語としてはSEOが検索エンジン最適化なのに対してSEO対策は検索エンジン最適化対策という意味になります。明確な違いはなく、言い方の違いですのであまり気にせず同じ用語として考えて下さい。
SEO対策の読み方
SEO対策は、頭字語でして”Search Engine Optimization”。これが正式名称です。日本語では、そのまま直訳的ではありますが。検索エンジン最適化と言います。10文字にも満たないキーワードですが。先に紹介した通りSEO対策は、グーグル・Yahoo!の検索エンジンに対してホームページ・コンテンツを最適化させる必要がありますのである意味それを的確にとらえた名称でもあります。
日本語での読み方
日本語でSEO対策は、えす・いー・おーと読みます。ひらがなで表記は非常に違和感がありますね。カナ表記で、エス・イー・オーもしっくりきませんが。あと間違っても『セオ』や『セーオー』などと読まないように注意してください。SEO対策黎明期には、この読み方をされる社長さんが非常に多くどのタイミングで突っ込みを入れるか躊躇するほどでしたので。
ちなみに、Googleがまだメジャーではなかった時代にはよくグーグルではなく。『ゴーグル』とは、『ゴッグル』など今では信じられない読み方が飛び交っていました。
SEO対策・検索エンジンの基本
SEO対策を理解する上では、検索エンジンを理解しなくてはいけません。検索エンジンは、世界中の情報を集めた電子辞書だと思ってください。何十億のコンテンツを精査し、何千もの要素であるアルゴリズムで評価して辞書で検索するユーザーの目的に最適な答えであるかを判断し検索結果を表示します。
そして、検索エンジンは「クロールとインデックス作成」と呼ばれるプロセスを介して、インターネット上で利用可能なすべてのコンテンツ(Webページ、PDF、画像、ビデオなど)を検出してカタログ化し、それがどの程度一致するかによって並べ替えることによって、これらすべてを実行します。 「ランキング」と呼ばれるプロセスでのクエリ。クロール、インデックス作成、ランキングについては、第2章で詳しく説明します。
検索エンジンとは?
検索エンジンは留守番電話です。彼らは何十億ものコンテンツを精査し、何千もの要素を評価して、どのコンテンツがあなたの質問に答える可能性が最も高いかを判断します。
検索エンジンは、「クロールとインデックス作成」と呼ばれるプロセスを介して、インターネット上で利用可能なすべてのコンテンツ(Webページ、PDF、画像、ビデオなど)を検出してカタログ化し、それがどの程度一致するかによって並べ替えることによって、これらすべてを実行します。 「ランキング」と呼ばれるプロセスでのクエリ。クロール、インデックス作成、ランキングについては、第2章で詳しく説明します。
Amazonも楽天市場も、ジャパネットたかたも検索流入が多い!
SEO対策に対して、否定的なのはそれぞれ事業者さまごとに戦略や考え方があってのものだというのは理解しています。しかし、これからwebマーケティングを成長させ事業拡大をしていくのならば業界最大手でもありwebマーケティングのトップランナーである企業、WEBサイトをベンチマークするのは必然です。
そうあのAmazonも楽天市場も、ジャパネットたかたもアクセス全体の約3割は検索エンジンからの検索流入に支えられており実際のデータを分析したわけではありませんが。各社ともにSEO対策に対して、それぞれ非常に戦略立てて展開されているように思います。
Amazon.comアクセス全体の検索流入シェア
Amazon.comは、アメリカでもアクセス数・トラフィックの多さで4位という巨大ショッピングモールですが。あのAmazonでさえ、検索流入が27.86%(2021年1月現在)もあります。
楽天市場アクセス全体の検索流入シェア
楽天市場は、Amazon.com以上に検索流入の占める割合が多く34.97%(2021年1月現在)もあります。
ジャパネットたかたアクセス全体の検索流入シェア
ジャパネットたかた、コロナ過で大きく業績を伸ばされている企業です。テレビショッピングのイメージが強いですが。ECサイトの売上比率も非常に伸ばされておりますが。こちらも楽天市場さんと同様にアクセス数・トラフィックに対して34.13%(2021年1月現在)が検索流入となっています。
検索からのアクセス数・トラフィックは非常に重要
これからホームページで集客や、商品・サービスの販売をされる方は必ず覚えておいて下さい。SEO対策は、オワコンなんてトンでもありません。これから本気でwebマーケティングをして、ビジネス、事業拡大を計画されているならばSEO対策は必須です。
もちろん、商品、商材、サービスや業種、職種や目的によっては、他の戦略、戦術の方が優先順位が高いかもしれません。しかし、SEO対策こそが個人事業、中小零細企業が大手企業と勝負できるフィールドでもあるのです。SEO対策について、全く知識がない方。名前を知ってるだけという方は、本記事を読み進めて下さい。
既にSEO対策をやってるという経験者の方は、知っているという内容が多いかもしれませんのでスルー頂いてもOKです。ただし記事末のGoogleとBingの検索ポリシー(コンセプト)をご紹介していますので、復習を兼ねて再度現在のSEO対策が2大検索エンジンのポリシーに則って行われているかチェックして見て下さい。
2021年:検索エンジンのシェア(日本)
こちらのパソコン、スマホと全デバイスにおける検索エンジンのシェアを見て頂きたい。多少の推移はあるものの2019年代から約8割近くを推移しており2位のヤフーに対して3倍近くの開きがある。ほぼGoogle一強と言って良い数値でMicrosoft率いるBingでさえも圧倒的な差を開かれ追いつくどころか3位に甘んじている。以下にデスクトップ、タブレット、モバイルの検索エンジンシェアを紹介する。
デスクトップ(PC・パソコン)の検索エンジンシェア
タブレット(ipad・Galaxy Tab)の検索エンジンシェア
モバイル(スマホ・携帯)の検索エンジンシェア
日本の検索エンジンシェアについて、更に掘り下げてご紹介しております。こちらの記事を読んで頂く事で、2021年のSEO対策にとってどの検索エンジンに対してターゲットとするのか?SEO戦略の検討材料として頂けます。
SEO対策はGEO対策!?
検索エンジンシェアとSEO対策の関係を簡単にご説明しました。グラフの画像を見て頂くと一目瞭然ですが。PC(パソコン)も、タブレット端末もスマホ・モバイルも圧倒的にGoogle検索エンジンがシェアを占めています。SEO対策はGoogle検索エンジン対策といえるでしょう。
2021年はSUO対策?検索ユーザー対策も!?
2021年現在のSEO対策は、今や検索アルゴリズムや検索ランキングの要素などと言った議論をするのは時代遅れだと海外のSEO対策スペシャリストたちからはそういった声が上がっています。実際これらのコメントに対して、Googleのジョンミューラー氏も同意しており。
『それは素晴らしい戦略ですね。』と賛同していることからも見て取れるように2021年のSEO対策は、検索ユーザー対策・SUO対策(Search Engine User Optimize)の時代に突入したといえます。彼らのコメントを見ますと、これからはユーザーに取って価値がある意味があるかどうかを最優先事項として考える必要がありそうです。
SEO対策の仕組み
SEO対策の仕組を理解するためには、まず検索エンジンを理解する必要があります。そして、検索エンジンには主に3つの機能がありこの3つの機能が検索順位を決めるSEO対策のキーとなります。※検索順位を決める要素であるアルゴリズムは、これとはまた別です。
- クロール・クローラー :インターネット上のコンテンツを探し回り、見つけた各URLのコードやコンテンツに目を通します。
- インデックス:クローリングの過程で見つかったコンテンツを保存し、整理します。ページがインデックスされると、関連するクエリの結果として表示されます。
- ランク:検索者のクエリに最も適したコンテンツを提供します。
検索エンジンのクロール・クローラーはどのように?
クローリングとは、検索エンジンがロボットチーム(クローラーやスパイダーとして知られている)を送り出して、新しく更新されたコンテンツを発見するプロセスです。コンテンツは、ウェブページ、画像、ビデオ、PDFなど様々ですが、形式に関係なく、コンテンツはリンクによって発見されます。
Googlebotは、まずいくつかのウェブページを取得し、それらのウェブページのリンクをたどって新しいURLを見つけます。このようにリンクをたどっていくことで、クローラーは新しいコンテンツを見つけ、それを発見されたURLの膨大なデータベースである「カフェイン」と呼ばれるインデックスに追加することができます。
検索エンジンのインデックスとは?
検索エンジンは、見つけた情報(ウェブサイト、ページなど)を処理してインデックスに保存します。発見した全てのコンテンツの巨大なデータベースで、検索者にサービスを提供するのに十分なほど収集し整理しています。
検索エンジンランキング
誰かが検索をかけると検索エンジンは、関連性の高いコンテンツをインデックスから探し出し、検索者のクエリ・検索意図(インテント)を解決することを期待して、そのコンテンツを順番に並べていきます。
この関連性による検索結果の順序付けは、検索ランキングとして知られています。一般的に、ウェブサイトがランク付けされているほど、検索エンジンはそのサイトがクエリに関連性があると考えていると考えることができます。
あなたのサイトの一部または全部から検索エンジンのクローラーをブロックすることも可能です。検索エンジンに特定のページをインデックスに保存しないように指示したり、設定したりすることができます。
これには理由がありますが、もしあなたのコンテンツを検索者に見つけてもらいたいのであれば、まずクローラーがアクセスできるようにしてインデックスできるようにしなければなりません。そうでなければ、それは見えないのと同じです。
この記事を読み終わる頃には、検索エンジンを攻略しようとするのではなく、検索エンジンと連携するために必要な道しるべを手に入れることができるようになります。
クローリング:検索エンジンはあなたのページを見つけることができますか?
ここまでご紹介したように、あなたのウェブサイト・ホームページがクロールされ、インデックスされていることを確認することは、SERP(検索結果)に表示されるための前提条件です。すでにウェブサイトをお持ちの方は、まずはインデックスに掲載されているページの数を確認することから始めてみるのも良いかもしれません。
これをすることで、Googleがあなたの望むページをすべてクロールして見つけているかどうか、また、あなたの望まないページはないかどうかについて、いくつかの素晴らしいヒントを得ることができます。
インデックスされているページをチェックする方法の一つは、”site:yourdomain.com “とGoogle検索バーに入力します。そうすると、Googleが指定したサイトのインデックスの結果が返ってきます。
Googleが表示する結果の数は正確にはインデックスされているページの数ではありませんが、あなたのサイトでどのページがインデックスされているのか。また、そのページが現在どのように検索結果に表示されているのかを検索結果として確認することができます。
より正確な結果を得るためには、Google Search Consoleでインデックスカバレッジレポートを監視し、使用してください。現在Google Search Consoleのアカウントをお持ちでない場合は、無料のGoogle Search Consoleアカウントにサインアップすることができます。このツールを使用すると、サイトのサイトマップを提出したり、提出されたページが実際に Google のインデックスに追加された数などを監視することができます。
検索結果にインデックスされたページが表示されない。。
検索結果のどこにも表示されない場合、いくつかの理由が考えられます。
- あなたのサイトはまだ新しく、クロールされていない。
- あなたのサイトが外部のウェブサイトからリンクされていない。
- あなたのサイトは、ロボットがクロールすることが難しい構造になっています。
- あなたのサイトには、検索エンジンをブロックしているクローラーディレクティブと呼ばれる基本的なコードが含まれています。
- あなたのサイトは、スパムによりGoogleからペナルティを受けています。
インデックス作成:検索エンジンはあなたのページをどのように解釈し、保存するのでしょうか?
あなたのサイトがクロールされたことを確認したら、次はインデックスされることを確認する必要があります。しかし、あなたのサイトが検索エンジンに発見され、クロールされたからといって、必ずしも検索エンジンのインデックスに保存されるとは限りません。
前のクロールのセクションでは、検索エンジンがどのようにしてあなたのウェブページを発見するかを説明しました。インデックス作成は、発見されたページが格納される場所です。クローラーがページを見つけると、検索エンジンはブラウザと同じようにページをレンダリングします。その過程で、検索エンジンはそのページのコンテンツを分析します。その情報はすべてインデックスに保存されます。
インデックスがどのように機能するのか、また、どのようにしてあなたのサイトをこの重要なデータベースに入れることができるのかについて学びましょう。
Googlebotのクローラーがどのように自分のページを見ているかを見ることはできますか?
はい、キャッシュされたページには、前回Googlebotがクロールした時のスナップショットが反映されています。Googleは、ウェブページをクロールしたりキャッシュしたりする頻度を変えています。
Yahoo!や楽天市場のように頻繁に記事や商品ページが更新されている有名なサイトの方が、個人のマイナーなウェブサイトよりもクロールされる頻度が高くなります(本当ならば…)。
SERPのURLの横にあるドロップダウン矢印をクリックして「キャッシュ」を選択すると、キャッシュされたバージョンのページを見ることができます。
これはSEO対策相談所の検索結果の画面です。お恥ずかしながら、サイト名であるSEO対策相談所で検索してもまだサイト公開から1ヶ月も経過していないためTwitterが出ます。。Googleさん、そこじゃなくて公式サイトを上位表示お願いします^^
ランキング:検索エンジンはどのようにURLをランク付けするのか?
検索エンジンは、誰かが検索バーに検索キーワード・クエリを入力したときに、関連性のある結果が返ってくるようにするこのプロセスはランキングと呼ばれます。特定のクエリ(検索結果)に最も関連性の高いものから最も関連性の低いものまで、検索結果を順番に並べて順位付けされることで知られています。
関連性を判断するために、検索エンジンはアルゴリズム(検索順位を決める仕組み)を使用しています。これらのアルゴリズムは、検索結果の質を向上させるために、長年にわたって多くの変更を繰り返してきました。最近だと2020年12月4日のコアアルゴリズムのアップデートです。
そして、Googleは毎日のようにアルゴリズムの調整を行っています。これらの更新の中には品質の微調整を行うものもあれば、ペンギンによるリンクスパム対策のように特定の問題に対処するために導入された中核的/広域的なアルゴリズムの更新もあります。2000年までさかのぼって確認されたGoogleのアップデートと未確認のGoogleのアップデートのリストは、Googleアルゴリズム変更履歴を別記事で改めて執筆したいと思います。
SEO対策が重要な理由
SEO対策の全体像がここまで読んで頂ければご理解頂けたのでは無いでしょうか?専門的なキーワードは出来るだけ避けておりますが。分からない箇所があれば、ご遠慮なくコメント下さい。また改めて、SEO対策が重要な理由をピックアップしたいと思います。
SEO対策が重要な理由は、挙げればキリがありませんが。分かりやすく3つご紹介します。
1,ウェブサイトのアクセス・トラフィックの半分はオーガニック検索
先の大手企業・大手サイトのアクセス・トラフィックの流入元の割合をご紹介しましたが。大手でも約3割の30%がオーガニック検索からのアクセスです。我々、中小、零細企業であればほとんどのウェブサイトのアクセス・トラフィックは50%以上がオーガニック検索なんです。
つまり、オーガニック検索からのアクセス流入を作れなければwebマーケティングはスタート出来ないのと同義なんです。webマーケティング、ネットからの集客をするならばSEO対策は無くてはならないものなのです。
2,見て欲しい顧客にウェブサイトを見てもらえる
SEO対策が重要というよりも、必須と言える理由がウェブサイト・ホームページを公開し目的である集客や商品の販売をするために必要な顧客・ユーザーのアクセスを獲得する必要があるためです。先に紹介したように、検索結果としてランキングされるウェブサイト・ページの数は増え続けています。
このような状況の中で、目的にマッチする検索ユーザーに自社のウェブサイト・ホームページを見てもらうためには必ずSEO対策をしなければまず見てもらう事すらできないのです。
3,信頼とブランド価値を高めれる
SEO対策で得れる利益というのは、何も直接的な売り上げや反響だけではありません。対外的な信用信頼と言った企業価値の向上。そして、人材募集をする際に業界内外でのブランドとしての認知を得ることが可能となります。
そして、SEO対策で結果を得るためにはホームページの分かりやすさ、表示速度といったユーザーにとっての使い勝手も高めつつ検索ユーザーが求める情報や価値を提供しなければなりません。これらは究極に言えば、WEBマーケティングにおいては、当たり前に必要な必須条件でもあるのです。
ですから2021年のSEO対策を極めるというのは、ユーザー・顧客に対して最適化させた価値をウェブ上で届ける事となるためオンライン、オフライン関係なく事業活動上において大変有意義なことなのです。
SEO対策のメリット
SEO対策は、WEBマーケティングを行う上ではほとんどがメリットであるともいえますが。基本的なSEO対策の初心者が知るべき情報を把握せずに実施すればデメリットだと感じることもあるかもしれません。ただし、SEO対策を担当するWEBマーケティング担当者のほとんどが抱える悩み、問題、課題を理解しておけば解決できます。既にご紹介した『SEO対策の重要性』の3つもメリットに含まれますのでそれを除いてご紹介します。
SEO対策は【無料】で質の高いトラフィック・アクセスを増やす
Googleでは年間、月単位、日単位でどれだけの数の検索が行われているのか気になったことはありませんか?Googleは1日あたり約70億回以上の検索を処理します(via Internetlivestats @NetLiveStats 2021年)。 この統計で計算すると、Googleは平均して毎秒80,000を超える検索クエリを処理することを意味します。 ちなみに、2021年1月8日18時現在は約59億回。
SEO対策は、この継続的に流れるアクセス・トラフィックの波を、無料で尚且つターゲットを絞ったうえで自社の見て欲しいページ・情報にダイレクトにアクセスしてもらう事が出来ます。リスティング広告などに毎月課金、コストを支払っているならばSEO対策はそれ以上のパフォーマンスを無料で提供してくれる潜在的な可能性を秘めています。そして、今まで発生していた広告宣伝費を大きく削減できるかもしれません。
SEO対策はユーザー体験の向上
ウェブサイトを改善し、ユーザー体験を最大化する方法はたくさんあります。SEO対策には、、ナビゲートしやすいウェブページの提供、モバイルフレンドリーなウェブサイトの構成やページ表示速度の最適化などが含まれます。
このすべてが、より良いユーザー体験につながります。その結果、より多くのクリック、より多くのリード、より良いブランドの想起、より高いコンバージョン率につながります。これが検索エンジンのサイトが求めているものであり、その結果、SEO対策につながり検索順位を向上させることができます。
SEO対策はリード獲得の最も効果的な方法です!
インバウンドマーケティング戦略におけるSEO対策は、B2B(Business to Business)、B2C(Business to Customer)、非営利団体の間で最も効果的で成功しているリードソースです。インバウンドには、検索エンジン最適化、ソーシャルメディア、コンテンツマーケティングなどが含まれます。
あなたがもしSEO対策からリード獲得できていない場合は、SEO戦略を再検討する必要があります。現状を把握したうえで、出来るだけ早く実行しましょう。市場の他のプレイヤーがあなたのシェアを獲得しているかもしれません。
SEOは高い成約率をもたらす
統計によると、アウトバウンドリード(展示会、テレアポなど)からの成約率が1.7%であるのに対し、SEO対策によるリード獲得からの成約率は平均14.6%という結果が出ています。顧客へのアプローチ(アウトバウンドやコールドリード)は、コンバージョン率が低くなることが多いです。
一方、潜在顧客や顕在顧客に見込み顧客がキーワード検索して情報やサービスを実際に調査しているSEO対策のリードは、コンバージョン率が飛躍的に高くなります。オンラインで調査をしているこれらの人々は、すでに特定の要件、意思と目的持ったうえで情報検索しているからです。
SEO対策のデメリット
SEO対策のメリットは、非常に大きいものがありますが。事業者の方が目指す方向性や目的のための計画・タイムスケジュールにおいてはデメリットになる場合もあります。それらも把握したうえで、今の自社に必要なマーケティング戦略かを具体的に検討しましょう。
SEO対策の結果は時間がかかる
おそらく、ビジネスのためにSEO対策を実施する上での大きなデメリット・欠点は、SEO対策を準備、実行してからリード獲得などの目的、利益を得るまでの長い道のりです。※ドメイン、事業内容、ターゲットキーワードなどによっては短期間で結果を得ることも十分に可能です。
デジタルマーケティングの成功は、単にあなたのウェブサイト、ホームページを制作するだけでなく、検索エンジンで上位表示しランキングと存在感を得ることだけではありません。このプロセスは、数時間、数日、あるいは数週間かかる可能性がある検索エンジンであなたのコンテンツがインデックスされるようになることを含む。あなたのホームページからすぐに結果が欲しい、または必要な場合は、SEO対策はあなたのための良い戦略ではないかもしれません。
SEO対策は投資収益率(ROI)を得るために時間がかかる
SEO対策を開始してから実質的な結果を生み出すのに長い時間がかかります。それはまた、SEOによる良い投資収益率(ROI)を達成するために必要な時間がかかります。これは、継続的な運用を必要とするSEO対策にとっては当たり前のことですが。短期的に実質的な収益を必要とする中小企業にとっては好ましくないかもしれません。もちろん、事業計画やSEO対策を実施するタイミングにもよりますが。SEO対策は競争力のあるニッチのための大きな投資を必要とします
あなたがバックリンクを誘致し、コンテンツを生産するようなSEOキャンペーンのすべてを行わない限り、SEOは本当に完全に「無料」のデジタルマーケティングツールではありません。あなたが本当にすべてのマーケティング努力から実質的な結果を生成したい場合は、ほとんどの場合、すべての有機的なリンクや他のSEOマーケティング活動を構築するために、外部の助けを募集し、雇うことになるかもしれません。あなたが非常に競争の激しいニッチで動作し、マーケティングしている場合、これは特に真実です。
SEO対策は結果(特に1ページ目のランキング)を保証するものではありません。
検索エンジンの結果ページの最初にランディングすることは、あなたのSEOで達成するために計画すべき最も重要な目標の一つになります。検索ユーザーの75%は、この最初のページをスクロールして、残りのページを無視することはないでしょうから、最初のページに着陸することは、検索結果で本当に重要なことです。SEOは、あなたがターゲットとしているキーワードを使用して検索結果の最初のページに着陸することを即座に保証するものではありません。
SEO対策を完全にコントロールする事はできません
Googleのアルゴリズムの本当の仕組みを完璧に理解している人は誰もいません。それはGoogleの社員や元開発者であってもです。あなたが検索順位で重要だと思っていること(そして、いわゆる達人・スペシャリストが提案していること)が、あなたが期待している結果とは正反対の結果をもたらすかもしれません。
Googleだけが知っていて、Googleだけが完全にコントロールしています。あなたは、あなたがどのくらいのトラフィックを生成し、あなたのすべてのSEO対策の努力からどのような種類のトラフィックを得ることになるのかを制御することはできません。もちろん、出来るだけ求める結果に近づくための対策をすることは可能です。しかし、それも100%ではありません。
Googleのペナルティを受けるリスク
下のグラフは、Googleの検索アルゴリズムですでに実行されているアップデートの歴史を表すグラフです。パンダ、ペンギンとハミングバードといったいかにも可愛らしいネーミングですが。これらのコアアルゴリズムのアップデートの度に、今までのSEO対策にかけた努力、労力、時間と言ったものが一晩で水の泡となるケースも極まれにあります。
WEBマーケティングとしてSEO対策を実行する中で、コアアルゴリズムのアップデートほど戦々恐々とするものはありません。
Googleウェブマスターガイドライン
基本方針:
- 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
- ユーザーをだますようなことをしない。
- 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
- どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトと言えるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
具体的なガイドライン
次のような手法を使用しないようにします。
- 自動生成されたコンテンツ
- リンク プログラムへの参加
- オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
- クローキング
- 不正なリダイレクト
- 隠しテキストや隠しリンク
- 誘導ページ
- 無断複製されたコンテンツ
- 十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
- ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
- フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
- 構造化データのマークアップの悪用
- Google への自動化されたクエリの送信
次のような望ましい行動を習慣付けます。
サイトがガイドラインに違反している場合、Google ではサイトに対して手動による対策を適用します。問題を修正した後、サイトの再審査をリクエストできます。
引用:Googleウェブマスターガイドライン 品質に関するガイドライン
BingWebマスターガイドライン
基本原則:
- 明確で、深く、魅力的で、見つけやすいコンテンツをサイトに提供します。
- ページタイトルを明確で関連性のあるものにしてください。
- リンクは人気のシグナルと見なされ、Bingは有機的に成長したリンクに報酬を与えます。
- 社会的影響と社会的シェアは前向きなシグナルであり、長期的には有機的にランク付けする方法に影響を与える可能性があります。
- ページの速度は、前向きで便利なユーザーエクスペリエンスとともに重要です。
- Bingがコンテンツをよりよく理解できるように、alt属性を使用して画像を記述します。
避けるべきこと:
- 薄いコンテンツ、主に広告やアフィリエイトリンクを表示しているページ、または訪問者を他のサイトにリダイレクトするページは、ランクが高くありません。
- リンクの購入、リンクスキームへの参加など、インバウンドリンクの数と性質を増やすことを目的とした不正なリンク戦術は、インデックスの解除につながる可能性があります。
- クリーンで簡潔な、キーワードを含むURL構造が適切に配置されていることを確認します。動的パラメータはURLを汚し、重複コンテンツの問題を引き起こす可能性があります。
- 可能な場合は、URLをわかりやすく、短く、キーワードを豊富に使用し、文字以外の文字は避けてください。
- Javascript / Flash / Silverlightでリンクを埋める; これらにもコンテンツを含めないでください。
- 重複するコンテンツ
- キーワードの乱用
- クローキング—検索エンジンのクローラーに訪問者とは異なるコンテンツを表示する方法。
SEO対策初心者に必ず読んで欲しいおすすめ記事
SEO対策初心者が陥るアクセス数、PV、検索順位と言った目的とは違うSEO対策の数字に囚われるSEO対策マジックにはまってしまい検索対策をする事が目的とならないようKPI設定とは別に”SEO対策の目的・目標を明確にする”ことの重要性をご紹介しております。
なぜSEO対策をするのか?何を目的とするのか?何をゴールとするのか?既に決めているようで、実際には漠然としているという方がかなり多いというのを今まで沢山見てきました。これはSEO対策のパフォーマンスにも大きな影響がでる大きな要素でもありますので是非、じっくりと腰を据えて再度目的を決め。複数あるならば、1つ1つの優先度、優先順位を決めてみましょう。