何コレ!?『インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません』を解説

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インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません…。』XMLサイトマップはちゃんと作っているし、サーチコンソールでサイトマップ見てもステータスは”成功しました”になっている。原因が分からず、何だかモヤモヤするしSEO対策に悪影響があるのではないか??と考えると解決したいですよね。

今回は、SEO対策相談所の藤吉が弊社でも結構ご相談頂くGoogleサーチコンソールのカバレッジに表示されるメッセージの1つである『インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません』を解説します!

結論:SEOに大きな影響はありません^^

先に結論から言っておきますと、大抵はSEO対策に対して悪影響ってほど心配する必要は無いってケースが殆どですのでご安心してくださいね!とはいえ、Googleさんも以下のように重要なURLである場合はサイトマップに登録して送信する事を推奨しています!

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引用元:サーチコンソールヘルプ

インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません: この URL は Google によって検出され、インデックスに登録されました。重要な URL はすべて、サイトマップを使用して送信することをおすすめします。

「インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません」が表示される理由

このメッセージが表示される理由は、いくつかのケースが考えられます。ザックリと今まで遭遇したケースや、考えうるケースを挙げてみました!そこまで重要なページではない場合には、無視しても良いかもしれません。でも、モヤモヤするので解消しておくに越したことはありません!

  1. XMLサイトマップに登録し忘れた。
  2. わざとサイトマップに登録していないけどインデックス登録された。
  3. 存在を忘れていたページがインデックス登録されている。
  4. XMLサイトマップにあるURLと記述が違う。
  5. サーチコンソール・サチコのバグやエラー
  6. XMLサイトマップがHTML形式だった。
  7. SEOプラグインの不具合

XMLサイトマップに登録し忘れた、登録漏れ。

XMLサイトマップを、WordPress(ワードプレス)SEOプラグインなどで自動更新しているケースでは殆どありませんが。小規模な静的サイトなどで手動でXMLサイトマップファイルを更新しているケースでよくありますが。どうしても、手動でアナログに1つ1つ手作業で更新しますのでどうしても新しいページを追加し忘れたりなどで発生することがあります。XMLサイトマップに登録すれば、時間の経過とともに解消されます。

SEO対策を強化することを考えますと、自動更新でXMLサイトマップはアップデートされるようにすべきですね。とくに昨今の検索意図がアルゴリズムで重視されている中では、記事型コンテンツというのはどのような業界やジャンルでも必要になりますのでサイトのコンテンツ・記事の拡張性のためにワードプレス実装も検討すべきかもしれません。SEO対策相談所では、WEBサイトのWordPress(ワードプレス)サイト化も格安で行っております!

意図的にXMLサイトマップ登録していない

XMLサイトマップに意図してURLを含めない、含めたくないページというのがサイト運営をしていますと出てきます。そして、それらは同時にインデックス登録もさせたくないと思いつつもnoindexの設定を忘れてしまったが故にインデックス登録されているけどサイトマップには登録されていないとなるわけです。これも上記と同様に結構多いケースです。そして、原因も大抵は手動でサイトマップファイルを作成、更新しているため発生しています。

  • エラーページ
  • 検索結果0件ページ
  • 完了ページ
  • 類似ページ
  • 古いコンテンツ

インデックス登録させたくない、しないでいいと言うのは上記のようなページがあります。これらもWordPress(ワードプレス)サイトであればSEOプラグインで簡単にnoindex設定をすることが出来る為今回のようなケースも事前に防ぐことが可能です。

存在を忘れていたページがインデックス登録されている。

社内のweb担当者が、知識があまりないためテスト環境やローカルで構築せずに本番環境で新しいコンテンツやページを作っているのがインデックス登録されるなどのケースがあります。あとは、テストで作ったつもりがBasic認証設定などせずに構築したためそれがインデックス登録されデータも削除していないためそのままインデックス登録され検索結果にも表示されているというケースです。

あとはWordPress(ワードプレス)でテーマを購入し実装した際に、最初からあるデモデータが公開済みのままでインデックス登録されているというケースもあります。これらは、サイトマップファイルには含まれていないけど古くからそのままにされているためメッセージが表示されています。ブラウザに「site:○○(URL)」で実際にインデックス登録されているページをザックリチェックしてみると意外なページがインデックス登録されているという事がありますのでお試し下さい。

XMLサイトマップにあるURLと記述が違う。

  • 日本語表記のURLやパーマリンクがあるURL
  • ページネーションで分割されたページのURL
  • 年月日別のアーカイブページのURL

これはWordPress(ワードプレス)サイトでもよくあるんですが、記事作成時にパーマリンクを日本語でそのまま公開してしまうケースです。日本語ドメインやパーマリンクは、Punycode表記といってそのまま日本語ではなく変換されて認識されます。

例)

XMLサイトマップにあるURL:サイトマップ.com
Punycode:xn--eck7a4bt0fvb.com

上記のテーブル表のように、同じドメインでもサイトマップと実際にクローラーが見ているURLは違うためメッセージが表示されます。

サーチコンソール・サチコのバグやエラー

カバレッジを毎日チェックする、サーチコンソールヘビーユーザーのweb担当者さんからこのエラーはかなり前から解消しているんですけどなぜ表示されたままでしょう??というご質問を頂く事がありますが。サーチコンソールは、完璧じゃありません。バグやエラーもやはり発生しますし、解決済みのエラーでもそのまま一定期間解消されずに表示されたままという事も有ります。

正直、SEO対策に対してのインパクトが弱いものであればそこに多くの時間を消費せずに別のやるべき優先度の高いタスクを実行した方が結果としては良いと個人的には考えております。

XMLサイトマップがHTML形式だった。

サイトマップの登録を急ぐがあまり、XMLではなくHTML形式のサイトマップを作って登録したというケースです。これはタイトルにあるようにインデックス登録されているけどサイトマップが、、というメッセージより前にサイトマップについてエラーメッセージが届けられます。ちゃんとHTML形式になってますよと表示されます。この場合は、サイトマップをXML形式で作り直して登録すれば解決します。

SEOプラグインの不具合

WordPress(ワードプレス)あるあるですが、SEOプラグインでサイトマップを生成し更新対応している場合に起きるエラーです。SEOプラグインもやはり稀にバグやエラーが起きるんですが、これにプラグイン作者さんが気付いてないもしくは対応が間に合っていないという事で新しいページが公開されインデックス登録されているけど、サイトマップには無いと言う現象が起きます。定期的にサチコでカバレッジやサイトマップの項目をチェックしておけば問題ないことなんですけどね。

おすすめの解決法!

今回の、『インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません』というサーチコンソールのメッセージについてのおすすめの解決法は以下の通りです!

XMLサイトマップは自動生成・自動更新

XMLサイトマップを手動で作らない、更新しない!これが一番の解決策です。どうしても単純で、今までと同じやり方だから手動でやっておこうというのは分かりますが。漏れや間違いが出やすいため、出来ればWordPress(ワードプレス)SEOプラグインなどで完全自動化にする事をおすすめします!

WordPress(ワードプレス)じゃないサイトの場合、将来的にSEO対策に力を入れて拡大していくならば早めにWordPress(ワードプレス)サイト化するのをおすすめします!それ以外であれば、社内で管理できるならば自社のオリジナルCMSでサイトマップも自動化というのが良いでしょう。

WordPress(ワードプレス)のSEOプラグインを使おう!

上記でも紹介していますが、WordPress(ワードプレス)サイトであれば手動でやる事はほぼ無くなります。SEOプラグイン(無料)をインストールして設定をやればあとは勝手にSEOプラグインが自動生成、自動更新してくれるわけですから。これだけ便利なツールはありません。

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